2016年11月29日

第9回 民間月面探査 team  HAKUTO 代表 袴田武史さん

民間月面探査 team  HAKUTO 代表 袴田武史さん

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袴田武史さんのプロフィール

株式会社ispace 代表取締役&ファウンダー、HAKUTO代表
1979年生まれ。米ジョージア工科大大学院で航空宇宙工学修士号を取得後、経営コンサルティング会社を経てispaceを創業。人類が宇宙で生活圏を築き、
宇宙と地球が共存する世界を構築するため、宇宙ロボット技術を活用した民間宇宙事業を推進中。
2010年からGoogle Lunar XPRIZEに「HAKUTO」を率いて参戦中。

 HAKUTOについて】
http://team-hakuto.jp/
HAKUTOは、株式会社ispaceが運営する、日本で唯一Google Lunar XPRIZEに参加するチームです。ベンチャー、大学、そしてプロボノと、様々なバックグラウンドを持った人材が集まり、
それぞれの特技を生かし合って月面探査ロボット(ローバー)を開発し、
Google Lunar XPRIZEに挑戦するプロジェクト「au×HAKUTO MOON CHALLENGE」で
世界初の民間月面探査を目指しています。
20151月には、月面ミッションを達成できる能力のローバーを開発したその技術力が評価され、Google Lunar XPRIZE中間賞のモビリティ部門を受賞しています。

 Google Lunar XPRIZEについて】
http://lunar.xprize.org/
Googleがスポンサーとなり、XPRIZE財団によって運営される、民間組織による月面無人探査を競う総額3,000万ドルの国際賞金レースです。
ミッションは、月面に純民間開発の無人探査機を着陸させ、着陸地点から
500m以上走行し、指定された高解像度の動画や静止画データを地球に送信すること。
1位のチームには賞金2,000万ドル、2位のチームには賞金500万ドルが与えられます。現在、世界各国から16チームが参加しています。

白兎(はくと)というチーム名は、まさに、白いウサギから。
月にはうさぎがいるというおとぎ話もあるように日本らしいチーム名にしたかったという袴田さん。
立ち上げの頃は難しいと思っていたけれど、来年2017年にミッションを成功させることは可能・・とのこと。
ちなみに金額的な問題ですが、賞金は、2000万ドル=20億円だと、普通だとできないけれど、赤字でもやって、次の仕事で回収できると。
ただし、白兎の場合は、打ち上げはに関しては、Astrobotic Technology社の月着陸船に相乗りさせてもらうということで、経費を節約するそうです。それにより、10億円で今回のミッションを達成できるそうです。

 

これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、
セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

by  あられ

投稿者 : alabo|2016年11月29日

2016年11月23日

第8回 日本火星協会  理事長 村川恭介さん

先週にひきつづいて登場してくださった 日本火星協会の村川恭介さん。
今回は、火星居住模擬実験施設MDRSに参加した森山枝里子さんもいらしてくださいました。

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火星居住茂木実験施設「MDRS」って、ユタ州にあるんです。

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The Mars Desert Research Station (MDRS) → http://mdrs.marssociety.org/

2001年から疑似火星探査実験が行われていて毎年12月から5月まで およそ6名が、1チームを組んで2週間、それぞれのテーマに沿った活動を行います。
多くの研究者が疑似火星環境で有人火星探査を行うため各種の探査手法を確認しています。森山さんは、昨年、Team NIPPONで、Crew165として参加しました。

日本チームの様子はこちらで~
http://mdrs1.sakura.ne.jp/

ちなみに「MDRS」の中はどうなっているのかという・・・

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なんか・・・スゴイですね。

火星に行く準備。世界規模で着々と進んでいるんです。

村川さんからのメッセージは、20年後、30年後・・・「火星に行くのは君たちだ!」

そう・・・、20年後、30年後、火星に行くという光景が当たり前になる日、ほんとにくるんですね。

番組こだわりの楽曲も楽しみたいという方は、ぜひ、radikoのタイムフリー聴取機能でどうぞ。(火曜日の番組前までお聴きいただけます)

[radiko.jp]A-LABO INDEX | bayfm78 | 2016/11/22/ | 24:30-25:00 http://radiko.jp/share/?t=20161123003000&sid=BAYFM78
次回のレジェンドエンジニアは、日本初民間月面探査プロジェクト HAKUTのリーダー 袴田武史さん登場です。

https://team-hakuto.jp/index.html

 そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、
セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

 

 

投稿者 : alabo|2016年11月23日

2016年11月16日

第7回 日本火星協会  理事長 村川恭介さん

理事長は、とても気さくな方でした。

村川さんと松風さんです。

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村川さんは、神奈川県生まれ。
もともとは日本で建築の設計のお仕事なさっていましたが、行き着いたところが、宇宙建築だったそうです。
そこで、会社を辞め、アメリカ テキサス州ヒューストン大学大学院建築学科 スペースアーキテクチャプログラム卒業、修士。
学生時代は、NASAや米国大手宇宙企業の研究者たちとともに宇宙ステーション、月面基地、火星基地などの宇宙建築の共同研究に参加。
現在は、ご自身でも宇宙で人間が生活するための宇宙居住施設を研究、国内に模擬火星居住施設建設を模索中。

