2018年6月27日

第91回 有限会社坪川製箱所 専務 坪川恵子さん

今週のA-LABO INDEXは、先週に引き続き、
有限会社坪川製箱所 専務 坪川恵子さんをお迎えしました。

写真は、松風さんと坪川さん

有限会社坪川製箱所 → http://www.tsubokawa-box.co.jp/

東日本大震災や熊本地震での避難生活の映像を見て、段ボールのスペシャリストに何かできないかと考えて、開発、製作された商品「段ボール箱まくら」。実物の写真は、こちら。

被災者の方の意見や、実際に、使ってもらった方の意見を参考に、たくさんの工夫がされています。
例えば、寝てるうちにさけてしまわないように、切込みはU字に、深くしているとのこと。またけがをしないように切り口は波のような形に。そして、これは、髪の毛が引っかかりにくくもなるそうです。

拡大するとこんな感じ。

特に、一時避難所になるお寺の方が購入することが多いとのこと。
そして、この段ボール箱まくらは、平成29年度葛飾ブランドに認定されます。この結果は、従業員のモチベーションにもつながっているそうです。

番組のラストは、今後の夢や展望について。
それは、段ボール屋として、段ボールを使っていろいろ社会貢献ができるようなことに特化していきたいということ。現在、開発中のものはいくつかあるそうですが、それはまだ秘密なのだとか。今後の展開にも、注目ですね!

最後は、若き、エンジニアへ、坪川さんからのアドバイス。

“(製造業というのは)できた時の喜びとかそういうものを若い人に感じてほしい。製造業は、どちらかというとIT関係が多いこともあり、なかなか人が集まらないが、そういう面では、自分ができたものが商品となって発送されると言われた時、他では味わえない感動がある。そういうものを味わってものづくりが楽しいということを感じでほしい。”

坪川さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/06/26/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20180627003000

松風さんも使ってみました。寝たら分かる!
プロの本気、凄いです!

by vivi

投稿者 : alabo|2018年6月27日

2018年6月20日

第90回 有限会社坪川製箱所 専務 坪川恵子さん

有限会社坪川製箱所 専務 坪川恵子さん

 

坪川さんのプロフィール

1968年、東京都江戸川区生まれ。2002年、嫁いだ先が、葛飾区の坪川製作所。段ボール製造を経営している会社ということで、そこで初めてものづくりに携わる。

坪川製箱所は、1959年に創業。来年で創業60年を迎える会社で、もともとは、木箱の製造からからスタート。しかし、1960年代に入ると、段ボールが普及しはじめたことで、事業内容も、段ボールの製造、販売、セットアップ、梱包などに移行する。

流通の際に、梱包に使う段ボール箱から、スーパーやコンビニのレジの前で目にする、お菓子を入れて目立つようにしている箱、そして、ドラッグストア、ホームセンターなどの店頭で商品を展示する台まで、製造しているものは、多岐にわたる。
(坪川製箱所では、段ボール製品を、お客様の希望に応えるべく、社長と共に、図面からサンプル作りまで手掛けている。)

さらには、オリジナル商品「段ボール箱まくら」を開発。これは、災害時に、被災者が避難所で生活する様子を知り、段ボールのスペシャリストに、何かできることがあるはずだと、被災者から避難所生活の体験談を聞いて、着想を得、試行錯誤を重ね、開発した商品。

平成29年、葛飾の企業が作る製品や技術を認定する葛飾ブランド「葛飾町工場物語」に認定され、実用新案を取得、商標登録した。

 

番組のスタートは、段ボール製造の具体的なお話から。
坪川製箱所では、シンプルな段ボール箱から、どうやって設計したのか解らないような複雑な形のものまで、様々な形状の段ボールが製造されていますが、段ボール製造は、ある程度、パターンが決まっており、そのパターンを軸に、その箱の形状やサイズなどを、オーダーメイドで作っているのだそうです。(パターンの種類は、主に、引っ越しなどでも利用する一般的なみかん箱のような形の箱や、お弁当箱のような蓋付のかぶせ箱、キャラメル箱などがあるそうです。)

