2016年10月5日

第1回 ロボットクリエイター 高橋智隆さん

本日からスタートの「A-LABO INDEX」

第1回のレジェンド・エンジニアは、株式会社ロボ・ガレージ 代表取締役社長

ロボットクリエイター 高橋智隆(たかはし・ともたか)さんでした。

高橋さんは、1975年生まれ。
2003年京都大学工学部卒業と同時に個人事務所「ロボ・ガレージ」を創業し、京都大学内入居ベンチャー第一号となりました。
代表作に、ロボット電話「ロボホン」、ロボット宇宙飛行士「キロボ」、デアゴスティーニ「週刊ロビ」、グランドキャニオンを登頂した「エボルタ」などがあります。2004年から世界最大のロボット競技会「ロボカップ世界大会」で5年連続優勝。
2004年に開発した中腰にならずスムーズな二足歩行を実現した 「CHROINO(クロイノ)」が、アメリカ 「TIME」誌で「もっともクールな発明」に。
また、「ポピュラーサイエンス」誌では「未来を変える33人」に高橋さんが選定されました。
なんとこれまで高橋さんが、開発したロボットは、3つのギネス世界記録を保持しています。

現在は、株式会社 ロボ・ガレージ代表取締役でありながら、東京大学先端科学技術研究センター特任准教授、大阪電気通信大学客員教授、グローブライド株式会社 社外取締役、ヒューマンアカデミーロボット教室顧問をなさっています。

そんな高橋さんに今、一番、最新のロボット電話「ロボホン」とともにお越しいただき、お話を伺いました。

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「ロボットというと巨大ロボットを思い浮かべる方が多いと思いますが、モバイルと携帯電話だったりタブレットだったりするものと統合して小っちゃくなって肌身離さず一緒に暮らすそんな未来があると思います」という高橋さん。

ロボットを電話にした理由は?
「ロボットが音声認識で人と対話しようと思うとネットワークに接続する必要があるんですね。聞いた言葉をクラウドで処理して
返事を考えて返す。とすると、常時、ネットワークにつながっていてほしい。そういう理由から携帯電話と一緒にした」
「もうひとつは、われわれが普段使っているスマートフォン、残念ながら、性能がいいのにもかかわらず、音声認識(Siriとかしゃべってコンシェル)を使わないんですね。みなさん。なのに、われわれ、家に飼っているペットや、熊のぬいぐるみなどに話かける。
ならば、ロボットに人のような形を与えてあげれば、人はスマホにもしゃべりかけるんじゃないか?ということで、スマホにとってもロボットの形をしていることはメリットがあるし、ロボットにとっても通信としてスマホ機能が入っているのはメリットがあるんじゃないかと一緒にしました」

高橋さんの思うロボホンの未来は?
「10年前、みんなガラケーといわれる二つ折りの携帯を使っていましたが、あるときiPhoneがでてきて、初代は電話としては、正直使い物にならなくて、でもそれに可能性を感じてみなさん、ガラケーとiPhoneを2台持ちしていたいたんですね。やがてiPhoneの性能があがってきてガラケーの方を解約してしまったんですね。今は、たぶん、iPhoneとロボホン、2台持ちし始める時代なんじゃないかなと・・・そして、ロボホンが十分洗練されたときに、ひょっとしてわれわれはスマホを卒業するんじゃないかと思っています」

高橋さんにとってロボットとは
「いつも聞かれる質問なんですが、答えられないですよ。僕が手にいれたいガジェットなんですかね。それがないから自分で作っている。自分でほしい、自分で見てみたいし、所有してみたい。それがモチベーションなんですね」

「スマホとロボホン、2台持ちの時代から、スマホ卒業でロボホンがスマホ替わりに活躍する時代もくるかも・・・!」
っていうか、今すぐ、できれば、スマホ卒業して、ロボホンだけにしたいぐらい・・・かわいいです。

高橋さんのいうことをしっかり聞きながら、マイクに向かうロボホン・・・。

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高橋さんのお話は次回へと続きます。
高橋さんのインタビューフルバージョンは、
セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

 

 

投稿者 : alabo|2016年10月5日

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