2018年7月25日

第95回 槙野産業株式会社 代表取締役 槙野利光さん

今週のA-LABO INDEXは、先週に引き続き、
槙野産業株式会社 代表取締役 槙野利光さんをお迎えしました。

写真は、松風さんと槙野さん

 

食品から先端技術に関わるものまで、あらゆるものの粉砕・破砕などをする機器を製造されている槙野産業株式会社。ある日、奈良の有名なお寺からのオファーを受けます。今週はこのお話の続きから。

槙野さんたちが受けたオファーの内容は、ご遺族の気持ちや、ご遺骨を大切にできる様な粉骨機を作ってほしいというもの。近年、人々の気持ちの寺離れ、墓離れが進む時代になってしまい、お寺は、新しい在り方や、埋葬について考えることになります。そこで、ご遺骨を綺麗な粉にし、新しい埋葬の形を作りたいという思いから、このような粉骨機を作って欲しいというオファーに繋がったそうです。

また、粉骨機を作るにあたって、具体的な条件は、テーブルの上に置けるサイズであることや、飛散しないこと(細かい粉が舞ってしまうと魂が飛んでしまうイメージになってしまうのから)、音が静かであること、そして、仏教行事にある程度近いということ。

この条件を満たし、完成したものがこちら。

御遺骨粉砕機 るんびーな

このるんびーなは、東京の葛飾ブランド 葛飾町工場物語 2011年 平成23年度の認定品にもなっています。槙野産業のHPでは、ご遺骨粉砕機について、詳しく紹介されています。ぜひチェックしてみてください。

槙野産業株式会社のHP内のご遺骨粉砕機について
→ http://www.mkn.co.jp/mkn/machin/milb.html

 

様々なオファーを受けてきた槙野さんですが、中でも、一番大変だったことは、できるだけ細かくという依頼をされた時。どれだけの大きさにしたいのか具体的にわからなかったり、0.1マイクロという煙草の煙と同じくらいの大きさにしてほしいという驚きの依頼には、困らされたこともあったのだとか。

そして、番組後半は、槙野さんがモノづくりで大切にしていること、そして、今後の夢や展望についてのお話。

槙野さんがモノづくりで大切にしていることは、あくまで自分たちは、”機械”を売っているのではなく、”機能”を売っているのだ、ということ。つまり、粉砕できるという行為を売っているのであって、機械というハードを売っているわけではないということ。このことを考え違いしないように、会社の社員にもよくお話されているそうです。

そして、ラストは、槙野さんの今後の夢、展望について。槙野さんが考える会社とは、従業員、家族、お客様、仕入先など、関係するすべての方が幸せになる場所であるということ。経営者と従業員が、自分らしい仕事をして、高いところを狙って強くなろうとする小さな力を集めて、ちょっと便利でユニークな会社、下町のコンビニエンスのような会社になっていければいいな、と思っているそうです。

 

最後は、若き、エンジニアへ、槙野さんからのアドバイス。

“好奇心をもって、面白がっていろんなことにチャレンジする。ちょっとできるようになると、それ知っているとか、やったことがある、と言って、スキルを止めてしまい、できる人ができない人になってしまうから、それをしないように、好奇心をたくさん持っていただければと思います。”

槙野さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/07/24/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20180725003000

by vivi

投稿者 : alabo|2018年7月25日

2018年7月24日

第94回 槙野産業株式会社 代表取締役 槙野利光さん

槙野産業株式会社 代表取締役 槙野利光さん

 

槙野さんのプロフィール

1950年、東京都出身の68歳。東京農工大学 工学部 繊維高分子工学科を卒業後、三陽商会に入社。営業部 子供服課で西友ストア担当を3年間勤めた後、結婚を機に、奥様の実家である槙野産業株式会社に入社する。

槙野産業は、大正15年、1926年創業の粉砕機をはじめとする粉に関する便利でユニークな機器を取りそろえる会社。主力製品であるマキノ式粉砕機は、第二次世界大戦後の食糧危機の際に、まだ利用されていない資源を粉の形にし、食糧化することを計画した政府の食糧対策の一環として1万台以上が生産された。その設計図は、大手企業に技術公開され、日本の食糧事情の改善に大きく貢献した。その後、日本の産業発展にも、さまざまな粉砕技術が必要とされ、槙野産業は、粉砕機をはじめとした処理機器を幅広くそろえることになる。

