2019年3月13日

第128回 映像クリエイター・演出家 花房伸行さん

映像クリエイター・演出家 花房伸行さん

 

花房さんのプロフィール

三重県大台町ご出身。幼少の頃から、絵を描くこと、ものをつくることが大好きだった。手塚治虫を尊敬し、子供の頃は、漫画家になりたかったとのこと。1993年に見た映画「ジュラシック・パーク」のコンピューターグラフィックに強い衝撃を受けて、1996年から、3DCGを学び始めた。プロダクツデザインを経て、映像の世界へ入り、TV、CM製作から、展示映像、ファッションショー、コンサートVJなど、多くのジャンルで活動。映像制作にとどまらず、イラストレーション、立体造形、ステージ空間演出、総合プロデュースなど幅広い分野で独自の表現を展開している。
国内では、「ももいろクローバーZ」のライブ演出に不定期に参加。海外では、2012年にNYタイムズで高評価を受けるなど、国内にとどまらず、国際的にアートワークが認められている。また、2012年に、映像とダンスを融合したパフォーミングアーツカンパニー「enra」を設立。enraでは、映像だけではなく、楽曲製作も行い、映像、音楽、演出とenraの世界観構築の要となっている。そして、2017年からは、長野県阿智村の「天空の楽園~日本一の星空ナイトツアー」のコンテンツディレクターに就任している。
花房さんが主催する「enra」は、花房さんと、7名の個性的なパフォーマーで構成。代表作の「pleiades(プレアデス)」は、現在、再生回数、875万回を突破。enraには、この映像がきっかけで、世界中から出演依頼が殺到し、イベント出演のみならず、各国で単独公演を開催。シンガポール公演3000人、台湾国立劇場公演4000人、メキシコ野外劇場公演8000人の動員記録を持っている。さらに、2013年、内閣総理大臣主催の公式東京オリンピック誘致イベントでパフォーマンスを行い、オリンピック招致に大きく貢献した。2015年、カンヌ国際映画祭授賞式で披露した映画祭のためのオリジナルパフォーマンスで、世界のメディアからも高評価を得た。「enra」は、2年連続で、USAツアーも行い、すべての公演でスタンディングオベーション。2017年には、アメリカテネシー州で、3週間33公演を慣行。今年3月1日に7年目に突入した「enra」が訪れた外国の地は、29か所におよぶ。

「enra」の名前の由来について。
煙々羅(えんえんら)という日本の煙の妖怪の名前をとっているとのこと。パフォーマーや、映像を変えることによって、いろいろな表現ができる、姿を煙のように変えることができるという意味を込めているのだとか。また、花房さんは、水木しげるのファンでもあるそうです。
花房さんは、音楽ファンや、アイドルファンにも、かなり知られている方で、これまで、ももいろクローバーZのライブ演出などにも手掛けていらっしゃいます。例えば、2012年の『ももクロ春の一大事2012~横浜アリーナ まさかの2DAYS~』でのオープニング演出。横浜アリーナは、センターステージでスクリーンがないため、30人ぐらいのパフォーマーがステージで、円形状に並び巨大な旗を振り、その旗をスクリーン替わりに、映像を投影するなど、圧巻の演出をされています。
(他にも、2011年の埼玉スーパーアリーナや、2013年のライブにも、関わっていらっしゃいます。このお話は、フルバージョンで聞くことができます。ぜひチェックしてみてください!)

花房さんの名前を世界的に広めたパフォーミングアーツカンパニー「enra」は、2013年の東京オリンピック・パラリンピックの招致活動にも、貢献されています。赤坂の迎賓館で開かれた内閣総理大臣主催の晩餐会で、パフォーマンスを行ったとのこと。日本の伝統的なものと新しい技術(生身の人間と映像、ハイテクを合わせたもの)を融合させたパフォーマンスは、今までみたみたことがないと、海外の方から高い評価を受けたそうです。

「enra」のHP → http://enra.jp/

国境を越えて、感動を与えるeanraのパフォーマンス。この話の続きは、また来週。お楽しみに!

花房さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

 

by vivi

投稿者 : alabo|2019年3月13日

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