坪川製箱所は、このような、お客様のニーズに答えた製品の製造とは別に、オリジナル商品の開発もされています。

その商品は、「段ボール箱まくら」。

実物の写真はこれ。


正面からの写真


側面からの写真

 

東日本大震災の時や、熊本の震災で、体育館などに避難されている方の映像を見たときに、段ボールを扱う会社として、もっと力になれることがあるのではないか、と思い、震災時に役に立つ商品の開発を試みることになったのだとか。そして、実際に、被災者の方にヒヤリングを行い、その意見を参考にし、段ボールで枕を作ることに。

実際に、近所の学校などの避難訓練に参加し、子供、保護者、先生に使ってもらい、良くない点を改良していったとのこと。(大人と子供では、頭の高さが違うことから、高さの調整できるようにするなど。)

また、物資がいつ届くかわからない不安があるという声を参考に、枕の中に最低限必要なもの入れたセットを作ったそうです。このセットを、避難所に置いてもらうことで、アメニティグッズなど、腐るものではない日用品を、備えることができます。

実際の被災者の意見を参考に、様々な改良をし、開発された「段ボール箱まくら」。来週は、更に詳しいお話を伺います。お楽しみ!

 

坪川さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/06/19/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20180620003000

by vivi

投稿者 : alabo|2018年6月20日

2018年6月13日

第89回 株式会社 BRAVE ROBOTICS 代表取締役 石田賢司さん

今週のA-LABO INDEXは、先週に引き続き、
株式会社 BRAVE ROBOTICS 代表取締役 石田賢司さんをお迎えしました。

写真は、松風さんと石田さん

株式会社ブレイブ ロボティクスのHP → https://www.braverobotics.com/

「J-deite RIDE」について。
人が2人乗ったまま、四輪車の車の状態から二足歩行型のかっこいい人型ロボットに変形する巨大なロボット。デザインは「タイムボカンシリーズ」や「機動戦士ガンダム」などのメカニックデザイナー、大河原邦男さんが担当されています。

HPでは、実際にJ-deite RIDEが変形するシーンの動画を見ることができます。
→ https://braverobotics.com/products/

人が搭乗できる全長およそ4メートルの人型変形ロボット「J-deite RIDE」の試作機を完成させた石田さん。11月には、アメリカフロリダ州で開催される世界最大級のアトラクション関連トレードショー「IAAPA Attraction Expo 2018」に出展を予定されているとのこと。
これからの新しい動きにも大注目の「J-deite RIDE」ですが、石田さんが、そもそも、巨大ロボットを作りたいと思ったのは、子供の頃に見ていたアニメがきっかけ。番組名は「勇者特急マイトガイン」。当時は、作る側ではなく、乗りたいという気持ちが大きかったそうです。
そして、中学2年生で、自分の進路を考えたとき、お寺であるご実家の家業を継ぐための条件である普通科への道と、工業科への道の両方を後に選択できる学校に入学したのだとか。
その後、高校2年生で、再び進路を決める時、3年前から、自分の気持ちは変わっていないと気づき、家を出ることを決意したそうです。そこから、2年間、社会勉強をした後、金沢工業大学のロボティクス学科の1期生として入学。アメリカへの交換留学を経て、金沢工業大学の大学院に進まれたとのこと。

インタビューのフルバージョンでは、大学時代に参加されていた、ロボットがサッカーをする「Robo-Cup」のお話などを聴くことができます。ぜひチェックしてみてください!

番組の後半は、石田さんにとって今まで一番大変だったことについて。
それは、お金の問題。もちろん技術面で苦労することも多々あったそうですが、それよりも前の段階である、出資者を探すことが大変だったのだとか。たくさんの企業や組織を回って、出資してもらえる人を探したそうなのですが、何度も何度も断られることが精神的に辛かったそうです。しかし、そうした、いろいろな苦労があった上で、夢は存在しているのだと、石田さんは思っているとのこと。石田さんが、中学2年生の時から、変わらない情熱を持ち続けたことが、巨大変形ロボットの実現に繋がっているんですね。

