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カテゴリー:Roots of Masters

2017年2月5日

プロデューサー列伝〜第6章:T・ボーン・バーネット③

伝説のミュージシャンから最新のアーティストまで、

過去から今、未来へとつながる音楽のルーツを紹介するコーナー「Roots Of Masters」。

現在のテーマは“プロデューサー列伝”です。

 

第6章:T・ボーン・バーネット

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晩年のロイ・オービソンを手掛けたりしていることでも証明されているように、ルーツの音楽が好き。

アメリカではルーツといっても単純にロックンロールだけでなく、

ブルーズ、メキシコ系の音楽も含まれており、

T・ボーン・バーネットが手掛けたロス・ロボスはメキシコ出身のバンドで、

メキシコのテイストに

アメリカのロックンロールのフレイバーを合わせるようなことを得意としていた。

今流行のアメリカーナサウンドの先駆者でもあり、

ロックンロールの1つの要素である、音を埋めすぎないサウンドにこだわる

職人気質のプロデューサーである。

投稿者 : mins|2017年2月5日

2017年1月22日

プロデューサー列伝〜第6章:T・ボーン・バーネット②

伝説のミュージシャンから最新のアーティストまで、
過去から今、未来へとつながる音楽のルーツを紹介するコーナー「Roots Of Masters」。
現在のテーマは“プロデューサー列伝”です。

第6章:T・ボーン・バーネット

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1月14日で68歳に。

元は、ボブ・ディランのバンド:

ローリング・サンダー・レビューでギターを担当。

18歳からスタジオ・ワークをスタートさせ、

これまでに手掛けたアーティストは数知れず。

ロイ・オービソン、リサ・マリー・プレスリー、ジョン・メレンキャンプ、

ロス・ロボス、カウンティング・クロウズ、エルトン・ジョン&レオン・ラッセル、

エルヴィス・コステロ、ダイアナ・クラール、矢野顕子、

ウォールフラワーズ、トニー・ベネット。

あらゆるジャンルの音楽と関わってきました。

T・ボーン・バーネットはルーツに対する造詣が深いことが特徴で、

その部分を欲するアーティストたちから大変重宝される存在であり、

また、ラリー・ハーシュというエンジニアと組むことが多く、

アコースティック系ロックサウンドを得意とする。

矢野顕子の作品も、録音が良いことで広く知られています。

音数が少なくて間があり、アコースティックなサウンドが最大の特徴である。

 

 

投稿者 : mins|2017年1月22日

2017年1月15日

プロデューサー列伝〜第6章:T・ボーン・バーネット

伝説のミュージシャンから最新のアーティストまで、
過去から今、そして未来へとつながる音楽のルーツを紹介するコーナー
「Roots Of Masters」

第6章は、T・ボーン・バーネットに迫ります。

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「T・ボーン・バーネットはミュージシャンから出た音の人でスタジオワークもしながら

ギターも弾いていて、今でもアルバムを出しながらギタリストをやっていると

この人はエンジニアはよくわからないのでラリー・ハーシュというエンジニアと組んでやっていたという

アクオスティック系な音が特に得意だと思います。」

投稿者 : mins|2017年1月15日

2017年1月8日

プロデューサー列伝〜第5章:ヒュー・パジャム

伝説のミュージシャンから最新のアーティストまで、
過去から今、そして未来へとつながる音楽のルーツを紹介するコーナー
「Roots Of Masters」

第5章は、ヒュー・パジャムに迫ります。

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「アメリカのミュージシャンをやってないんですよ、要するにアメリカでウケる音ではないんじゃないか

