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2018年9月26日

第104回 運楽家 運動会協会 理事 犬飼博士さん

運楽家 運動会協会 理事 犬飼博士さん

犬飼さんのプロフィール

1970年生まれ。愛知県一宮市出身。幼少期からテレビゲームやアーケードゲームに親しみ、自らコンピューターゲームを作って雑誌に投稿したり、友達に配って遊んでいたとのこと。高校卒業後、映画を仕事にしようと、映画監督、山本政志さんに師事。映像作家として仕事をしながらも、ナムコの「鉄拳」で遊び続け、プレイヤー同士のコミュニティづくりもしていたところ、自分の興味は「プレイづくり」にあると感じるようになり、ゲーム作りへ転向した。
アーケードゲームの「トイファイター」や、ドリームキャストの「UFC、アルティメットファイティングチャンピオンシップ」Xboxの「WWF RAW」などを手掛け、さらに、日本のeスポーツ黎明期である2002年からWCG(World Cyber Games)の日本予選開催を皮切りに、世界最大規模の国際eスポーツ大会でもあるCPL(Cyberathlete Professional League)ESWC(Electronic Sports World Cup)などの日本予選や国内イベントの主催と、選抜された日本代表の世界大会への引率やサポートなどを行うeスポーツプロデューサーとして活動を開始。
また、2007年にファミコンの13年ぶりの新作ソフトとしてリリースされ注目を集めた「Mr.SPLUSH」は、文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門審査委員会推薦作品となり、他にも、対戦ゲームにこだわった商用ゲームソフトやアーケードゲームの開発に関わった。
2010年、現在、行っている「未来の運動会」の下地となる「eスポーツグランド」を発表。2012年には、現在も日本科学未来館で常設されている「アナグラのうた 消えた博士と残された装置」にも参加。2013年には、YCAM公募企画「LIFE by MEDIA」国際コンペティションや、2013年文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門優秀賞などを受賞した「スポーツタイムマシーン」を発表。

様々な肩書をもつ犬飼さん。今週は、その中でも気になる肩書をいくつかお伺いしました。

”運楽家”とは。

運楽家とは、犬飼さんがご自身で作った”遊びの専門家”という意味の役職名。犬飼さんは、ゲームのプレイヤーでもあり、製作側でもあります。だからこそ、自分は、クリエイターという立場とは、少し違うのではないかと思っていたのだとか。他に何か良い呼び方はないかと考えていたそうです。そこで、注目したのが、音楽家。それは”音を楽しむ専門家”という意味。それなら、”世の中のありとあらゆる楽しいの専門家”という意味の役職が自分にはぴったりではないかと、考えます。こうして、運(偶然、ランダム、運ぶなど、様々な意味を持つ漢字)と”楽しむ専門家”という言葉をつなげて、”運楽家”という名前を付けたそうです。

”eスポーツプロデューサー”時代のお話

テレビゲームのプレイヤーをこじらせて、作る側になっていった犬飼さんでしたが、やはり、プレイヤーとして遊ぶことも大切であると考え、その頃につけた名前が、eスポーツプロデューサー。犬飼さんが、eスポーツプロデューサーとして、活動していたのは、2000年頃で、当時、まだeスポーツという言葉は、メジャーなものではありませんでしたが、犬飼さんたちは、自分たちの今行っている活動に、一番しっくりくる言葉だと思い、名付けたそうです。ちなみに、それまでは、”運動部の部活のようにテレビゲームをやる活動”と言っていたのだとか。また、時代は、こうなっていく(eスポーツが、メジャーなワードになる)だろう、という思いもあったそうです。そして、今では、”eスポーツ”は当たり前の言葉。それを、わざわざ名乗る必要はないと思い、現在では、その肩書を使うことを、辞めたそうです。

”遊びの専門家”であるということ。

遊びのプロであるからこそ、一緒に仕事をする人に対して、「仕事をする」というのではなく、「一緒に遊ぶ」という形で、何かを作り上げたいと犬飼さんは考えているとのこと。だからこそ、遊びの専門家に対して、「仕事をしてください」や、「納品してください。」と言うのは、センスがないな、とがっかりするそうです。「遊びの専門家に仕事を頼んでくる奴と一緒に遊べるか!」という言葉は、犬飼さんの遊びの専門家としての、熱い想いを感じました。

このお話の続きはまた来週!お楽しみに!

犬飼さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/09/25/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20180926003000

by vivi

投稿者 : alabo|2018年9月26日

2018年9月19日

第103回 株式会社安心堂 会長 丸山寛治さん

今週のA-LABO INDEXは、先週に引き続き、
株式会社安心堂 会長 丸山寛治さんをお迎えしました。

写真は、松風さんと丸山さん

特殊印刷を手掛ける株式会社安心堂。先週は、丸山さんが、印刷機の開発や、製造を手掛けるようになったところまでのお話をお伺いしました。そして、今週は、その技術力、パッド印刷のクオリティについて。

まずはコレ。

世界最小の広告の写真.お米なんですっ!

