2019年10月9日

第158回 株式会社ネイキッド ディレクター 川坂翔さん

現在「アーティスト/表現者たち」をテーマにお届けしているA-LABO INDEX。
今週と来週は2週にわたり、映像コンテンツの匠が揃う『株式会社ネイキッドのアート』をフィーチャー。

レジェンドエンジニアとして、株式会社ネイキッド ディレクターの川坂翔さんをお迎えしました。

株式会社ネイキッド ディレクター 川坂翔さん

【『株式会社ネイキッド』について】

1997年、代表の村松亮太郎さんを中心に、映像ディレクター、デザイナー、CGディレクター、ライターなどが集まり設立されたクリエイティブカンパニー。メディアやジャンルを問わず、映画、広告、TV、インスタレーションなど様々なクリエイティブ活動を続ける。また、近年はプロジェクションマッピングをはじめとした様々な技術や美術造作、演出を組み合わせ、光を使った空間演出を手掛けている。ちなみに、ネイキッドとは、日本語で『裸』という意味。つまり、色々な服を着ることによってどんどん変わるっていくということ。そこには、『本質を突き詰めつつクリエイティブであればどんなことでもやる』という意味が込められているのだとか。

【これまでに携わったコンテンツ】

☆通算100万人を動員した「CITY LIGHT FANTASIA BY NAKED」
2014年度よりスタートしたネイキッドが企画・演出・制作を手がける大人気夜景イベント。展望台から見える夜景とプロジェクションマッピングの演出を融合させ、新たな夜景体験、展望台のエンタテインメントとして生まれた。その土地ならではの特色を生かした演出で各地のナイトエンタテインメントスポットとして、これまで東京タワー、あべのハルカス、名古屋テレビ塔などの全国タワーや展望台で実施している。
その最新が、2019年11月24日まで開催されている「CITY LIGHT FANTASIA BY NAKED-Kagawa Art Viewing-」。「広がる輪、繋がる未来」をコンセプトに高松市内から世界的にも評価の高い瀬戸内海の島々へ、海を通して回遊する没入するプロジェクションマッピング。香川県庁舎本館21階展望室から眺めることのできる香川の夜景とネイキッドが創出する幻想的なアート空間によって広がる夜景アートエンタテインメント。
また、東京タワーでは、11月4日まで「TOKYO TOWER CITY LIGHT FANTASIA ~HELLO WORLD TOKYO TO KYOTO」を開催。京都の街を舞台にしたアニメ映画『HELLO WORLD』との特別コラボレーション。映画の劇中に登場する京都の美しい秋の風景や紅葉と共に主人公の出会いなどのシーンも。東京の夜景をバックに、東京と京都、最新と最古の街のコントラストを圧倒的な映像美で描いている。

☆ネイキッドは、「食」、レストランもプロデュース。
代々木公園にあるレストラン「TREE」では「TREE by NAKED yoyog park ディナー体験コース 2019 秋Ver.」がスタート。秋は「代々木公園の銀杏並木」をテーマに屋内にいながら公園で紅葉と秋の夜風を感じながら、実りの秋とともに紅葉狩りを楽しめる。

☆「HUMANOID DJ プロジェクト」も進行中。
エイベックス・エンタテインメントとのコラボ。会場にいる観客の表情からAIにより性別、年代や感情の起伏を解析し、会場の音楽をコントロール。観客と音楽がリンクした空間を演出する。「HUMANOID DJ」は、今後、あらゆる空間演出をプロデュースするアーティストとして活動する予定。

☆幻のイベント『東京駅のプロジェクションマッピング』
ネイキッドといえば2012年の東京駅のプロジェクションマッピング。このイベントは3日間行われるはずでしたが、あまりにも人が集まりすぎてしまい、危険と判断され、二日目で中止になってしまいましたがネイキッドが有名になったきっかけの作品でもあります。

数々のクリエイティブな作品を手かげている株式会社ネイキッド。そして、今回、お話を伺った川坂さんが携わった作品も、私たちの身近にあります。その作品を少しだけご紹介。

まずは、花びらが舞うプロジェクションマッピングが印象的な石原さとみさんが出演されている『花王 フレア・フレグランスの「香りの扉」編』のCM。
https://www.youtube.com/watch?v=AA7b-mnkhXw
このCMは、『イメージの世界、ニオイの可視化』がテーマで、ここはどこか、どこにいるのかわからないというような世界観を出すことに拘ったとのこと。花びらが舞う様子は、花の香りが広がっているようなイメージを浮かばせる演出なのだとか。CGとは違う、『実際に存在している感』を引き出すことができるのが、プロジェクションマッピングの魅力の一つです。

このほかにも、イベント系では、『大阪中央公会堂プロジェクションマッピング』や、『京都南座「ミライマツリ2019」でのハイパー縁日 ばい NAKED』も担当されたそうです。

番組の後半は、『水族館とネイキッド』。

ネイキッドは、多数の水族館とのコラボをなさっているとのことですが、特に、アクアパーク品川さんとは、いろいろなコラボを行っており、中でも、イルカショーは、ビックなイベントなのだとか。水柱のようなウォータースクリーンにプロジェクションマッピングを映し出し、イルカのパフォーマンスと連動させているそうです。こうして、様々な水族館とコラボをされてきたネイキッドですが、今度は、水族館ではないところを、デジタルアートの水族館にしてしまうというイベントを開催されるとのこと。ちなみに、このイベント、既に、上海では、大成功を収められています。
それは、「OCEAN BY NAKED ~ 光の深海展」。10月11日(金)から横浜・アソビルでスタートします。このイベントのテーマは、『生命』。色鮮やかな光で海の世界を演出し、本物の魚がいない中、光で、生命を表現されているとのこと。まるで、本当の海の中にいるような感覚になる展示なのだとか。

そして、この「OCEAN BY NAKED ~ 光の深海展」のお話の続きはまた来週。次回は、実際の上海でのリアクションや、制作の詳しいお話についてをお伺いしたいと思います。お楽しみに!

https://ocean.naked.works/

イベントが開催される 「アソビル」横浜駅直結です。
https://asobuild.com/news/7209/

 

川坂さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

by vivi

投稿者 : alabo|2019年10月9日

« blogトップ »