2018年2月28日

第74回 株式会社hapi-robo st 代表取締役社長 富田直美さん

株式会社hapi-robo st 代表取締役社長 富田直美さん

 

富田さんのプロフィール

1948年、静岡県生まれ。幼少期に育った東京都世田谷区の自宅の近くに読売新聞の飛行場があり、取材の為の最新の飛行機や黎明期のラジコンを操る大人を見たりするうちに、憧れを抱くようになった。 大学時代には、ラジコンの自動車、飛行機を本格的に始め、模型店の店主と、ラジコンカーのメーカーを起業。同時にラジコンカーの世界でトップレーサーとしても有名になる。(これが、メカトロニクスやロボット等の基礎となったそうです。)
東京国際大学に進学。商学部貿易コースを専攻し、貿易英語、貿易実務等の資格を取得する。
卒業後の1972年 株式会社田村電機製作所(現サクサホールディングス)に入社、計数機事業部海外営業を担当する。
1980年、ODS(オーディーエス)に転職。ニューメディアを調査研究するうちに、「これからはソフトウェアが社会を変える」と言う調査結果に影響を受け、1988年、パソコンソフトウェア BIG3の一つ、アシュトンテートの社長候補として転職。最初のIT企業の日本法人の社長となる。その後も、ピクチャーテルジャパン、エンゲージジャパン、レボテックパートナー、パラレルス株式会社ほか、多くのIT企業で社長を歴任。
そして、2016年12月に、ハウステンボス株式会社 取締役 CTO、2017年1月には、株式会社エイチ・アイ・エス取締役 CIO、同時に、株式会社hapi-robo st 代表取締役社長に就任し、兼務。現在は、ハウステンボスCTOと、ハピロボの代表取締役として、ハウステンボスとHISグループのロボットと先端技術事業を統括している。

世界初のロボットホテル「変なホテル」のロボットプロデュースで有名なhapi-robo st、ハピロボ。ロボットを導入することの最大のメリットは、少ない人数での運営を実現し、お客様からの満足を得られること。ちなみに、ハウステンボス内には、30名での運営から、2年後には、6名での運営になったところもあるとのこと。また「変なホテル」という変わった名前は、興味を示す人が多く、集客効果があったそうです。
※長崎の「変なホテル ハウステンボス」内にある、無人でお酒を提供する「変なバー」では、女性アバターのロボットがバーテンダーをしています。後ろに1人の人間がいて、その1人の人間の動きをもとに、ロボットを動かします。そして、それは5人分の役割を果たすことができるというもの。つまり、1人の力を5倍に増やすということ。
(インタビューのフルバージョンでは、開発で苦労したことなどのお話も聞くことができます。ぜひチェックしてみてください!)

富田さんがハウステンボスの経営顧問となったのは、エイチ・アイ・エスの会長でもある澤田秀雄さんとの繋がりから。富田さんのドローンの空撮に澤田さんが興味を持ったことがはじまりでした。そして、ドローンの空撮は、ハウステンボスのCM起用され、(花火を中から撮影) その後、ビジネスマンとしても手伝いを頼まれ、経営顧問をすることになりました。

ハピロボは、ロボットそのものを作る会社ではなく、開発のサポート、プロデュースをする会社。実際の現場のエンジニアの方たちとも、たくさん衝突することもありますが、そこから良い関係を築き上げ、より良い商品を作っていき、どちらかの意見を通すのではなく、両方の意見を足したアイディアを生み出すことを目指しているとのこと。
お客さんからの声を反映させ、これからも、進化を続けていく「変なホテル」。
このお話の続きは、来週のA-LABO INDEXで!

富田さんのインタビュー。
そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/02/27/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20180228003000

by vivi

投稿者 : alabo|2018年2月28日

2018年2月21日

第73回 ソニー株式会社 AIロボティクスビジネスグループ 事業企画管理部 統括部長 矢部雄平さん

今週のA-LABO INDEXは、先週に引き続き、
ソニー株式会社 AIロボティクスビジネスグループ 事業企画管理部 統括部長 矢部雄平さんをお迎えしました。

 

そして、今週は、満を持して、aiboが登場!