ダジャレに使う技術じゃない!と思わず言っていまうほどの、クオリティ。
実際のお米にこんなにも細かい字が印刷されているなんて、驚きです。

写真を撮るのも難しいサイズ。お米には、1文字だけではなく、30文字ほどの文字が書かれています。ちなみに私たちは、ルーペを使って、読ませていただきました。

そして、次は、このゴルフボール。

こうしたボコボコしたゴルフボールにも、印刷することができるのだとか。
ちなみに、この右のボールに印刷されているのは、丸山さんのお写真。

これは、すべて、安心堂の製品「手動式小型パッド印刷機 なんでもくん」だからこそ出来るクオリティ。この「なんでもくん」についてのお話は、インターネットのフルバージョンで聞くことができます。ぜひチェックしてみてください!

そして、番組では紹介しきれませんでしたが、他にもたくさんの商品をお持ちいただきました。

オリジナルお線香『焚経香』お線香に戒名や、家名が入っています。

インソール『元気源』

簡単にハンコが作成できる『はんこ屋さんゴッコ』

これらの商品は、HPで詳しく紹介されています。気になる方はこちらから。

株式会社安心堂のHP → http://www.nandemokun.net/

番組の後半は、丸山さんの今後の夢や展望について。

それは、足立区を、世界から人が集まるようなところにすること。丸山さんにとって足立区は、生まれた故郷であり、仕事をし続けている大切な場所。現在、丸山さんは、「FC足立」交流会会長、「足立ものづくりゼミナール」会長、「あだち新製品開発講座」の講師を務められており、地域の活性化に力を注いでいらっしゃいます。

最後は、若き、エンジニアへ、岡田さんからのアドバイス。

“好きだというのが一番良い。飽きない。自分がやっていることに信念を持って、好きになってほしい。自分の仕事は大好きであってほしい。そうしたら、技術でも何でもどんどん進歩していくはず。私は、好きなことをやっているから病気もしないし、毎日毎日が楽しい。”

丸山さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
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A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/09/18/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20180919003000

by vivi

投稿者 : alabo|2018年9月19日

2018年9月12日

第102回 株式会社安心堂 会長 丸山寛治さん

株式会社安心堂 会長 丸山寛治さん

 

丸山さんのプロフィール

昭和15年、1940年、足立区千住の出身。
昭和20年、1945年(東京空襲の)戦禍を受けて、同じく足立区の梅島に転居する。

1964年、法政大学法学部法律学科を卒業後、入社したのは、光亜証券株式会社、現、三菱UFJモルガンスタンレー証券。証券営業マンとして、1973年まで、勤務する。
子供の頃から憧れを持っていたものづくりの世界に飛び込むことを決意し、1974年に、特殊印刷会社を起業する。

持ち前の発想力と得意の製品開発力を生かし、台東区、荒川区、足立区、墨田区、葛飾区の5つの区 共同の産業活性化プロジェクトTASKの「TASKものづくり大賞」にて、8品目で、大賞、優秀賞、奨励賞等、6年連続入選で新記録を樹立する。

足立区の地域振興を目指した「足立ブランド」認定企業の第一号として、「FC足立」交流会会長、「足立ものづくりゼミナール」会長などを務め、「あだち新製品開発講座」の講師も9年目を迎えられている。

現在、ものづくりの現場で活躍されている丸山さんですが、元々は、給料が高いところで働きたいという理由から、大学卒業後は、証券会社で営業のお仕事をされていたそうです。
今週は、丸山さんがものづくりの世界へ飛び込み、今に至るまでのお話をお伺いしました。

 

証券営業マン時代のお話

丸山さんが就職した時は、東京オリンピックの年で、証券会社は不況の時代。一番最初に営業で訪れた産婦人科では、自分の名刺を見た瞬間、何も言わず、名刺を捨て、ドアを閉められてしまったそうです。その瞬間、酷い業界に入ってしまったと、思ったそうですが、その次に訪れた会社では、予想外にも良いことが。前の記憶を消したいという思いから、「営業になって初めて来た会社です!」と言ったところ、その会社の方が、「験を担いでやる!」と言って、すぐに契約を結んでくれたのだとか。営業になって、初めての日に、良いことも悪いことも一度に味わうという大きな経験をした丸山さん。この時、丸山さんは、”世の中には天国も地獄もある。捨てたもんじゃない!”と思ったそうです。こうして、営業職に従事していた丸山さんでしたが、次第に、今の仕事は、自分の本来やりたいことではないと、思うようになります。繰り返しの毎日の中、自分がやりたいことは何かを考えたところ、浮かんだのは、幼い頃から自分の中にあった”ものづくり”への想い。その時、ものづくりで人生を歩みたいと決意されたそうです。
そして、丸山さんは、会社で、全商品、全店トップという素晴らしい結果を出し、それは、自信に繋がります。会社も、お客様も経営は良好。きっちりと結果を残した丸山さんは、今が辞め時だと考えます。こうして、丸山さんは、就職してから、10年目に、意を決して、会社を退社されたそうです。(丸山さんの営業マン時代のお話はインタビューのフルバージョンで聞くことができます。ぜひチェックしてみてください!)

