2018年12月26日

第117回 株式会社オプトゲート 代表取締役社長 田中雅之さん

今週のA-LABO INDEXは、先週に引き続き、
株式会社オプトゲート 代表取締役社長 田中雅之さんをお迎えしました

 

写真は、松風さんと田中さん

光ファーバーを用いた製品に特化し、開発、製造をしている株式会社オプトゲート。先週は、日本で唯一、世界で唯一の技術についてお話し頂きました。そして、今週、番組の最初は、ヒット商品「くるるんぱっ」について。

クリーナ「くるるんぱっ」とは。
光ファイバーは、接続する時に、ごみがついてしまうと、信号を伝えることが出来なくなるため、クリーニングをする必要があります。(光ファイバーの光が通る部分は、わずか10ミクロン。そして、小さなごみや汚れがついてしまうだけで、光が通りにくくなってしまう、デリケートなもの。)「くるるんぱっ」はその光コネクタを簡単にクリーニングすることができるという製品。

光ファイバーは、”1回繋ぎ変えるごとに必ずクリーニングをする”という規定がありますが、昔、使用されていたクリーナーは、1個約1万円で使用回数が400回程度のもので、とてもコストがかかっていたそうです。それに対して、「くるるんぱっ」は、2000円で3600回も使えるのだとか。画期的ですよね!

「光コネクタ」

「くるるんぱっ」
 

くるるんぱっ!と最新型の「くるるんぱっ Smart」

その中身・・・。

オプトゲートのHPでは、「くるるんぱっ」を、実際に使用している動画を見ることができます。気になる方はぜひチェックしてみてください。

株式会社オプトゲートのHP内の「くるるんぱっ」について
http://www.greenkonnect.co.jp/submaterial/submaterial_02.html

こうして、開発や製造に力を注いでいる田中さんですが、お客様や仕事相手の方から言われて嬉しかった言葉があるそうです。それは、「オプトゲートの商品は、どれも使い勝手が良くて、完成度が高い」という言葉。

田中さんの”ユーザー目線を大切にしている”というものづくりへの想いが、ヒット商品を生み出す技術やアイディアに繋がっているのだと、感じました。そして、田中さんの中には、まだまだたくさんのアイディアがあるのだとか。今後の展開にも、大注目です!

最後は、若き、エンジニアへ、田中さんからのアドバイス。

“人生の半分は会社生活ですので、これが楽しくなければ人生の半分がつまらないのと一緒なので、ぜひ楽しく仕事をしてほしい。楽しくするためには、活躍することが重要。私は、主に開発をやってきたので、開発というものからすると、90%はスキルです。正しくデータをまとめたり、正しくやる。誰でもきちんとやれるようなことをやって、10%ぐらいがアイディアかなと思います。これを参考に頑張っていただければと思います。”

田中さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/12/25/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20181226003000

by vivi

投稿者 : alabo|2018年12月26日

2018年12月22日

第116回 株式会社オプトゲート 代表取締役社長 田中雅之さん

株式会社オプトゲート 代表取締役社長 田中雅之さん

 

田中さんのプロフィール

1967年、青森県八戸市出身。小学校時代から理科が大好きで、夏休みなどの長期の休みの時は、理科番組をよく見ていたり、小学校低学年の時には、テレビの中がどうなっているのかが知りたくて分解したりなど、好奇心旺盛な少年だった。その後、大学は、岩手大学工学部電気工学科に進む。岩手大学を卒業後、電線業界大手の古河電気工業株式会社に就職。そこで13年にわたり、光ファイバーケーブルの開発業務に幅広く関わる。2005年、光ファイバーを用いた製品に特化し、開発、製造する株式会社オプトゲートを、東京都葛飾区い立ち上げる。また、現在では、仕事と並行して、千葉大学融合理工学府博士後期課程に在学中。

