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2016年12月25日

プロデューサー列伝〜第5章:ヒュー・パジャム

伝説のミュージシャンから最新のアーティストまで、
過去から今、そして未来へとつながる音楽のルーツを紹介するコーナー
「Roots Of Masters」

第5章は、ヒュー・パジャムに迫ります。

hugh-padgham

「ヒュー・パジャムは純粋なエンジニアからプロデューサーになった人なんです

向こうのエンジニアの特徴というのは日本のエンジニアは一部を除くと楽譜が読めたり

絶対音感があったり楽器ができたりって人はなかなか少ないんですけど

向こうのエンジニアはそれができている人が多いんですよね

逆にあるプロデューサーなんかはそれが常識じゃないかっていう人がいるし

ヒュー・パジャムの場合は一番初めはアドビジョンスタジオっていう

イギリスの1960年代に有名だったスタジオで初期のYESとかELPなんかの

レコーディングのアシスタントのアシスタント、つまりテープをまわす人だよね

そういうとこからスタートして段々仕事を覚えてラウンドソンスタジオってとこに移った後に

ここもアシスタントだったんだけどタウンハウススタジオっていうのをバージンが儲かり始めた時

二つ目のスタジオとして作った時にチーフエンジニアに昇格した。

本当に駆け出しからやってようやくチーフエンジニアになって一番初めに注目されたのが

フィル・コリンズだと思うんだよね。

この人の特徴っていうのはエンジニア出身だから作れる音というものがあるんだよね

それはドラムの音にノイズゲートリバーブとかゲーテットリバーブっていうんだけど

ノイズゲートっていうのが1970年代から普及してそれまでドラムっていうのはマイクをいっぱい立てると

どうしても音が被ってしまうとか4chしかないときは一つのチャンネルに全部音を入れなきゃいけなかった

それがノイズゲートができたことによって音を別々に録ることができるようになって

音が分断できるようになって、ドラムサンドに関しての特殊なリバーブを聞けば

ヒュー・パジャムだってわかるような音を作るようになった。」

<オンエア曲>

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XTC / Runaways

投稿者 : mins|2016年12月25日