 

印刷物の会社の起業

退社の翌年、1974年、印刷物制作会社を設立されます。丸山さんが、印刷物の会社を立ち上げることになったのは、奥さんの従兄から会社で困っていることがあると聞き、それを解決したことがきっかけ。

奥さんの従兄は、赤電話を製造している会社で勤めており、電話の組み立てで困っていたことがあったのだとか。それは、納入の際に、張り付ける会社の銘板の接着の問題。当時、はけで、接着剤を塗っていたそうなのですが、温度により、しっかり均等に塗ることができず、うまく貼り付かないことがあったそうです。銘板が貼れていないと納入ができないため、悩んでいらっしゃったのだとか。丸山さんは、東京へ戻った時、この問題を解決する方法を探して、「ローラーコーティング」という技術を見つけます。そして、この技術は、従兄の悩みをばっちりと解決し、ぜひ、納入業者になってほしいと頼まれ、起業をすること決意されたそうです。

 

”困ったというのは、宝物”。

仕事は、人が生きている限り、必ず需要がある、仕事は、自分で作り出せば何でも仕事になるものだと、丸山さんは考えています。困ったことの解決は、新しいものを生み出すきっかけになるんですね。丸山さんの言葉から、レジェンドたる所以を感じました。

来週は、丸山さんが開発した実際の物を、たくさんご紹介します。お楽しみに!

 

丸山さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

 

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
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A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/09/11/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20180912003000

by vivi

投稿者 : alabo|2018年9月12日

2018年9月5日

第101回 玉川大学 工学部 情報通信工学科 教授 岡田浩之さん

今週のA-LABO INDEXは、先週に引き続き、
玉川大学 工学部 情報通信工学科 教授 岡田浩之さんをお迎えしました。

写真は、松風さんと岡田さん

教授として、様々なロボット研究で幅広い活躍をされている岡田さんですが、実行委員会として関わっているプロジェクトもあります。それは、「World Robot Summit 2018」。
今週は、このプロジェクトのお話について、詳しくお伺いしました。

“World Robot Summit 2018″とは、2018年10月17日~21日に東京ビックサイトで開催されるイベント。大きな目的は、世界中の最先端ロボットを日本に集めること。また、それと共に、日本のロボット技術を世界に発信していく場を作ろうというもの。

World Robot SummitのHP → http://worldrobotsummit.org/

そして、このWorld Robot Summitの中では、ロボット競技会や、展示会などもあります。

ロボット競技会”World Robot Challeng”のHP
http://worldrobotsummit.org/wrc2018/

最新のロボット技術を展示する”World Robot Expo”のHP
http://worldrobotsummit.org/wre2018/

ロボット競技会 ”World Robot Challeng”について

このロボット競技会では、「ものづくりカテゴリー」「サービスカテゴリー」「インフラ・災害対応カテゴリー」「ジュニアカテゴリー」の4つのカテゴリーに分かれて競技を行います。勝負になれば誰でも、勝つために、熱くなるもの。そのため、ロボットの技術を進歩させるのには、効果的であるのだとか。競い合うことで、互いに技術を磨いていくことが、ロボット競技会の狙いの一つでもあります。

先週お話に出た、ロボカップとの違い

ロボカップは、2050年を目標にした先の長いお話。目標の達成に向けて、研究的なものをたくさんの人で試しながら行っているもの。それに対し、World Robot Summitは、短い期間で現場で使えるものを競おうというのがテーマ。近い将来、実際に私たちの生活の中に入ってくるであろうロボットをどういう風に作っていけば良いかを考え、そしてそのロボットを競技で試すというのが目的です。
また、World Robot Summitは、2020年に、愛知での開催も決まっているのだとか。
2018年、2020年のイベントは1つのパッケージ。競技会は一発で終わっては良くない、ちゃんと繋がらなくては意味がないことであると、岡田さんは考えています。

そして、大会のサポートキャラクターは”ドラえもん”
ドラえもんは、未来から来たロボットで、世界的にも知られており、普及率が高いことが選ばれた理由の一つ。ちなみに、ドラえもんは、ロボット技術としても、とても理想のロボットなのだとか。例えば、なんでも掴めるハンド。関節がないため、故障することもないし、丸いため、危険でもありません。手だけではなく、体全体が丸いので、どこにも挟まったりしないので、人と接触しても、けがをすることがなく、安全でもあります。アニメ面だけではなく、ロボティクスから見てもドラえもんは理想的なロボットだと言えるそうです。

世界中のロボットみることができる”World Robot Summit 2018″。
今後、18年~20年、身近にロボットが普通にいる時代がやってきます。その第一歩を見ることができるのが、このイベント。ぜひチェックしてみてください!