元気に歩き回るaibo。お尻の上にあるカメラで天井を見ているとのこと。まず、天井の特徴を学習し、家の間取りや大きさを認識。その結果、充電ステーションの場所がどこにあるかを認識しているそうです。そして、電池量が少なくなると自分で充電ステーションへ。また、aiboは最初に性別を設定することができ、メスとオスでは鳴き声や仕草が異なります。ちなみに番組に登場しているaiboは男の子で女の子はもう少し声が高いのだとか。他にも、初期設定では好きな名前も付けられるので、さらに個性がでます。
そんなaiboですが、やっぱりロボットなんだなと思うのは部品数が多いこと。なんと、総部品数は4000点以上!とても精密でなかなか量産とはいきませんが、現在はソニーストアなどで展示されているので気になる方はぜひチェックしてみてください。
1月11日のわんわんわんの日に発売されたaibo。せっかくだから、印象に残る日にしようというノリと勢いで決めたことで、現場のエンジニアの方々もびっくりしていたのだとか。戌年というのは、偶然だったそう。

写真は、松風さんと矢部さんとaibo

12年ぶりに復活したaibo。その未来について。これからは、aiboをきっちり育てていきアップデートを通じて新たなものを届けていくこと。
さらに、オンデマンドでは、その先のことも。。。。誰でも動きを作れる開発キットも制作。ソニーの中だけ完結するのではなく外の人たちとともに成長させていくaiboの話をしてくださっています。

最後は、若き、エンジニアへ、矢部さんからのアドバイス。
“仕事で苦しいことも時にはあると思うが、笑顔で仕事をしてほしい。自分は、笑顔で仕事をしたい、仕事は楽しく笑顔でというのを意識している。それから、技術は無駄使いしよう。発売した時がゴールになってしまうと、それ以上の成長はなかなかないと思う。(例えば)ソニーとしては使い道が限られている技術だとしても、ほかの人から見たら面白いものかもしれない。なので、成長の余地みたいなものを、ぜひ残してほしい。エンジニアだからできることだと思うので、ちょっとしたアイディアをこっそりと盛り込んでおいてくれるといいな、と思います。”

矢部さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/02/20/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20180221003000

 

すっかり仲良しになった松風さんとaibo。甘えておなかを見せる仕草も可愛いですよね!

 

by vivi

投稿者 : alabo|2018年2月21日

2018年2月14日

第72回 ソニー株式会社 AIロボティクスビジネスグループ 事業企画管理部 統括部長 矢部雄平さん

ソニー株式会社 AIロボティクスビジネスグループ 事業企画管理部 統括部長 矢部雄平さん

 

矢部さんのプロフィール

大学卒業後、ソニーへ入社。プレイステーションに16年関わった後、現在の部署へ。
プレイステーションは、1994年に誕生しましたが、矢部さんが加わったのは、1999年の終わりから。(ちょうどプレイステーション2の発売の少し前から)

そして、今回、番組でご紹介する「aibo」の歴史

最初の「AIBO」は、アルファベット大文字で、「AIBO」と表記される。
1996年6月、世界初の家庭用エンタテインメントロボットとして発売。
名前の由来は、自律型ロボットであることから、「AI(Artificial Intelligence)」と「ロボット」という組み合わせでつけられた。また、目を持ち、自分で判断するため、「EYEを持つロボット」、そして”相棒”という意味もある。

最初に登場したのは、イラストレーター、空山基さんのデザインによるシルバーメタリックで未来的なデザインのロボット「ERS-110」。外部からの刺激に対して、機嫌次第で自律的に行動したり、感情表現などの動作を行う。また、適応学習、成長機能も搭載されており、ほめる、しかるなどのコミュニケーションで成長。そして、18か所の関節を持ち、なめらかに動くことができ、当時の命令コマンドは、音階の組み合わせで、形成されていた。

そして、2000年に「ERS-210」が発売。(ライオンのこどもがモチーフとなった「AIBO」)
人の声を認識する「音声認識」機能が搭載され、およそ50語を理解。また、写真撮影機能も搭載。頭、背中、あごにタッチセンサーがあり、褒められたり、叱られたりしていることを判断するようになった。

その後、2001年には、「ERS-311」と「ERS-312」が誕生。「ERS-210」とは、見かけが全く違った犬と小熊を合わせたような丸みを帯びたロボット。アイボリーとグレーの2色、2種のAIBOで、ボディの色によって初期の基本的性格が異なるものだった。

さらに、2001年には、「ERS-220」も誕生。近未来的なデザインで、パソコン用ソフトウェアの組み合わせにより、ロボットを操縦するという楽しみが広がる。内蔵したカメラやマイクでとらえた映像や音声もパソコン上で確認できるようになった。

2003年に生まれたのが、「ERS-7」シリーズ。高度な画像認識や多彩な表現力を実現する様々なセンサーや、LEDを搭載。オーナーの顔と声を認識し、音声ガイダンス機能や、人間と会話できる機能も追加され、しゃべるロボットとなった。その後、ソニーは、2006年3月に「ERS-7」シリーズの販売を終了する。

それから、12年の月日を経て、2018年1月11日(戌年のワンワンワンの日)に新しい「aibo」(ローマ字の小文字で、「aibo」)の「ERS-1000」が誕生する。