最後は、若き、エンジニアへ、石田さんからのアドバイス。

“自分は、エンジニアとして仕事をしていたが、残念ながらあまり良い環境で仕事はできていなかったので、起業という道に至った。自分のやりたいことができないとか、環境があまりよくないと思っているのであれば、思い切って一歩踏み出して、起業なり、転職なり考えてほうがいいんじゃないかと思う。もしくは、満足しているのなら、そこにいてもいいと思う。起業するとめちゃくちゃ大変です。”

石田さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/06/12/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20180613003000

by vivi

投稿者 : alabo|2018年6月13日

2018年6月8日

第88回 株式会社 BRAVE ROBOTICS 代表取締役 石田賢司さん

株式会社 BRAVE ROBOTICS 代表取締役 石田賢司さん

 

石田さんのプロフィール

1982年、新潟県生まれ。14歳の時に、当時、放送されていた、トランスフォーマーや、勇者ロボットシリーズといったロボットアニメを見て、「巨大で、変形して、合体する。そんなロボットが実在する社会は必ず来る。であれば、それを建造する職業が成り立たないはずがない。」と思い、巨大変形合体ロボットの建造を志す。

独学で、ロボット技術を学び、21歳で、小型二足歩行ロボットを作成。22歳で、小型ロボットを、人型から自動車型へ、変形できるロボットを、完成させた。

その後、自分に足りない技術を求めて、自動車関連技術を学ぶことを選択。30歳までに、ロボット技術も、自動車技術も習得していた石田さんは、翌年、当時の集大成といえる、7代目の小型変形ロボットを完成。このロボットは注目を集め、YouTubeにUPした変形のシーンは、250万回以上再生された。

31歳、2014年に、株式会社ブレイブ ロボティクスを設立。
株式会社 BRAVE ROBOTICSのHP → https://www.braverobotics.com/

今度は、変形から、巨大へ開発のステージを変え、乗れる合体ロボットの製作に取り組み、現アスラテック株式会社チーフロボットクリエイターで、「V-Sido OS」を開発した吉崎航さんと相談し、「Project J-deite」を立ち上げることに。(この「Project J-deite」のオフィシャルサイトでは、近未来を舞台とした「神器建造ジェイダイト」の物語が描かれている。)
そして、「Project J-deite」は、2014年、巨大変形ロボット建造への第一歩となる、全長1.3メートルの「J-deite Quarter」を完成させる。

さらに、今年4月に、人が乗れる「J-deite RIDE」の試作品が完成。
石田さんは、ハードウェア設計、製作を担当している。

 

「J-deite RIDE」とは、人が2人乗ったまま、四輪車の車の状態から、二足歩行型のかっこいい人型ロボットに変形する巨大なロボット。デザインは、「タイムボカンシリーズ」や「機動戦士ガンダム」などのメカニックデザイナー、大河原邦男さんが担当されています。

HPでは、実際にJ-deite RIDEが変形するシーンの動画を見ることができます。
→ https://braverobotics.com/products/

 

幼い頃から巨大ロボットに思いをはせていた石田さん。最初は、ロボットを作る側ではなく、乗る側になりたいと思っていたのだとか。しかし、このようなロボットが製作されることはなかったため、自分で作ることに。2002年、1/12スケール変形ロボット1号機の完成から、16年後の20018年4月、ついに、巨大変形ロボット「J-deite RIDE」試作機が完成します。

こうしたロボットの存在は、物理的に無理だと、本などでもよく言われていましたが、石田さんは、この意見には、様々な見方があると考えているそうです。
まずは、当時の技術水準や、経済状況では無理であるということが一つ。しかし、石田さんの考えはそうではなくて、今は無理だけど、アニメを実現させるために、現実を近づけていくべきで、そのためにはどうすればいいのか、アニメに現実が遅れているだけである、という見方をされたそうです。

頭があることや、ロボットが二足歩行で歩くなどの、特徴や機能を抜けば、製作は、もっと簡単になるはずですが、目指すものは、”アニメや特撮のロボット”。何度も諦めようと考えることがあっても、折れずに、奮闘されたのだとか。こうした熱い想いから、世界初のロボットが生まれたんですね。

この話の続きは、また来週!

 

石田さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/06/05/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20180606003000

by vivi

投稿者 : alabo|2018年6月8日