最後は、若き、エンジニアへ、岡田さんからのアドバイス。

“ロボットとか、AIって、ブームになっていろんなところで出てますけど、そのうち自然に自分の身の回りに入ってくると思います。気が付いたら、自分の周りがロボットとかAIだらけになっている。なので、理系、文系関係なく、自分の周りにはロボットがくる社会がやってくるので、そういうのを楽しみにできるよな心構えをしておくと楽しいと思います。”

岡田さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

 

by vivi

投稿者 : alabo|2018年9月5日

2018年8月29日

第100回 玉川大学 工学部 情報通信工学科 教授 岡田浩之さん

玉川大学 脳科学研究所応用脳科学研究センター・教授、学術研究所先端知能・ロボット研究センター主任、工学部情報通信工学科・教授 / 国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構アドバイザー 岡田浩之さん

 

岡田さんのプロフィール

1960年7月11日生まれ、東京都出身。第1期のガンダムの影響で、ロボットに興味を持つ。(当時は、ガンプラに熱中していたそうです。)
学生時代は、生物が好きで、バイオテクノロジーを学んでいた。専門は、「タンパク質の立体構造解析」。その解析にコンピューターを使っていたことをきっかけに、大学卒業後、コンピューターメーカー、株式会社富士通研究所に就職する。その後、もともとバイオ技術を学んでいたことから、脳のしくみをコンピューターに応用できないかと考え、今でいう、ニューラルネットワークを作りたいと思うようになる。

ロボットの研究へいきついたきっかけは、人工知能研究の応用として、実際にモノを動かすことに興味を持ったことから。(”20年前の人工知能というと、マトリックスの世界のように、バーチャルな世界だけでの話であり、また、Googleやマイクロソフトは、いまでもバーチャルなものである。でも、人間はそういったバーチャルの世界に生きているわけではない。身体を持つことこそが、人間の人間たる所以だ。”と考えから、体を持ち、人工知能を持つ、ロボットの研究を始めたとのこと。)

東海大学理学部で、情報数理学科助教授を経て、2006年、玉川大学工学部へ。現在は、ロボカップ日本委員会 専務理事など、玉川大学のロボット研究の分野で、幅広く活躍している。

 

様々な肩書をもち、幅広い活動をされている岡田さんですが、すべて共通していることは、「人間の知能の研究」であるということ。具体的には、人間の知能をロボットやAIに応用する研究をしていたり。そして、人間の知能がどういうものかを脳科学的に知りたいということから、赤ちゃんの研究もされているとのこと。

 

”玉川赤ちゃんラボ”

今でも、解明されていないことや、不思議なことばかりの赤ちゃん。例えば、突然、話せるようになったり、自然と歩けるようになったりするのは、どうしてなのか、など。わからないことばかりの赤ちゃんの謎を、実際の赤ちゃんから調査するといった場所が、”玉川赤ちゃんラボ”。このラボでの研究により、現在、赤ちゃんが急に二足歩行をする(大人は何かを覚える時、徐々に覚え、できるようになるが、赤ちゃんは、全く違く、一瞬で覚えてできるようになる)一部の仕組みがだんだん分かってきたことから、それをロボットの二足歩行の技術に応用したことも。人間と機械はセットである、と考えている岡田さん。大学時代に学んでいた生物学は、ロボットの研究にも繋がっています。

 

”ニューラルネットワーク”

ニューラルネットワークとは、脳がやっていることをコンピューターのプログラムで実現するというもの。現在、脳のことは完全には分かっていませんが、その一部を取り出してプログラムしたというのが、ニューラルネットワークの始まり。
ちなみに、現在、脳のことで、わかっているのは、脳の細胞が、それぞれ相互にくっついてネットワークになっているということ。単独で計算しているのではなく、力を合わせて答えを出しているそうです。だから、”ニューラルネットワーク”なのだとか。

岡田さん曰く、大学を卒業してから、少なくともAIのブームは3回目とのこと。現在のAIは、根本的な発想などは変わっていないが、コンピューターの計算の速度や処理の量など、ハードの進化により、できることは格段に増えてきているそうです。もちろん、まだまだできないことも多々あるそうですが、徐々に、現実的になってきているとのこと。ステップアップを繰り返すことで、技術は進化していく・・・。とても深いお話です。

 

”玉川ロボットチャレンジプロジェクト”

玉川学園は、幼稚園から、大学まであり、様々な年代の人が全員同じキャンパスに居ます。こうした幅広い世代の人たちが、ロボットに触れ合う機会を作るというのが、玉川ロボットチャレンジプロジェクト。幼稚園生には、夏祭りなどにイベントで、ロボットと触れ合う機会を作り、小学生には、実際にロボットの組み立ての体験を。そして、中学・高校生は、ロボットの競技の参加へ。

ロボットの競技、ロボカップ。2050年に人間に勝つロボットのチームを作るというプロジェクトに、岡田さんは参加されています。目標は、2050年のワールドカップで優勝チームと試合して勝つこと。岡田さんの率いるチームの名前は「eR@sers(イレイサーズ)」は、サッカー四足アイボリーグでは、2005年から世界大会の常連に、2008年から新たに参戦したロボカップ@ホームリーグでは2年連続世界一になったという記録があります。インタビューのフルバージョンでは、ロボカップについて詳しいお話が聞くことができます。ぜひチェックしてみてください。

 

岡田さんの楽しく、壮大なお話の続きはまた来週。お楽しみに!

 

岡田さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
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A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/08/28/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20180829003000

 

A=LABO INDEXは、ついに第100回の放送を迎えました!
これからも、たくさんのエンジニアの声を届けていきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします!