オプトゲートの製品や技術は、日本のみならず、世界で”この会社しか作っていない”というものが多く、光ファイバー断線検出器OCCRや、信頼性試験受託がその代表格。さらには、光コネクタを簡単にクリーニングできる製品”くるるんぱっ”を開発。着眼点、技術、そして価格に至るまで画期的なこの製品は、ヒット商品となり、2012年 日本包装技術協会のテクニカル包装賞を受賞、また平成26年度 葛飾町工場物語にも認定される。

 

光ファイバーとは。
電気信号を光に変えて、情報を伝達させる線のこと。この線の中には、125ミクロンと髪の毛と同じくらいのサイズのガラス線があり、その線の中を光が通っている。

 

株式会社オプトゲートのHP http://www.greenkonnect.co.jp/index.php

光ファイバーを用いた製品の製造や開発を行っている株式会社オプトゲート。世界に誇るオプトゲートの代表的な製品と技術について、少しだけご紹介。

 

世界で唯一の製品。光ファイバーの断線検出機”OCCR”

光ファイバーは、被覆(ガラス線をコーティングし、カバーしている部分)をむき、加工をしますが、この際、断線をすることがあるとのこと。”OCCR”は、通常検査では発見できない隠れ断線を検出することができるという製品。そして、このような検出機を作っているのは、世界で、オプトゲートだけなのだとか。

 

“信頼性試験受託”

光ファイバーは、様々な場所で、用いられるため、過酷な環境下でも、使用されることがあります。そのため、適合できるものかどうか確認するにあたり、各種の標準規格があるとのこと。そして国際的に最も一般的である規格は、”Telcordia規格”。この規格はとても厳しいそうです。

オプトゲートは、創業当初から、顧客から預かった製品をTelcordia規格に則り評価を行い、その結果を第三者が行った結果として顧客へレポートする信頼性試験受託サービスを行っているとのこと。これは、光ファイバーの取り扱い慣れが必要であるため、田中さんの知る限り、日本では、オプトゲートだけが行っているそうです。

 

そして、もう一つ、オプトゲートには注目製品があります。それは”くるるんぱっ”。
名前だけでは、なかなか想像がつきませんが、こちら、知る人ぞ知るヒット商品なんです。
気になるこの商品のお話は、また来週。お楽しみに!

 

田中さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

 

by vivi

投稿者 : alabo|2018年12月22日

2018年12月16日

第115回 細見工業株式会社 代表取締役 細見大作さん

今週のA-LABO INDEXは、先週に引き続き、
細見工業株式会社 代表取締役 細見大作さんをお迎えしました。

美術館や、博物館の展示ケースを制作されている細見工業株式会社。国宝などの貴重な品物の展示に関わるなどのお仕事を多くされていますが、中でも、日本で、海外の有名な美術館の絵画を、展示したことが一番大変だったのだとか。

 

海外の有名な美術館の絵画の展示について。

ケースを制作する上で、最も重要なのは、セキュリティ性能を高くすること。最初に、細見さんたちは、なるべくケースの開け閉めが簡単であることをメインに、鍵の性能を上げようと考えます。しかし、相手先からは、内部の人間の犯行に備えて、もっと開けにくくして欲しい、と言われたそうです。
理由は、現在、ルパンのような泥棒はほとんど存在していないので、一番に気にしなくてはいけないのは、内部の人間からの窃盗やいたずらだから。そのため、何個もの鍵を開けないと、ケースの鍵を開けられないような仕組みにするなど、”開けにくい”ことが重要になってくるのだとか。(誰が、どの鍵を持っているなどをしっかり管理する)そのことから、細見さんは、日本と海外との、犯罪の種類の違いを知り、文化の違いをとても感じたそうです。

 

細見さんが、モノづくりで大切にしていることについて。

それは、”眼光紙背に徹す”ということ。意味は、”紙の裏が見えるくらいまで、よく見て考える。そうすれば、本当の意味や、いろいろなものが見えてくる”ということ。細見さんは、形を作るだけではなく、お客様の心の部分まで、反映できるようにしたいという思いから、このことを大切にされているそうです。
また、展示ケースは、新しいものを作るだけではなく、古くなったものを修繕して欲しいという依頼も受けるとのこと。だからこそ、適当なことをしてはいけない、単純に箱を納めてはいけないと、細見さんは考えているそうです。