火星の状態。一般的には寒い。マイナス百何十度。一方では、火星の赤道の近くだと30度ぐらい。
大気があるから温度の違いが生じる。

考えによっては「快適」と、村川さんはおっしゃっていました。(大気があれば、快適)

月面は、マイナス150度~マイナス50度。大気はほとんどない・・・。
月の表面は、150度。裏側は、マイナス150度。

意外~。

火星は、放射線の値が大きくて、それをプロテクトする手法を、開発中。
火星で、その遮蔽に、有効とされているのが、水、氷、土、洞穴の4つ。
NASAでは、火星の水を氷にして作る家が、建築デザインの1等賞をとったそうです。

いろいろ勉強になります。

さて、村川さんの日本火星協会ですが、「日本火星協会」とは「火星の宇宙科学研究、宇宙生物学の研究、ロボット及び、有人火星探査、火星居住の研究活動を促進するNPO法人です」。

日本火星協会の設立の経緯については、1998年8月アメリカの火星協会がNPO法人として発足した際、出席していた日本人のグループによって任意団体として立ち上げられました。その後、ホームページによる広報活動を通して、2015年1月現在、約18名の賛同者を得ています。最近になってオランダのMars OneやアメリカのInspiration Mars等、有人火星探査が現実味を帯びてきた背景もあり、賛同者の中から活動を活性化するために法人化するべきだとの声が寄せられるようになってきました。そして、2015年2月に中心メンバーでNPO法人化の準備を開始。2015年7月4日に設立総会を開催、設立されました。

日本火星協会では、宇宙という大きな領域に広げることで、人間の潜在能力を解き放つことができるとし、太陽系の中で地球に最も近い火星に到達し、人類の生活圏構築に技術を熟成させることを必要としています。この大いなる発展への挑戦は、世界が団結することでしか成し遂げることができず、この成功により人類の平和が実現できるとしているのです。

自分の子孫たちが火星に行く時代を夢みて、そのためにできることを模索している村川理事長。次回も登場!

村川理事長とともに、火星居住模擬実験施設MDRSに参加した森山枝里子さんが登場します。

http://www.marssociety.jp/

これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、
セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

 

by  あられ

 

 

投稿者 : alabo|2016年11月16日

2016年11月9日

第6回 宇宙ビジネスコンサルタント 大貫美鈴さん

今週も、先週にひきつづき、宇宙ビジネスコンサルタント スペースアクセス株式会社 代表取締役    大貫美鈴(おおぬき・みすず)さんをお迎えしました。
http://onukimisuzu.com/

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「X PRIZE(Xプライズ財団)」で、2004年に開催された民間による最初の有人弾道宇宙飛行を競うコンテスト「Ansari X PRIZE」
2週間以内で、同じ機体で2回、高度100キロメートルに達してかえってくるという競技。ほかにも、パイロット1人とともに乗客を2人、もしくはそれに相当する重さのおもりを載せなくてはいけないという条件があり、こうした条件を最初にクリアして、有人宇宙飛行に成功したチームに賞金1000万ドル(およそ10億5000万円)が与えられるというものだった。
その機体が「スペースシップワン」でした。

「X PRIZE」のコンテストを目の当たりにした大貫さんは、この「スペースシップワン」が、ビジネスジェットのように、飛行機と同じように離発着するところを見て、
これは、1000万とか2000万円だったら、どうにか宇宙に行くことができる時代が来ると確信したそうです。

ちなみに、それから、12年後の今、この「スペースシップワン」を元に開発されているのが「スペースシップ2」です。

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スゴイ時代ですね~。

さあ、最後は、大貫さんから、未来を担うエンジニアたちへのアドバイス。

「宇宙はみんな好きなんだけど、意外と知られてないのも宇宙。だけど、実は、宇宙はすごく身近になっていて、宇宙旅行を行きたい人の夢をかなえる場所というのもありますけれども、
全方位的に、職業としても、興味の対象としても、おもしろさの部分としても開けていると思いますので、生活の中に自分なりの宇宙を取り入れて、日常の生活を豊かにできる対象として宇宙が生活の中にあったらいいのかな~と思います」

ちなみに、大貫さんの本は、2009年に発売した「来週、宇宙に行ってきます」。
宇宙の研究はどんどん進んでいるため、早く新しいのを出したいという大貫さんですが、この本。今回、お話伺う部分では、目からうろこのことばかりでした。
機会があれば、ぜひ、お手にとってみてください。宇宙の見方が変わります。なんていうか、身近に感じますよ。

これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、
セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

