2018年7月24日

第94回 槙野産業株式会社 代表取締役 槙野利光さん

槙野産業株式会社 代表取締役 槙野利光さん

 

槙野さんのプロフィール

1950年、東京都出身の68歳。東京農工大学 工学部 繊維高分子工学科を卒業後、三陽商会に入社。営業部 子供服課で西友ストア担当を3年間勤めた後、結婚を機に、奥様の実家である槙野産業株式会社に入社する。

槙野産業は、大正15年、1926年創業の粉砕機をはじめとする粉に関する便利でユニークな機器を取りそろえる会社。主力製品であるマキノ式粉砕機は、第二次世界大戦後の食糧危機の際に、まだ利用されていない資源を粉の形にし、食糧化することを計画した政府の食糧対策の一環として1万台以上が生産された。その設計図は、大手企業に技術公開され、日本の食糧事情の改善に大きく貢献した。その後、日本の産業発展にも、さまざまな粉砕技術が必要とされ、槙野産業は、粉砕機をはじめとした処理機器を幅広くそろえることになる。

槙野産業株式会社のHP → http://www.mkn.co.jp/index.html

その後、大学の工学部で極めた専門知識や、持ち前のバイタリティと発想力で、長い歴史の槙野産業に、新しい風を吹き込んでいく。新しい試みとして、海外の展示会を回り、新製品を製造、開発。さらには自ら海外提携先を作り、代理店としても活動。そこから日本人に合うように共同開発を行うなどしていく。

また、粉砕の需要は、近年、食品から、新素材、リサイクルまで多岐にわたり、あらゆる分野で注目されており、戦後の食糧難から、最新技術までを網羅した粉砕機、破砕機は、東京の葛飾ブランド 葛飾町工場物語 2011年 平成23年度の認定品となっている。

 

東京都葛飾区にある槙野産業株式会社は、大正15年に創業され、あらゆる物を粉砕・破砕などをする機器を製造しています。山で切り出した石を砂利にしたり、家電を壊したりする大きな粉砕機から、穀物を小麦粉・米粉にしたり、香辛料を細かくして、カレー粉を作ったり、お茶の葉を抹茶にするなどの食品関係のことも。さらには、コピー機に使われるトナーやインク、セラミックス原料、電池の材料、セルロースナノファイバーなどの非常に細かい粉づくりまで、幅広く多くの粉砕機があるそうです。

槙野産業の数ある粉砕機の中の一つである「マキノ式粉砕機」について

平均2㎜~0.1㎜くらいの大きさに粉砕できる機器。(食品のイメージだと、パン粉から粉砂糖ぐらいの大きさ。)スクリーンというたくさんの穴の開いた金属の板で囲われた粉砕室中で、回転する板が原料を叩いて割っていき、細かくなったものが、スクリーンの穴から出ていくという仕組み。つまり、この穴で粉の大きさを制御しており、スクリーンの穴のサイズを変えることで、様々な種類の粉を作ることができるのだそうです。

 

様々な粉砕機を作る槙野産業ですが、あるとき、今までにない、びっくりするようなオファーを受けます。それは、なんと、奈良の有名なお寺からの依頼。近年、お寺では、埋葬に関する考え方が変わってきていて、その要求に合う粉骨機を作ってほしいとのお話だったのだとか。こうして槙野さんたちの新しい挑戦が始まります。気になるこのお話の続きはまた来週。お楽しみに!

 

槙野さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/07/17/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20180718003000

by vivi

投稿者 : alabo|2018年7月24日

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