2017年12月27日

第65回 株式会社小川製作所 営業・技術担当取締役 小川真由さん

今週のA-LABO INDEXは、先週に引き続き、
株式会社小川製作所 営業・技術担当取締役 小川真由さんをお迎えしました。

写真は、松風さんと小川さん

修業をしていた町工場の業務を、半分のれん分けという形で、引き継ぎ、家業へ戻った小川さん。
元々家業としてやってきた板金加工と、新しくずっと向き合ってきた精密機械加工の二系統の技術を武器に、一からスタートします。(ちなみに、この二つの技術があることによって、図面さえあれば基本的になんでも形にできるそうです。)
さらに、小川さんは、この技術に加え、三次元CADの技術も使うことができるのだとか。(以前働いていた富士重工業での設計や、修業をしていた会社で、三次元CADで図面を三次元モデルに起こす業務の経験から)

写真の小川さんが手に持っているものは、小川さんの顔を三次元スキャナーで読み込んで形にしたもの。ちなみに三次元スキャナーは持ち運びが可能なため、取り外せない部品なども、その現場に行ってスキャンすることができるそうです。
番組の後半は、小川さんが、大事にしていることについて。一つは、技術職に就いている限り、最先端のものづくりに常にチャレンジしていかなくてはいけないということ。そして、もう一つは、失われつつあるものや、継承していかなくてはいけない技術を進化させていきながら継承していくということ(時代のニーズに適応していくということ)。小川さんのものづくりに対する熱い想いを感じます。

最後は、若き、エンジニアへ、小川さんからのアドバイス。
“若い方にはぜひ実際の現場ではどうなのかを見て経験してもらい、それを自分の設計にフィードバックしてほしい。エンジニアリングとは理想的なものと現実的なものの折り合いをつけること。理想は机上でいくらでも生み出すことができるが、現実は現場にしかない。そういった真のエンジニアリングを生み出すため、足しげく現場に顔を出し、実際に作る人と話をして、いいアウトプットを出せるような形にして頂ければなと思っています。”

小川さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

インタビューのフルバージョンでは、小川さんが、今までを振り返って正直ピンチだったことや、今後の夢や展望など、もっと深いお話を聴くことができます。ぜひチェックしてみてください!

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2017/12/26/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20171227003000

by vivi

投稿者 : alabo|2017年12月27日

2017年12月20日

第64回 株式会社小川製作所 営業・技術担当取締役 小川真由さん

株式会社小川製作所 営業・技術担当取締役 小川真由さん

 

小川さんのプロフィール

1980年11月6日生まれの37歳。東京都葛飾区で生まれ育ち、実家は町工場を経営。
小川さんは、慶應義塾大学 理工学部へ進学し、その後、大学院の修士課程へと進む。(大学院では航空宇宙工学を学ぶ。)
修士課程修了後は、富士重工業株式会社 航空宇宙カンパニーに就職。そこでは、新しく開発していた航空機の開発業務に携わり、設計及び試験担当者として従事する。
25歳の時、結婚して家庭を持つことになったため、将来のことを考え、富士重工業を退職。実家の家業を引き継ぐために、町工場で修業をする。その町工場では、金属加工に関わるあらゆる業務を経験し、2012年に、家業である小川製作所に入社する。

小川さんが入社したことにより、元々行っていたステンレスの板金加工に加え、航空機などにも使われる精密機械加工部品の技術も導入。また、エンジニアとしての経験を生かしての設計業務と、町工場で技術以外にも培った、営業、財務面の業務を繋げて一つのものを作り上げる”ものづくりのインテグレータ”の重要性を感じ、日本のものづくりの未来のため、日々取り組む。それと同時に、ボランティア活動として「TOKYO 町工場HUB」という取り組みにも参画。(この活動は、東京の町工場の技術を連携して、国内のみならず、海外のものづくりの需要に応える窓口になること。)
※ちなみに現在の小川さんの肩書である、営業・技術担当とは、営業や技術のどちらか一方の専門に特化するのではなく、お客様がどんなものを求めているのかを直接聞き、そして、実際にそれを形に落とし込むところまでの一連の流れを担当することだそうです。

