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2017年8月27日

8/27(日) 第156弾~菱川師宣記念館

(真似してみましたが、私の後ろ姿憂いがない(笑)(T_T))

 

江戸時代より有名な浮世絵

「見返り美人」!

実は作者の、浮世絵の祖と言われる菱川師宣さんは、千葉県 鋸南町、保田の生まれなんです^ ^

世界的にも人気のある「ukiyoe」が確立したのが、ここ千葉!なんて嬉しいな♡

 

というこで

『Aqualine Stories』ep156は

鋸南町にある「菱川師宣記念館」にフォーカスします!

詳しいお話を、菱川師宣記念館 館長の鈴木さんに伺いました。

 

菱川師宣さんは、江戸の初期に鋸南町の保田で生まれで、浮世絵という新しいジャンルを確立しました。

その功績をたたえた意味で、鋸南町に記念館が建設されたそう。

師宣さんのお父様が、こちらへ移り住み、縫箔業という職を持っていたので、師宣さんは幼少期にその下絵を描くのを手伝い、後に浮世絵を完成させたとか。

 

仮説ですが、下絵を描くことは非常に技量が必要なので、

「師宣は小さい時に京都へ修行へ行き、仕事を手伝い画力を養ったのでは」

と鈴木さん。

下絵を描いた実績が技量を高めたのではないか、との見方が。

「縫箔業」は、今でいう刺繍のようなもの。

派手なものをずっと縫っていき、金箔や銀箔を織り込んでいくとか。

合わせて染物もします。

 

「見返り美人」の着物の図柄は、非常に繊細なデザイン。

鈴木さん曰く「縫箔業のなす柄なんじゃないかな、と思っています。」

とのこと。

「見返り美人」の着物を再現したものが展示してありましたが、とても美しく、

小袖の特徴がよく出たお着物になっています。

 

師宣さんの一番の特徴は、版画、あるいは絵本は、庶民を題材にしたこと。

これが支持された理由の一つではないか、とみられています。

当時の絵画は武家社会とか、お金持ちの商人に愛されたもの、それを師宣さんが非常に安い値段で庶民に普及させたのが人気の一つ。

 

ほとんどが庶民の暮らし向きの内容。

花火、吉原遊郭、歌舞伎の様子など、非常に当時の庶民、興業の様子が分かるものになっています。

 

鈴木さんによると、そして素晴らしいのが、やはりデザイン。

「よくぞ絵画を木版を利用して作ったな」と感じたそう。

菱川師宣記念館に行くと、版画の工程が展示されていて、多色刷りがどうやって刷られたかが、よく分かり楽しいです♩

狭い色の濃いとこから刷って、最後に広いバックの色をつけていきます。

 

師宣さんは晩年、落款に「房陽」「房国」「友竹」などを使ったそう。

これは推測だそうですが、よく使われた「竹」の字。

房総は竹の産地。

そして「房」の字は「房総」を表しているのではないかと。

「房州出身という誇示かなと。

故郷を愛した絵師、偉大な芸術家が出たということは、誇りに思いますね。」と鈴木さん。

 

師宣さんのお墓も、郷土愛の強い師宣さんの為に、保田の別願院にあります。

20年ぐらい前に、没300年という形で、お墓を新しく作り変えられました。

 

そして記念館では、常設の展示物以外にも色々な企画が!

年明け、1月20日〜2月18日まで、大正の浮世絵師・竹下夢二さんの展覧会を予定。

夢二さんの作品は、大正ロマンが色濃くでた美人画が多く素敵ですよね^_^

今後も、浮世絵を中心に色んな展示会を考えているそう。

「特に江戸時代の後期にあたる著名な浮世絵師を中心に、色んな展示会を考えています。

浮世絵、日本画、色んな展示会を考えていきますので、ぜひともお越しください。」

と鈴木さんよりメッセージをいただきました。

菱川師宣記念館は、いままであまり浮世絵の世界に触れたことのない方でも楽しめる展示物も多いので、ぜひお出かけください♩

東京湾アクアライン経由、富津館山道路 鋸南保田インターより、およそ5分です。

東京、横浜方面の方も、東京湾アクアラインを使えばとても便利です♪( ´θ`)ノ

《菱川師宣記念館》

住所:千葉県安房郡鋸南町吉浜516

TEL 0470-55-4061

HP: http://kyonan-info.jp/hishikawa/

投稿者 : als|2017年8月27日