槙野産業株式会社のHP → http://www.mkn.co.jp/index.html

その後、大学の工学部で極めた専門知識や、持ち前のバイタリティと発想力で、長い歴史の槙野産業に、新しい風を吹き込んでいく。新しい試みとして、海外の展示会を回り、新製品を製造、開発。さらには自ら海外提携先を作り、代理店としても活動。そこから日本人に合うように共同開発を行うなどしていく。

また、粉砕の需要は、近年、食品から、新素材、リサイクルまで多岐にわたり、あらゆる分野で注目されており、戦後の食糧難から、最新技術までを網羅した粉砕機、破砕機は、東京の葛飾ブランド 葛飾町工場物語 2011年 平成23年度の認定品となっている。

 

東京都葛飾区にある槙野産業株式会社は、大正15年に創業され、あらゆる物を粉砕・破砕などをする機器を製造しています。山で切り出した石を砂利にしたり、家電を壊したりする大きな粉砕機から、穀物を小麦粉・米粉にしたり、香辛料を細かくして、カレー粉を作ったり、お茶の葉を抹茶にするなどの食品関係のことも。さらには、コピー機に使われるトナーやインク、セラミックス原料、電池の材料、セルロースナノファイバーなどの非常に細かい粉づくりまで、幅広く多くの粉砕機があるそうです。

槙野産業の数ある粉砕機の中の一つである「マキノ式粉砕機」について

平均2㎜~0.1㎜くらいの大きさに粉砕できる機器。(食品のイメージだと、パン粉から粉砂糖ぐらいの大きさ。)スクリーンというたくさんの穴の開いた金属の板で囲われた粉砕室中で、回転する板が原料を叩いて割っていき、細かくなったものが、スクリーンの穴から出ていくという仕組み。つまり、この穴で粉の大きさを制御しており、スクリーンの穴のサイズを変えることで、様々な種類の粉を作ることができるのだそうです。

 

様々な粉砕機を作る槙野産業ですが、あるとき、今までにない、びっくりするようなオファーを受けます。それは、なんと、奈良の有名なお寺からの依頼。近年、お寺では、埋葬に関する考え方が変わってきていて、その要求に合う粉骨機を作ってほしいとのお話だったのだとか。こうして槙野さんたちの新しい挑戦が始まります。気になるこのお話の続きはまた来週。お楽しみに!

 

槙野さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/07/17/火 24:30-25:00
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by vivi

投稿者 : alabo|2018年7月24日

2018年7月11日

第93回 glafit株式会社 代表取締役 CEO 鳴海禎造さん

今週のA-LABO INDEXは、先週に引き続き、
glafit株式会社 代表取締役 CEO 鳴海禎造さんをお迎えしました

写真は、松風さんと鳴海さんとglafitバイク

今週は、鳴海さんご自身をクローズアップして、お話をお伺いしました。

和歌山県出身で、昔からバイクや車が大好きだった鳴海さん。15才の時から、お小遣いを手に入れるために、商売を始めます。その後、大学時代に、パソコンを売ったりなど、さらに商売の経験を経て、2003年には、個人事業主として、自動車販売、修理ショップ「RMガレージ」を創業します。しかし、リーマンショックの影響で、かなり苦労をされたのだか。そこで、鳴海さんは、発想の転換をし、このピンチを乗り切ります。輸出がだめなら、輸入で勝負!このお話は、インタビューのフルバージョンで、聞くことができます。ぜひチェックしてみてください!

行動力のある鳴海さんですが、その考え方は、大久保英夫さんの本との出会いが影響しているとのこと。出会いのきっかけは、行き詰っていた時に、知り合いに勧められたことから。

”本当に大切なのは、やり方じゃなく、在り方である。”
時代が変わっても、変わらない軸が大事であることや、そのために100年ビジョンを持つべきであることなど、こうした大久保さん考え方に感銘を受けたことが、今の鳴海さんの考え方に影響を与えているそうです。

どんなに大きな会社にだって、最初があるということ。今の日本を作った人たちの言葉や、考え方を大切にしたいという鳴海さんの強い想いを感じました。

最後は、若き、エンジニアへ、鳴海さんからのアドバイス。

“人と機械と物の気持ちがわかるエンジニアになってほしい。人の気持ちがわかるということは使い手の気持ちを忘れないということ。常に自分もユーザーで在ってほしい。機械と物の気持ちが分かるというのは、機械を擬人化して捉えられ、機械とか物の気持ちになって察知できるということ。その感覚を持ち合わせているエンジニアが必要だと思っています。(最終的にエンジニアが生み出すものが、人のためになるものである以上)最後に人は感情で判断するもの。もちろん合理的なものも求められますが、最後は感情なんです。”