 

大学時代は、アメリカンフットボールの同好会で活動をしつつ、理工学部で航空宇宙工学の研究をされていた小川さん。卒業後は、富士重工業へ就職します。インタビューのフルバージョンでは、大学時代のお話(アメリカンフットボールの同好会のことや、当時行っていた研究の内容についてなど)や、富士重工業で働いていた時のお話を詳しく聴くことができます。ぜひチェックしてみてください!

そして就職から3年後の26歳の時、転機が訪れます。それは、富士重工業を退職し、実家を継ぐための準備として、実家近くの町工場へ入社したこと。小川さんは、結婚をし、子供ができたとわかったタイミングで、自分の将来像を考え、この道を選びます。また、この町工場に転職する決め手となったのは、”5軸加工”(5軸加工とは、金属加工の技術で、最先端の工法の一つ)に魅力を感じたから。5軸加工を検索サイトで検索した際に、真っ先にこの会社の名前を見つけたそうです。こうして、小川さんは町工場で修業を始めます。

しかし、修業して4年目の31歳の時、会社の社長からリーマンショックの影響で、会社が倒産するかもしれないと、告げられます。小川さんは、社長や、当時の同僚、そしてお客さんからの応援もあり、半分のれん分けという形で、会社の業務の一部を引き継ぎ、家業に入ることを決意します。

こうして、家業に入ることになった小川さん。このあとの奮闘のお話はまた次回のA-LABO INDEXで!

 

小川さんのインタビュー。
そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2017/12/19/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20171220003000

by vivi

投稿者 : alabo|2017年12月20日

2017年12月13日

第63回 株式会社BONX 代表取締役CEO 宮坂貴大さん

今週のA-LABO INDEXは、先週に引き続き、
株式会社BONX 代表取締役CEO 宮坂貴大さんをお迎えしました。

写真は、松風さんと宮坂さん

 

「BONX」の開発にあたって、最初に直面した問題、それはお金のこと。今週は、このお話の続きから。

この問題を乗り越えるため、宮坂さんが、最初に行ったことは、クラウドファンディング。そして集まった金額は、2500万円を超え、クラウドファンディング史に残る高評価を受けます。しかし、実際、それだけでは、開発する資金は足りませんでした。そこで、宮坂さんは国からの援助を受けるため、申請を出します。そしてその申請が、無事に審査を通ったことで、「BONX」がスタートしました。

「BONX」のアイディアは、スノーボードがきっかけでしたが、他にも、幅広いスポーツでの活躍が期待されます。「BONX」によって、新しいスポーツの楽しみ方が、どんどん広がりますね。商品について、詳しい内容は公式サイトで。

BONX公式ウェブサイト → https://bonx.co/ja/

 

番組の後半は、宮坂さんの”ものづくり”への信条や、大切にしていることについて。

それは、ユーザー側としての発想を持てる存在であること。
宮坂さんは、自分自身がエンジニアではないため、自分で手を動かして作れないことにもどかしさを感じる時もあったそうです。しかし、専門の職人ではないからこそ、価値観に囚われることなく、自由な発想を持つことができるとのこと。またその中で、自分だからこそできたこともあったそうです。作り出すことだけがものづくりではなく、ものづくりにはいろいろな形があるのだと、宮坂さんの言葉であらためて気づくことができました。

 

最後は、若き、エンジニアへ、宮坂さんからのアドバイス。

“やりたいこと、自分の好きなことに真っ直ぐになることが一番大事。それが何かをちゃんと探して持ち続けること。それを意外とできない人が多いので。周りの目を気にせずにやり続けることからだと思います。”

宮坂さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
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https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

インタビューのフルバージョンでは、「BONX」の名前に込められた意味や想いについても。
気になる方は、ぜひチェックしてみてください!