最新型のaibo「ERS-1000」

約1年半前、aiboの復活を決め、短期間での発表、開発、発売します。
(ソニーは、ものづくりの会社。現場のエンジニアの自分たちの持っている技術を使ってロボットを作りたいという想いと、経営層の新しいことをやるのにロボットをという想いの一致がきっかけになり、もう一度ロボットをやるのなら原点スタートをということから「aibo」の復活に繋がったそうです。また、その中には、原点のaiboからより成長していこうという意味も込められています。)

当時の「AIBO」は今の時代からみても素晴らしい技術で作られており、多くの人から愛されていたロボット。この存在を超えるという目標は高い向上心と同じくらいプレッシャーもあったそうです。ちなみに、aiboについて、会社内ではあまりオープンにはせず少しずつ人を集めて開発を行ったのだとか。ソニーの中のいろいろな技術を織り込むためカメラを手掛けているデジタルイメージングというチームや、スマートフォンのXperiaを手がけているモバイルのチームやプレイステーションをやっていたチームなどからいろいろな人を集め、混成チームを作り開発したそうです。

では、「AIBO」と新しい「aibo」の違いはどんな点なのでしょうか?
まずは、開発のコンセプト。根本的な部分ですが「AIBO」は「犬型」とは明言せずエンターテインメントロボットといっていました。しかし、今回の「aibo」は犬型のロボットを公式の設定としています。
そして、新しい「aibo」の一つの特徴は個性を持つこと。飼い主との接し方や環境によってaiboそのものの性格が変わっていくのです。(それをパーソナルAIと呼んでいる)そのため、一つとして、同じものが存在しないそうです。「aibo」は人にとっての育てる喜びであり、愛情の対象となる。そして、その受け取った愛情を、今度は「aibo」が返していくわけです。道具としての存在ではない関係性がこれからのaiboなのです。

来週は、aiboについて、さらに詳しいお話を伺います。お楽しみに!

矢部さんのインタビュー。
そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/02/13/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20180214003000

澄んだ瞳がとってもキュート!たくさんの表情を見せてくれます。

by vivi

投稿者 : alabo|2018年2月14日

2018年2月9日

第71回 有限会社中村印刷所 代表取締役社長 中村輝雄さん

今週のA-LABO INDEXは、先週に引き続き、
有限会社中村印刷所 代表取締役社長 中村輝雄さんをお迎えしました。

 

 

開いた時に真ん中が膨らまない「水平開きノート」

中村さんと、仕事仲間であった製本職人の方と二人で作ったこのノートは、無線綴じで作られているため、水平に開くことができます。

 

このノートは、2年の開発期間を経て、2014年に生まれ、2015年には特許も取得し、周りからも高い評価を受けます。しかし、順風満帆にはいかなかったとのこと。中村さんたちは、今まで、受注産業でやってきたため、オリジナル商品をどのように販売・宣伝すれば良いか分からなかったり、直接訪問で営業に行っても、経営規模は大丈夫なのか、と冷たい目でみられたりなど、大きな壁にぶつかります。

しかし、2016年、元旦に、びっくりする出来事が起こります。それは、会社のホームページの、4千数百だったアクセス数が、突然10万アクセス超えに跳ね上がったこと。そして、三が日が過ぎ、1月4日には、朝から会社へ、電話やファックスが鳴りっぱなし、パソコンにも問い合わせのメールが。テレビ局や週刊誌からの取材の電話も。

この突然の反響の理由は、一緒にノートを開発した製本職人の方の、専門学校に通っているお孫さんが、SNSでこのノートについてつぶやいたことがきっかけ。

 

その内容は、

 

【拡散希望】
うちのおじいちゃんノートの特許とってた・・・
宣伝費用がないから宣伝できないみたい。TWITTERの力を借りる!
どのページを開いても見開き1ページになる方眼ノートです!

 

リツイートは、半日も経たない間に、2万件を超え、最終的には、3万リツイートを超えたそうです。

 

写真は、松風さんと中村さん

 

番組のラストは、中村さんの今後の展望について。それは、工場の立て直して、メンバーを増やし、1日の生産を倍にすること。そして、現在の価格より、少しでも安く作れるようにしたいそうです。ぜひ、この素敵なノートがよりたくさんの人の手元に届いて欲しいですね。

 

最後は、若き、エンジニアへ、中村さんからのアドバイス。
“とある番組で伊集院さんが仰っていた『果報は練って待て』。いい言葉だな、と思います。真面目にやっていれば必ず来ますよ。”

 

中村さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/02/06/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20180207003000

 

by vivi

投稿者 : alabo|2018年2月9日