鳴海さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/07/10/火 24:30-25:00 http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20180711003000

by vivi

投稿者 : alabo|2018年7月11日

2018年7月4日

第92回 glafit株式会社 代表取締役 CEO 鳴海禎造さん

glafit株式会社 代表取締役 CEO 鳴海禎造さん

鳴海さんのプロフィール

1980年、和歌山市生まれ。15歳の時から、お小遣い稼ぎのため、服やパソコンの個人売買を行ったりなどの商売を行っていた。また、20代の前半では、車の中古パーツや、中古車の個人売買もしていたとのこと。

大学を卒業し、中学の頃から、目標にしていた教員免許をとって、教師になろうとしたものの「本当の自分は何をしたいのか?」と考えたときに「やはり商売をしたい」という気持ちになり、2003年に個人事業として、自動車販売、修理ショップ「RMガレージ」を創業。その後、リーマンショックをまともにうけながらも、2007年に自動車輸出入業「FINE TRADING JAPAN」を個人創業し、翌年に法人化。2011年に中国広東省、2012年には、香港に現地法人を設立した。

2012年、日本を代表する次世代乗り物メーカーとなることを見据えて、メーカーブランド「glafit」を立ち上げる。

さらに、2015年には、和歌山県初の新電力事業者「PPS」となる和歌山電力株式会社の立ち上げに協力。和歌山電力株式会社 取締役に就任。

2017年、glafitブランドとして初めての乗り物、ハイブリットバイク「glafit」を発表。その後、glafit株式会社を設立し、代表取締役に就任した。

この「glafit」は、クラウドファンディングで大成功をおさめ、2017年 日経優秀製品サービス賞 日経MJ賞を受賞する。

 

glafitとは、鳴海さんたちが考えた造語で、「glad(嬉しい、喜び)」と「fit」という二つの英単語を合わせたもの。

そして、今週は、その会社名と同じ名前の乗り物「galafit」についてのお話。

ハイブリットバイク「glafit」

glafitバイクのHP → https://glafit.com/product/glafit-bike/

「galafit」は、昨年、「日経優秀製品、サービス賞2017」で、最優秀賞、日経MJ賞を受賞したハイブリットバイク。自転車のような見た目ですが、法律的には、原付バイクと同じように扱われるとのこと。完全に自転車と同じようにペダルだけで進むことや、逆に、バイクとして、アクセルだけで走ることも可能なのだとか。また、ペダルを漕ぎつつ、モーターも動かせる”ハイブリットモード”もあります。ちなみに、このモードは、普通の電動自転車のようなアシストではなく、漕ぐ力とモーターの力、それぞれの力を働かせることになるため、凄い馬力になります。

ハンドルはこんな感じ。

 

そして、実際に松風さんも「galafit」に!

「galafit」は、原付バイクと同じ法律が適用されるため、ヘルメットの着用と、運転免許が必要になります。(原付1種、普通自動車、中型自動車、自動二輪車など)

エンジンの音はとても静かで、スーっと走っていく感じ。

鳴海社長が考える「galafit」の一番の魅力は、折りたためること。車に積んでおいたり、電車に持ち込んだりすることができるため、他の移動手段と併用することも。ちなみに重さは約18キロで、通常の原付バイクと比べると、1/3以下の重量なのだとか。お値段は税込みで約15万円。発売してまだ半年ほどですが、既に3000台以上も売れているそうです。現在、全国のオードバックスで販売されているとのこと。

このglafitバイク、「クラウドファンディングで日本一になった。」ということも注目された一つの理由です。募集開始から、たった3時間で、目標額の300万円を達成し、2か月後には、1億2800万円になったのだとか。”こういう物を待っていた!”という声が多く寄せられたそうです。glafitのこれからの広がりが楽しみですね。

鳴海さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/07/03/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20180704003000

颯爽と走る松風さん。楽しそうです!

来週は、鳴海さんご自身についてのお話を詳しくお伺いします。お楽しみに!

by vivi

投稿者 : alabo|2018年7月4日