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
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A-LABO INDEX | bayfm78 | 2017/12/12/火 24:30-25:00
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by vivi

投稿者 : alabo|2017年12月13日

2017年12月6日

第62回 株式会社BONX 代表取締役CEO 宮坂貴大さん

株式会社BONX 代表取締役CEO 宮坂貴大さん

宮坂さんのプロフィール
神奈川県川崎市出身。東京大学 教養学部 地域文化研究科アメリカ分科 卒業。※在学中、ニュージーランドのオタゴ大学 観光学部に、1年間の留学をする。 その後、東京大学大学院に進み、総合文化研究科 地域文化研究専攻 修士課程を修了。2011年、ボストン コンサルティング グループに入社し、ハイテク領域・消費材領域のプロジェクトに従事する。ある時、ウェアラブルカメラの「GoPro社」の創業エピソードを知り、それをヒントに、スノーボードの世界がさらに広がる「耳に装着するウェアラブルコミュニケーションデバイスを開発しよう」と決意。3年半在籍した会社を退職。
2014年11月、チケイ株式会社を設立、代表取締役CEOに就任。そして、2015年10月、ウェアラブルコミュニケーションデバイス「BONX」を世に発表。(クラウドファンディングで2500万円以上を集める。)
2016年6月には、社名を株式会社BONXと改める。

写真は、ウェアラブルコミュニケーションデバイス「BONX」(ボンクス)

「BONX」は、耳に装着して、相手と会話することができるウェアラブルデバイス。宮坂さんが、この「BONX」を作ったのは、大好きなスノーボードのため。それは、スノーボードをしている最中に、もっと簡単に仲間とコミュニケーションが取りたいという想いからでした。当時、仲間と連絡を取る方法は、スマートフォン(携帯電話)かトランシーバーだけだったため、なかなか気軽に話をしながら、滑ることはできなかったそうです。宮坂さんは、スマートフォンと、スキー場にある電波を使って、もっと良いコミュニケーションツールを作ることができるのではないかと考えました。そこで開発したのが「BONX」でした。
この「BONX」の使い方は、まず、スマートフォンで専用アプリをダウンロードします。そしてBONX本体(イヤフォン型で耳に装着する)とスマートフォンをBluetoothで接続。こうして連動させることによって通話することができるようになります。ちなみに、この「BONX」には、マイクが2つ内臓されているため、ノイズキャンセルもばっちり。クリアな通話にもこだわりがあるのだとか。また、しゃべると自動的に通信が開始されるため、電源のON/OFFは必要ないとのこと。(人の声であるのか、そうではないのかを区別できるそうです。)

ちなみに実際に装着すると、こんな感じ。

ポップな見た目でとっても可愛いですよね。
また両手を使わなくても通話することができるため、スポーツ以外の様々な場所でも活躍が期待されます。
番組の後半は、宮坂さんの人生の転機について。

宮坂さんが、「BONX」のアイディアを思いつき、会社を起業したのは29歳の時で、人生の大きな転機の一つ。このアイディアをひらめいたきっかけは、ウェアラブルカメラ「GoPro」を生み出したニック・ウッドマンの話を知ったから。ニック・ウッドマンは、自らがサーファーで、「自分が波に乗っている姿や、そこから見える風景を撮影したい」という想いから、製品を開発したとのことで、この話にインスパイアされたそうです。(20歳の時にニュージーランドにスノーボード旅行に行って違う世界を知ったことや、24歳の時に子供ができ、結婚して、就職したことなど、インタビューのフルバージョンでは、会社を起業する前の宮坂さんのお話を聴くことができます。ぜひチェックしてみてください!)
こうして、「BONX」の開発へと繋がっていくのですが、問題になるのは、やはりお金のこと。
そこで、宮坂さんは、クラウドファンディングをすることに決めたのですが・・?
この続きは、来週のA-LABO INDEXで!

宮坂さんのインタビュー。
そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2017/12/05/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20171206003000

by vivi

投稿者 : alabo|2017年12月6日