 

by vivi

投稿者 : alabo|2018年8月29日

2018年8月22日

第99回 コンパイル〇株式会社 代表取締役社長 仁井谷正充さん

今週のA-LABO INDEXは、先週に引き続き、
コンパイル〇株式会社 代表取締役社長 仁井谷正充さんをお迎えしました。

写真は、松風さんと仁井谷さん

ぷよぷよを生み出し、大ヒットさせた仁井谷さん。順風満帆かと思いきや、資金ショートにより、株式会社コンパイルは、窮地に陥り、解散することに。その後、仁井谷さんは、バイトや、専門学校の講師の仕事をして生計を立てていたそうです。5年間ほど、学校の講師をしていた仁井谷さんでしたが、スタッフと折り合いが悪くなったことをきっかけに、新しいことを始めようと決意。こうして、仁井谷さんは、新しいゲーム作りへ乗り出します。

 

ぷよぷよからの課題、誰でも遊べる新作ゲーム

新しいゲームを作るにあたり、仁井谷さんが最初に考えたことは、「ぷよぷよ」の問題点でついて。その問題点から課題を得て、新作ゲームの構想を練ったそうです。そして、仁井谷さんが考える、ぷよぷよの問題点は2つ。

1つは、「連鎖」が難しいということ。
(※ぷよぷよのゲームで、対戦相手を攻撃するためには、”連鎖”をする必要があります。連鎖とは、最初に「ぷよ」を消して、その繋がりでさらに「ぷよ」を消すと発動します。これが基本。さらに、強い攻撃を出すためには、この連鎖を複数起こすことが必要になります。つまり、ぷよぷよを計算しながら積み上げて、崩し、複数の連鎖を引き出すことが、勝利に繋がるということ。)
2つ目は、初心者が入りずらいということ。
初心者が、この”連鎖”を複数行うことは、大変難しいため、マスタークラスの人と対戦すると、圧倒的な大差で負けてしまうことがあります。そのため、新しい人が入りずらい環境になっているのだとか。この二つの問題点を課題に、仁井谷さんは新しいゲームを考えます。

 

仁井谷さんが開発した新作のゲーム”にょきにょき”。

にょきにょきのHP → https://www.compile-o.com/blank-6

”にょきにょき”では、同じ色を横に並べるだけで、いわゆる”連鎖”をするため、とても簡単に遊ぶことができます。そのため、幅広い年齢の人が、その日に遊ぶことが可能であり、また、初心者でも、マスタークラスの人と対等に対戦することができるのだとか。そして、現在、仁井谷さんが目指しているのは、にょきにょきをオリンピック正式種目にすること。にょきにょきは、今誰が何をしているのか、どういう展開なのか、画面を見るだけでわかるため、観戦者も一緒に楽しむことができます。全員が一体となって熱くなれるところが、にょきにょきの魅力の一つ。「eスポーツ」が正式競技となった現在、にょきにょきが正式種目になることも夢ではありませんね!

 

”すぐ遊べる、1年後も遊べる、10年後も遊べる、100年後も遊べる”
仁井谷さんが考えるモノづくりの基本は、何年たっても、みんなが飽きない、いつまでも遊べるゲームを作ること。仁井谷さんの新作ゲーム、にょきにょき。これからの展開に注目です!

 

最後は、若き、エンジニアへ、仁井谷さんからのアドバイス。

“自分の持っているアイディアを出し惜しみしない。その時に全部出し切る。時代の二歩先をよんで、一歩先を作る。時代は半歩進むから、半歩先のものが得られる。(それを分かりやすい言葉で言うと)誰もやってないことを自分がやってみるということ。”

仁井谷さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
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by vivi

投稿者 : alabo|2018年8月22日

2018年8月15日

第98回 コンパイル〇株式会社 代表取締役社長 仁井谷正充さん

コンパイル〇株式会社 代表取締役社長 仁井谷正充さん

 

仁井谷さんのプロフィール

1950年、昭和25年2月10日生まれ。広島県三原市がご出身。
小学校5年生の頃の知能指数を図るテストで「2000人に1人位のレベル」という評価を得る天才児で、中高は、勉強に一生懸命な優等生だったとのこと。理数系が得意で、研究者になりたくて、地元の国立大学、広島大学理学部物性学科に入学する。しかし、時代は学生運動まっさかり。仁井谷さんは、学生運動に没頭し、単位が足りなくなり、大学を中退する。

その後、学習塾の経営や、広島電鉄の車掌などを経て、世界初の個人向けのパーソナルコンピューター「AppleⅡ」を手にいれ、自ら、英語の解説書を見ながら、趣味でゲーム作りを始める。その後、マイコンブームが日本に到来。広島にもPCショップができ、仁井谷さんは、コンピューターに詳しいことが買われ、ショップの販売員に。そこから、ハードを売るだけではなく、ソフトを作りたいという思いで、1982年に、コンパイルを設立。パソコンのシステムソフトの開発を始めた。当時、「MSX」というPCのゲームとSEGAが新しくコンシューマー機を出すということで、そのゲームの開発に参加。シューティングゲーム「ZANAC」で、世界トータル100万本を売り上げた。そして、「ディスクステーション」というフロッピーディスクを媒体とした雑誌を創刊し、このメディアから、様々なゲームが生まれた。そんな中、1991年、「ディスクステーション」で育った「魔道物語」というゲームのキャラを使った「ぷよぷよ」が誕生。スーパーファミコンの登場とあいまって、「ぷよぷよ」は年間出荷本数が、180万を超える空前の大ヒット作になった。

