2019年11月6日

第162回 株式会社モズスタジオ 代表取締役社長 水越清隆さん

現在「アーティスト/表現者たち」をテーマにお届けしているA-LABO INDEX。
今週と来週は、2週にわたり、コマ撮りアニメ、ジオラマ、トリックアートという3つの分野で活動するマルチアーティスト、株式会社モズスタジオ 代表取締役社長のMozuこと、水越清隆さんをお迎えしました。

 

株式会社モズスタジオ 代表取締役社長 水越清隆さん

 

水越さんのプロフィール

現在、ツイッターのフォロワーは、12万人、インスタグラムは、6万人。
1998年7月生まれ。現在21歳。保育園の頃から漫画を描き始め、小学校の時にガンプラにはまり、模型の楽しさを知る。中学校の頃、授業中に描いたリアルな三角定規の絵が「本物にしか見えない!」と学校中で話題となる。そして、その才能を以て、東京都立総合芸術高等学校に進学。高校2年の時に、ミニチュア作品「自分の部屋」が、友人のツイッターを経て爆発的に広がり、テレビ局から取材が来て、テレビデビューを果たす。
同じ年、すべてを1人でつくり上げたコマ撮りアニメーション「故障中」がTBS主催のアジア最大級の短編映画祭「デジコン6」で、ジャパン・ユース部門の最優秀賞ゴールドを受賞。

2017年、高校卒業後は、起業し、コマ撮りアニメ、ジオラマ、トリックアートという3つの分野で活動するマルチアーティストとなった。そして、映画監督ウェスアンダーソン氏から声がかかり、インターンとしてイギリスで2週間、ストップモーションアニメ「犬ケ島」の制作に参加。 さらに「ひつじのショーン」を制作しているイギリスのアニメスタジオ「アードマン」へ招待され、見学。また、この年初めての作品集「MOZU 超絶精密ジオラマワーク」を出版した。

2018年、クラウドファンディングでトリックアートノート「NOUTO」を制作。その後、全国の東急ハンズやヨドバシカメラ、ミラクルエッシャー展などで販売され、2冊目の作品集「MOZU超絶細密トリックラクガキアート集」も出版した。 また、ネットフリックスで公開されたコマ撮りアニメ「リラックマとカオルさん」の制作に参加。ミニチュア背景を担当している。そして、現在、株式会社モズスタジオ設立した。

 

水越さんは、今まで番組でご紹介させて頂いたレジェンドエンジニア中では、最年少の現在21歳ですが、すでに、驚くような数々のクリエイティブな活動をされています。今週は、水越さんご自身についてや、今のお仕事をされるに至ったお話について、詳しくお伺いしました。

 

☆『絵を描く』きっかけは、お父さま

幼い頃から、絵を描くことが大好きだった水越さんですが、きっかけはお父さま。水越さんのお父さまは、昔、漫画家を目指していたこともあり、とても絵が得意な方で、よく一緒に絵を描いて遊んでいたそうです。そして、お父さまが、仕事で夜遅くの帰宅になり、一緒に遊べない時も、水越さんが、寝る前に絵のリクエストを書いたメモを枕元に置いておくと、お父様は、その日の夜にリクエストした絵を描いてくれていて、次の日の朝、その絵が食卓にあったそうです。水越さんは、そのイラストが嬉しくて、保育園に持って行って、クラスメイトに自慢していたのだとか。『絵』は、親子を繋ぐコミュニケーションの一つだったそうです。

☆幼い頃から生まれ続ける数々の作品

保育園の頃から漫画を描き始めたりと、幼い頃からたくさんの作品を描き続けてきた水越さんですが、中でも、中学生の時、授業中に描いたリアルな三角定規の絵は、本物にしか見えないクオリティの高さ。

株式会社モズスタジオのHPでは、実際の作品のお写真を拡大してみることができます。

株式会社モズスタジオのギャラリー → https://www.mozustudios.com/gallery/

 

圧倒的な絵の才能を持っていた水越さんですが、学生時代は、勉強が得意ではなかったとのこと。そのことに、お母さまはとても心配されていたそうですが、お父さまは、「自分の好きなことをさせろ」と信じてくれていたのだとか。こうして、水越さんは、学校や、市などで行われている絵のコンクールや、ポスターのコンテストなどに積極的に応募し、入賞するなど、更に絵を極めていったそうです。その後、水越さんは、自分が行きたいと思う高校を見つけ、入学するために、猛勉強。自らから進んで塾に通うことを決めます。そして、成績は、みるみる上がり、無事、通いたかった高校に入学することが出来たそうです。

☆高校2年生で起きた「人生の転機」

東京都立総合芸術高等学校に進学した水越さんでしたが、学校の独特な雰囲気にあまり馴染めなかったとのこと。水越さんの作品は、一言とでいうと、『エンタテインメント』。それに対し、周りは『現代アート』をやっている人が多かったため、考え方の違いを強く感じたのだとか。そのため、学校でも目立たない生徒だったそうです。しかし、高校2年生の時、転機が訪れます。それは、水越さんが作ったミニチュア作品「自分の部屋」が友達のツイッター経て、大きな反響を得たということ。(ちなみにこの作品は高校1年生のときに作ったものだそうです)このツイートは、一日で5万いいね、4万リツイートを記録されたとのこと。当時、水越さんは、ツイッターをやっていなかったため、これがどれだけのことなのか、よく分からなかったそうですが、その翌日に2つのテレビ局から取材の依頼を受け、凄いことなんだと実感したそうです。
さらに、高校2年生時、ミニチュア作品でコマ撮りアニメを制作し、映像の世界にも作品の幅を広げます。そして、「映画監督になりたい」と夢を持つように。卒業後は、お父さまの会社を継ごうと考えていたそうですが、夢を持ち、アーティストとしての道を進むことを決意されたそうです。

 

「言語の使わない笑いで、世界中の人を楽しませたい」

言葉のないコマ撮りアニメーションは、水越さんの言語の壁を越えて、誰もが楽しめる作品を作りたいと思いから生まれたもの。こちらのコマ撮りアニメーションも株式会社モズスタジオのHPで、見ることができます。ぜひチェックしてみてください!

 

そして、今回スタジオには、モズさんの作品の一つ、ミニチュアの本棚をお持ち頂きました。それがこちら。

ちなみに、この本棚の中にある漫画、一冊一冊のクオリティが凄いんです!


拡大してもミニチュアだということが気づかれないような作品を作ることが、水越さんのこだわりなんだとか。このミニチュア本棚のお話は、番組のフルバージョンで聞くことができます。ぜひチェックしてみてください。このほかにも、水越さんのハイクオリティな作品は、株式会社モズスタジオのHPで見ることができます。

株式会社モズスタジオのHPはこちらから → https://www.mozustudios.com/

そしてスタジオにはもう一つ、お持ちいただいている作品があります。このミニチュア漫画の写真の後ろにあるノートが・・・?この話の続きはまた次回。お楽しみに!

水越さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

by vivi

投稿者 : alabo|2019年11月6日

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