 

私たちの周りに、何気なくある展示ケースですが、その一つ一つに、細見さんたちのアイディアやたくさんの想いが詰まっているのだと、あらためて感じました。

 

最後は、若き、エンジニアへ、細見さんからのアドバイス。

“まずは、たくさん失敗してください。そして、たくさん謝ってください。そして、諦めないでください。諦めちゃったら、そこで終わりなので。そうすると、そこから、何か学べることが必ず出てくるので、何かを学んでください。”

細見さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/12/11/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20181212003000

by vivi

投稿者 : alabo|2018年12月16日

2018年12月5日

第114回 細見工業株式会社 代表取締役 細見大作さん

細見工業株式会社 代表取締役 細見大作さん

細見さんのプロフィール

1971年東京出身。高校時代は全国レベルの強豪校でアメリカンフットボールをやっていてインターハイに出場の経験もあり、選手引退後は高校や大学のコーチを務めていたとのこと。東洋大学 経営学部 経営学科を卒業後、ディスプレイ業界大手の株式会社乃村工藝社に入社。展示会を中心とした制作管理に従事する。2002年、父親が経営する細見工業株式会社の代表取締役に就任する。細見工業の創業は、今からおよそ50年前の1969年。スチール・ステンレス・その他各種金属を用いて、装飾金物、内装金物、展示ケースの製作をしている会社で打合せから設計・製作・施工管理までを一貫して行っている。
船の科学館、国立科学博物館、江戸東京博物館を始めとする全国の文化施設から、アパレル系の店舗や高級ブランドの商業施設の金物工事までを手掛けている細見工業株会社で、特に博物館や美術館のミュージアムケースは、ディスプレイ業界から絶大な信頼を集めている。
最新の技術と熱い想いで作られてきた功績をたたえて、2008年、葛飾ブランド「葛飾町工場(まちこうば)物語」に展示ケースが認定。2014年には、葛飾区優良工場 認定となる。

細見工業株式会社は、細見さんのお父様が創業した会社で、スチール・ステンレス・その他の金属を用いて、装飾金物、内装金物、博物館や美術館の展示ケースの製作などを手掛けているとのこと。北海道から沖縄まで、全国各地の博物館、資料館などで利用されているのだとか。

まずは、私たちの身近にある展示ケースについて、少しご紹介。
博物館や美術館の展示ケースは、大きく分けて、”ハイケース”、”ローケース”、”ウォールケース”、”造作ケース”の4種類あるとのこと。

“ハイケース”は、仏像などの立体物を展示する際に適した形のケース。
“ローケース”は、文書などを覗き込む形で見えるように展示する際に適した形のケース。
“ウォールケース”は、屏風や掛け軸を壁に展示する際に適した形のケース。
“造作ケース”は、既定のものではなく、展示品の形に合わせたケース。

具体的な実績や、展示ケースについて、詳しくはHPで。
→ http://www.hosomi-kogyo.co.jp/index.html

国宝や、重要文化財を飾る展示ケースは美しく見せることも大切ですが、保護・保存が一番重要なポイント。展示施設の環境(温度や湿度など)によって、保存の方法が変わったりと、気を付ける点はたくさんあるそうです。そのため、細見さんは、文化財虫菌害防除作業主任者のライセンスもお持ちなのだとか。また、見せかたの点で、照明の当て方や、それによってできる影の形を考えたりするために、照明士の資格や、他にも、防犯士の資格なども取得されているとのこと。

幅広い知識をお持ちの細見さん。しかし、そんな細見さんを悩ませたものがあったのだとか。そのお話はまた来週。お楽しみに!

細見さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/12/04/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20181205003000

by vivi

投稿者 : alabo|2018年12月5日