しかし、バブルがはじけるのと、同時に、株式会社コンパイルは倒産。(「ぷよぷよ」の知的財産権をセガに譲渡されたとのこと。)その後、ぷよぷよから学んだ経験を活かし、新たなゲームを制作するため、2016年4月にコンパイル〇株式会社を設立する。

 

「ぷよぷよ」を生み出し、大ヒットさせた仁井谷さん。
今週は、ぷよぷよの誕生からヒットまでのお話を詳しくお伺いしました。

 

株式会社コンパイルの設立まで。

理数系が得意で、ノーベル賞を取るような学者を目指し、大学へ入学した仁井谷さんでしたが、学生運動に没頭し、大学を中退することになります。その後、マイコンブームだったことから、仁井谷さんは、個人向けのパーソナルコンピューターを購入し、それをきっかけに、パソコンを売る会社に興味を持ち、就職したいと考え、パソコンのショップの販売員になります。そこから、コンピューターの販売よりも、ソフトを作りたいと思い、会社の企業を決意。そして、株式会社コンパイルを設立します。

 

「ディスクステーション」とは。

株式会社コンパイルが出版していたフロッピーディスク付きのゲーム雑誌。ゲームを、フロッピーディスクで作って売ると決め、新作の宣伝デモのソフトを作成したところ、ディスクの容量が余っていたため、ちょっとしたゲームなど、いろいろものを入れてみようと思ったことが、誕生のきっかけ。ちなみにこのスタイルをとったのは、なんと、仁井谷さんが初めてだったのだとか!特許を取ろうか悩んだそうですが、社会貢献のため、取得はしなかったとのこと。そして、このディスクステーションに収録された作品の一つ、「魔道物語」で登場したキャラクターが、今のぷよぷよのキャラクターの前身となっています。

 

「ぷよぷよ」の誕生、仁井谷さんの考えるゲーム制作について。

テトリスのような”アイディアで勝負するゲーム”を作りたいという思いから、研究を重ね、ぷよぷよが生まれます。その時、仁井谷さんは、製作チームに、当時、ゲームセンターで流行っていた、「ストリートファイター2」の良いところを取り入れるように指示をしたそうです。それは、プレイヤーだけではなく、見ている人も一緒に楽しめるゲームにするということ。(例えば、演出を派手し、映像を面白おかしくすることで、見ている人も飽きず、楽しくさせたりなど。)

ゲーム制作において、仁井谷さんが大切にしているポイントは、ゲームバランス。勝てそうで勝てない、次にやったら勝てるかもしれない、と思いながらゲームができるように調整するのが、ゲームバランスで、ゲームの大事なところ。それは、製作側が、プレイヤーの気持ちになって挑戦し、ギリギリを調べながら作っていくことで、抑えることができるポイント。
仁井谷さん会社では、ゲームが完成した後、社員でテストプレイをし、バグや、直してほしいことをノートに書くそうです。最初のうちは、100個くらい出るそうですが、次第に誰も書かなくなっていくのだとか。それは、書くよりもゲームをしたい、文句はあるけど、遊びたいという気持ちが強くなっていくから。これがゲームの仕上がり。今のゲーム業界のプロデューサーや、ディレクターの10人中9人は、このポイントが分かっていないと、仁井谷さんは感じているそうです。

 

こうして、たくさんの人の心を掴み、累計一千万本という爆発的な大ヒットとなった「ぷよぷよ」でしたが、資金ショートをし、株式会社コンパイルは倒産。70億の負債を抱えることになります。その後、仁井谷さんは、どうなさっていたのか、このお話の続きはまた来週。

 

仁井谷さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

 

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/08/14/火 24:30-25:00
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by vivi

投稿者 : alabo|2018年8月15日

2018年8月8日

第97回 セグウェイジャパン株式会社 代表取締役会長 大塚寛さん

今週のA-LABO INDEXは、先週に引き続き、
セグウェイジャパン株式会社 代表取締役会長 大塚寛さんをお迎えしました。

写真は、松風さんと大塚さん

セグウェイに限らず、人間との共存、社会貢献をするロボットを作ること目指している大塚さん。現在、セグウェイジャパン株式会社と並行して、PST株式会社で、音声から病気がわかる・・・という研究開発も行っています。

PST株式会社のHP → http://medical-pst.com/

元々、1999年に、ある方が、音声から感情が理解できるものを作ろうとして、立ち上げた会社が、PST株式会社の前身。株式会社AGI。私たちの周りにある、グーグルや、siriなどのAIは、言葉の意味や、内容を理解して言葉を返してきますが、その言葉に含まれている感情を理解することはできません。例えば、会話していた時に、その話し方で、元気がないことや、調子が悪いなど、抑揚や雰囲気で、人は感情を読み取りますが、今のAIは、そのままの言葉を認識するだけということ。もちろん意味内容を理解していれば、会話は成立しますが、人間というものは言葉に感情を乗せる生き物であり、また、その感情が強く記憶に残るので、ロボットをより身近に感じるためには、こうした面も、人間とロボットが共存するにあたって必要なことなんです。