インタビューフルバージョンでは、今、アツイ火星の話もいっぱい。
今、宇宙のゴールドラッシュと思う理由を、たくさん話してくださっています。
宇宙製造(3Dプリンターの使用)が始まっているそうです。宇宙のものを使って、またリサイクルで、宇宙軌道間サービス(宇宙同士のやりとりだけ)で、ものが作れる時代も・・・。
広がる宇宙の夢。そこには未来の技術が詰まっています。
その開発に、このラジオを聴いている人が、そのうち、かかわっちゃったりして・・・・。ぜひ、チェックしてみてください。

 

次回は、ゲストに 日本火星協会 理事長 村川恭介さんをお迎えします。

http://www.marssociety.jp/

最初、この日本火星協会のHPを見たとき、またしても衝撃的でしたが、来週になったら、現実を感じるんだろうな~。

 

構成 あられ

投稿者 : alabo|2016年11月9日

2016年11月2日

第5回 宇宙ビジネスコンサルタント 大貫美鈴さん

今週は、宇宙ビジネスコンサルタント スペースアクセス株式会社 代表取締役    大貫美鈴(おおぬき・みすず)さんをお迎えしました。
http://onukimisuzu.com/

宇宙にアツイ気持ちを持つコーディネーター的存在でもあります。

宇宙って、あまりリアリティーがなかったのですが、宇宙ビジネスコンサルタント 大貫さんの話は、宇宙がグッと近くなるようなリアルなお話でした。

では、ちょっと大貫さんのプロフィールをご紹介。

大貫美鈴さんは東京都出身。日本女子大卒業後、 清水建設株式会社に就職しました。
その 清水建設で、建設を担当すると思っていたところ、配属されたのが、宇宙開発室だったそうです。
この宇宙開発室は、1987年に 建設、土木、機械をはじめ、原子力、ロボット、都市計画、構造、環境制御など、
多様な分野のエンジニアで構成される社内の横断的な組織として発足したそうです。
初期の宇宙開発室では、月面基地、宇宙活動を支援する総合的なスペースポート(宇宙港)、 宇宙ロボット、宇宙発電、宇宙ホテル、さらに、 宇宙開発に関する動向調査、企業戦略立案、
イベント企画などの業務など、 多岐(たき)にわたるプロジェクトを推進。その中で、大貫さんが、主に担当していたのが「宇宙ホテル」でした。
この「宇宙ホテル」の提案をしたことで展開することになった宇宙旅行関連の調査、研究、広報などに 携わってきた大貫さん。                                               そんな大貫さんの視野を広くしたのは、国際宇宙大学(ISU)日本事務所のコーディネーターを担当したこと。
この国際宇宙大学を通じて世界中に宇宙つながりの友人ができたそうです。  それにより宇宙の分野でいろんな専門を持つ方々と知り合い、宇宙についての面白さを教えてもらえるという環境に恵まれたことが、 大貫さんの財産となったそうです。

その後、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などを 経て、現在は、スペースアクセス株式会社代表取締役。 国内外の商業宇宙関係組織の理事や委員などを担当しながら、 宇宙ビジネスコンサルタントとして、欧米の宇宙企業のプロジェクトや 商業スペースポートの取り組みに参加しています。そして、アメリカの宇宙企業約100社が所属する宇宙財団スペースフロンティアファンデーションの アジアリエゾン、つまり、アジアの様々な企業と企業をつないだり、連携する役として、 革新的商業宇宙開発を推進するニュースペースの流れを盛り立てる一方、 宇宙での衣食住や、遊び。 宇宙ファッション、宇宙ウエディングなどを通して『身近な宇宙』を広めています。

大貫さん自身も宇宙を楽しんでいる・・・そんな気がします。

「宇宙ホテル」ってこんな感じ。

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今、実際に「宇宙ホテル」に向けての研究開発が進んでます。その詳細は、インタビューフルバージョンで。

宇宙旅行元年は2001年。国際宇宙ステーションに行ける旅行で、最初の方は20数億円。スペースシャトル引退が決まってからは、60億を超える金額になっています。
実は、すでに宇宙旅行は8回行われていて、7人が旅行でいっています。(旅行は自腹が定義)こちらは、数十億円ですが、日本からもお申し込みいただけます。
でも、今、現在、話題になっているのは「サブオービタル宇宙旅行」。簡単にいうと宇宙にタッチして戻ってくるというもの。
こちらは会社にもよりますが、1000万円から3000万円で行けるということで話題になっています。

次回も、大貫美鈴さん登場です。

これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、
セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

大貫さんのインタビューフルバージョンでは、今、アメリカの宇宙ベンチャー企業「ビゲロー・エアロスペース」の作った民間の実験モジュールが、ISS(国際宇宙ステーション)にドッキングしている話や そのモジュールが拡張式である話など、今の宇宙ホテル事情も満載。要チェックです。

 

 

 

投稿者 : alabo|2016年11月2日