そこで、株式会社AGIでは、2003年頃から喜怒哀楽がわかる技術を・・ということで、国際特許も32個保有。その技術が、現在、さまざまなロボットに転用されています。たとえば、白物家電のロボットが、掃除機なのに、「そういう気分じゃないから」とかけてくれなかったり、冷蔵庫が「寒い、寒すぎる~」といったり。テクノロジーを最初に面白がるのは男性ですが、長く使うのは、女性で、実は、テクノロジーと女性は意外と密接している。その女性が使うことを考え、わかりやすく、優しいロボットが必要となってくるのではないか?ということなんです。

感情をやっていると、話し声などで元気がないとわかることにより、病気を予兆ができるのではないか、という発想に至ります。そして、感情から病気を推察できる音声病態分析技術を専門で研究する会社、PST株式会社が起業されました。

人間とロボットが共存していく社会へ繋がる新しい技術。今後の展開にも注目です!

最後は、若き、エンジニアへ、大塚さんからのアドバイス。

“物を大切にするという心は我々全人類が共通で共感しなくてはいけないこと。広い目線で見ながら追及するところは追及していく。このバランスをきちんと保たれるようなエンジニアがこれからの社会には非常に大事だと思いますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。”

大塚さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/08/07/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20180808003000

by vivi

投稿者 : alabo|2018年8月8日

2018年8月1日

第96回 セグウェイジャパン株式会社 代表取締役会長 大塚寛さん

セグウェイジャパン株式会社 代表取締役会長 大塚寛さん

大塚さんのプロフィール

1971年、神奈川県横浜市出身。幼い頃から、スポーツ少年である一方で、ロボットを題材としたテレビ番組や映画(ロボコン、ライディーン、ガンダム、スターウォーズなど)に釘付けになったり、宇宙やロボットの本、造作物や実験が大好きな少年だった。(現在のロボットに対するこだわりにも強く影響されている。)
大学は、理系で電子工学科に入り、半導体(チップ)を開発するための学問を学び、就職活動の際には、教授推薦を受けた大企業には入らず、1995年、スーパーコンピューターの会社である日本クレイ株式会社に入社する。
そこで就いたのは、エンジニアではなく、営業やマーケティングの仕事。
日本クレイ株式会社が、生き残りをかけて、半導体(チップ)以外の事業を立ち上げる際に担当になった大塚さんは、
ロボット事業をやろうと考えました。レスキューロボットやセグウェイなど、人間と共存するロボットに出合うことになります。日本クレイから社名を変更した日本SGI株式会社に、2007年まで在籍後、2008年12月、セグウェイジャパン株式会社を設立、代表取締役社長に就任。今年、2018年6月には、代表取締役会長に就任。
セグウェイジャパンは、米国セグウェイ社の商品を、国内総販売代理店として販売、保守、レンタルなどを行う会社。それに加え、大塚さんは、日本での公道走行可能を実現するためのロビー活動や、セグウェイを利用したビジネスを拡大させるべき活動も行っている。また、人とロボットの共存、社会貢献を果たすロボットの重要性を感じている大塚さんは、セグウェイジャパンと並行して、音声から感情認識をする技術や、音声から病気を認識する技術を研究・開発する企業も経営している。

セグウェイジャパンのHP → https://segway-japan.net/

インタビューの中では、大塚さんが「スターウォーズが大好きで、キャラクターよりロボットが好き。そしてロボットの中でも
R2-D2が好き」ということも、おっしゃっていました。
なぜ、C―3PO(人型のしゃべるロボット)ではなくて、R2-D2(人間の言葉ではなく機械語をしゃべり、機能的な形をしているロボット)なのか?というところも、大塚さんらしく「“擬音”が何をいっているかが面白い」。「バイクも車も音が大事。海外の車の音と日本の音と違う。ドアの閉まる音とかが違うし。ロボットもそこにこだわりたいと思っている」とのこと。実は、セグウェイも起動音にもワクワクする要素があり、R2-D2に近いものがあると思っているそうです。

「セグウェイ」との出会いについて。

新規事業を考えていたときに、ロボットをやりたいと思った大塚さんですが、実際に、日本のロボットというとアニメの影響が強く、そうしたロボットを、実際につくるとなると、大きな資金も必要で、多くの科学者の知恵が必要で、開発もロングタームになります。しかし、できたものに対しての市場性がアンバランスであると思っていました。
それであれば、「ロボットはロボットでもガンタンクみたいなヒューマノイドではない、モビリティでもいいのではないか?」という考えたそうです。そして、アメリカの展示会で、セグウェイのロボットの研究プラットフォームというものと出会いました。実際に、セグウェイの本社に行くと、当時、NASAが、将来的に、月に降り立ったときに使えるロボットを開発していて、その足の部分はセグウェイで上半身がヒューマノイドというものでした。
こうしたロボットを見ることにより、もっとモビリティに特化したものがでてきてもいいのでは?と強く思うようになったとのこと。この考えに基づき、大塚さんたちは、セグウェイに対して、ロボットの権利を取りにいったそうです。
「セグウェイの製品じゃなくて、ロボットの権利がほしい」という、大塚さんに対して、セグウェイ本社は、その目線を面白がってくれて「セグウェイもやったら?」と逆提案し、セグウェイは、大塚さんの会社で取り扱われるようになりました。

「セグウェイ」について。

「セグウェイ」は、発明家の「ディーン・カーメン」さんが、街中で車椅子のおばあさんが段差を登れないところを見て、人間はロケットで宇宙まで行けるテクノロジーを持っているのに、たった数十センチの段差が登れない車いすがあっていいのだろうか?と思ったことから、生まれたそうです。「セグウェイ」は乗り物という感覚ではなく足の延長と考えている大塚さんたち。「セグウェイ」をロボットテクノロジーと呼んでいますが、その「身体の拡張」が、ロボットという定義と考えているそうです。

では、セグウェイの先には、どんなロボットがいるのでしょうか?
次回は、大塚さんたちが今、研究・開発に力を入れてるロボットについてお話を伺います。

番組のフルバージョンでは、大塚さんの就職のお話や、セグウェイについてより詳しいお話なども聞くことができます。セグウェイファンには女性も多いとか・・?ぜひチェックしてみてください!

大塚さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

 

by vivi

投稿者 : alabo|2018年8月1日

2018年7月25日

第95回 槙野産業株式会社 代表取締役 槙野利光さん

今週のA-LABO INDEXは、先週に引き続き、
槙野産業株式会社 代表取締役 槙野利光さんをお迎えしました。

写真は、松風さんと槙野さん

 

食品から先端技術に関わるものまで、あらゆるものの粉砕・破砕などをする機器を製造されている槙野産業株式会社。ある日、奈良の有名なお寺からのオファーを受けます。今週はこのお話の続きから。

槙野さんたちが受けたオファーの内容は、ご遺族の気持ちや、ご遺骨を大切にできる様な粉骨機を作ってほしいというもの。近年、人々の気持ちの寺離れ、墓離れが進む時代になってしまい、お寺は、新しい在り方や、埋葬について考えることになります。そこで、ご遺骨を綺麗な粉にし、新しい埋葬の形を作りたいという思いから、このような粉骨機を作って欲しいというオファーに繋がったそうです。

また、粉骨機を作るにあたって、具体的な条件は、テーブルの上に置けるサイズであることや、飛散しないこと(細かい粉が舞ってしまうと魂が飛んでしまうイメージになってしまうのから)、音が静かであること、そして、仏教行事にある程度近いということ。

この条件を満たし、完成したものがこちら。

御遺骨粉砕機 るんびーな

このるんびーなは、東京の葛飾ブランド 葛飾町工場物語 2011年 平成23年度の認定品にもなっています。槙野産業のHPでは、ご遺骨粉砕機について、詳しく紹介されています。ぜひチェックしてみてください。

槙野産業株式会社のHP内のご遺骨粉砕機について
→ http://www.mkn.co.jp/mkn/machin/milb.html

 

様々なオファーを受けてきた槙野さんですが、中でも、一番大変だったことは、できるだけ細かくという依頼をされた時。どれだけの大きさにしたいのか具体的にわからなかったり、0.1マイクロという煙草の煙と同じくらいの大きさにしてほしいという驚きの依頼には、困らされたこともあったのだとか。

そして、番組後半は、槙野さんがモノづくりで大切にしていること、そして、今後の夢や展望についてのお話。

槙野さんがモノづくりで大切にしていることは、あくまで自分たちは、”機械”を売っているのではなく、”機能”を売っているのだ、ということ。つまり、粉砕できるという行為を売っているのであって、機械というハードを売っているわけではないということ。このことを考え違いしないように、会社の社員にもよくお話されているそうです。

そして、ラストは、槙野さんの今後の夢、展望について。槙野さんが考える会社とは、従業員、家族、お客様、仕入先など、関係するすべての方が幸せになる場所であるということ。経営者と従業員が、自分らしい仕事をして、高いところを狙って強くなろうとする小さな力を集めて、ちょっと便利でユニークな会社、下町のコンビニエンスのような会社になっていければいいな、と思っているそうです。

 

最後は、若き、エンジニアへ、槙野さんからのアドバイス。

“好奇心をもって、面白がっていろんなことにチャレンジする。ちょっとできるようになると、それ知っているとか、やったことがある、と言って、スキルを止めてしまい、できる人ができない人になってしまうから、それをしないように、好奇心をたくさん持っていただければと思います。”

槙野さんのインタビュー。そして、これまでのレジェンドエンジニアのインタビューフルバージョンは、セントラルエンジニアリング株式会社のオフィシャルサイトから「レジェンドエンジニアの声」で、お聴きいただけます。
https://www.central-eng.co.jp/
https://www.central-eng.co.jp/legendengineers

それから上記のサイトでは、音楽を楽しむことができません。
音楽を楽しみたい方は、radikoのタイムフリーでどうぞ。

A-LABO INDEX | bayfm78 | 2018/07/24/火 24:30-25:00
http://radiko.jp/share/?sid=BAYFM78&t=20180725003000

by vivi

投稿者 : alabo|2018年7月25日

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