あるいはイギリスの人は頑固だからアメリカまで行ってやる気がないみたいなのかわからないんだけど

ニュージーランドとアフリカとイタリアとは仕事したけどアメリカとはやってない。

アメリカのミュージシャンがこの時代に関わらなかったのが僕はとっても疑問です。」

投稿者 : mins|2017年1月8日

2017年1月1日

プロデューサー列伝〜第5章:ヒュー・パジャム

伝説のミュージシャンから最新のアーティストまで、
過去から今、そして未来へとつながる音楽のルーツを紹介するコーナー
「Roots Of Masters」

第5章は、ヒュー・パジャムに迫ります。

hugh-padgham

「この人の一番の特徴っていうのはドラムの響きで、ノイズゲートが誕生して

それまでのドラムというのはマイクを2本立てて録るとかそれが要するにチャンネルでいうと

24chが可能になってきてドラムを1ch~4chとか1ch~6chまで全部使えるようになって

マイクを何本も立てて各チャンネルに振り分けていくと、本当はシンバルの音をバスドラムの

マイクが拾っちゃったりとか起こるんだけどそれをノイズゲートはクリアにした。

この人はゲートにリバーブをかけてドラムサウンドを変えてしまうみたいなそういうことを思いついた。

そんな特徴があるプロデューサーじゃないかな」

投稿者 : mins|2017年1月1日

2016年12月25日

プロデューサー列伝〜第5章:ヒュー・パジャム

伝説のミュージシャンから最新のアーティストまで、
過去から今、そして未来へとつながる音楽のルーツを紹介するコーナー
「Roots Of Masters」

第5章は、ヒュー・パジャムに迫ります。

hugh-padgham

「ヒュー・パジャムは純粋なエンジニアからプロデューサーになった人なんです

向こうのエンジニアの特徴というのは日本のエンジニアは一部を除くと楽譜が読めたり

絶対音感があったり楽器ができたりって人はなかなか少ないんですけど

向こうのエンジニアはそれができている人が多いんですよね

逆にあるプロデューサーなんかはそれが常識じゃないかっていう人がいるし

ヒュー・パジャムの場合は一番初めはアドビジョンスタジオっていう

イギリスの1960年代に有名だったスタジオで初期のYESとかELPなんかの

レコーディングのアシスタントのアシスタント、つまりテープをまわす人だよね

そういうとこからスタートして段々仕事を覚えてラウンドソンスタジオってとこに移った後に

ここもアシスタントだったんだけどタウンハウススタジオっていうのをバージンが儲かり始めた時

二つ目のスタジオとして作った時にチーフエンジニアに昇格した。

本当に駆け出しからやってようやくチーフエンジニアになって一番初めに注目されたのが

フィル・コリンズだと思うんだよね。

この人の特徴っていうのはエンジニア出身だから作れる音というものがあるんだよね

それはドラムの音にノイズゲートリバーブとかゲーテットリバーブっていうんだけど

ノイズゲートっていうのが1970年代から普及してそれまでドラムっていうのはマイクをいっぱい立てると

どうしても音が被ってしまうとか4chしかないときは一つのチャンネルに全部音を入れなきゃいけなかった

それがノイズゲートができたことによって音を別々に録ることができるようになって

音が分断できるようになって、ドラムサンドに関しての特殊なリバーブを聞けば

ヒュー・パジャムだってわかるような音を作るようになった。」

<オンエア曲>

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XTC / Runaways

投稿者 : mins|2016年12月25日

2016年12月18日

プロデューサー列伝〜第4章:テッド・テンプルマン

伝説のミュージシャンから最新のアーティストまで、
過去から今、そして未来へとつながる音楽のルーツを紹介するコーナー
「Roots Of Masters」

第4章は、テッド・テンプルマンに迫ります。

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「テッド・テンプルマンの功績はやっぱりヴァン・ヘイレンを見つけてデビューさせたっていうね

ヴァン・ヘイレンは1枚目から6枚目までアルバム制作に関わっていますけど

可能性のあるミュージシャンを見つけるのが上手いなと、

それとキャプテン・ビーフハートとかリトル・フィートとか前衛的な音楽をやる人も手がけている

一方で、エリック・クラプトンとかエアロ・スミスなんかの仕事もしているので

非常に幅の広いプロデューサーなんだけど、その元にあるのはバーバンクサウンド

所謂ウエスト・コーストサンドだったんじゃないかな

ヴァン・ヘイレンがハードロック不在というアメリカで1970年代末、

急に出てきて大スターになったっていうのは一つはハードロック不在だった中に

スター性のあるヴァン・ヘイレンが出てきた、

もう一つはヴァン・ヘイレンのサウンドっていうのは非常にイギリスのハードロックとは違う

クリアなサウンドだったんだよね、その辺はテッド・テンプルマンの腕だったんじゃないかな

ちなみにテッド・テンプルマンは後にヴァン・ヘイレンに加入するサミー・ヘイガーという

ボーカリストをプロデュースしてるしヴァン・ヘイレンをやめた

デイヴィッド・リー・ロスもテッド・テンプルマンはプロデュースしている

そういった面倒見のいいプロデューサーでもあるのかなと思います。」

<オンエア曲>

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Van Halen / You Really Got Me

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Little Fear / Willin’

 

投稿者 : mins|2016年12月18日

2016年12月4日

プロデューサー列伝〜第4章:テッド・テンプルマン

伝説のミュージシャンから最新のアーティストまで、
過去から今、そして未来へとつながる音楽のルーツを紹介するコーナー
「Roots Of Masters」

第4章は、テッド・テンプルマンに迫ります。

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「1944年の10月24日だから72歳になったばっかりでワーナーウラザーズに所属をしながら
プロデュースをいろいろやってきたんですけど、それ以前に実はミュージシャンだったんですね
ハーパース・ビザールという”Feeling groovy”サイモン・アンド・ガーファンクルの名曲を
カバーして全米でもかなりのヒットをさせたグループなんですけど、
ハーパース・ビザールがすごいのはアルバムでいうと
”シークレット・ライフ・オブ・ハーパース・ビザール”っていう4人の顔をコラージュした
名盤があるんですけど、これがどれくらいすごいかっていうと
ビートルズの”サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド”と
ビーチボーイズの”ペット・サウンズ”とそれからこのハーパース・ビザールのアルバムは
ほぼ同時期に作られて、クオリティ的にはロックを変えるくらいすごいんじゃないかって
言われたんですけど、このアルバムのプロデュースをしていた人がレニー・ワロンカーで
このレニー・ワロンカーっていのはワーナーウラザーズに所属していて
ワーナーウラザーズの当時のスタジオはバーバンクっていうLAから外れたところにあって
そこで作られた音はあまりにも特徴があるんでバーバンクサウンドって呼ばれて
そのバーバンクサンドがのちにウエスト・コースト・ロック・サンドって呼ばれるようになったと
そこでなんでテッド・テンプルマンを紹介するのかというとこのレニー・ワロンカーの
薫陶を受けたというかハーパース・ビザールのボーカルとギターだったんだよね
いろんな録音のやり方とかを習ってハーパース・ビザールをやめた後にワーナーウラザーズに
要するにレニー・ワロンカーの下に入って修行を始めて、初めはA&Rっていう広告とかの
プロモーション担当とかやっていたんだけど、その後に段々プロデューサーとして
頭角を表していくわけなんです。」

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<オンエア曲>

Harpers Bizarre / When I Was A Cowboy ( Interlude )

投稿者 : mins|2016年12月4日

2016年11月27日

プロデューサー列伝〜第3章:トミー・リピューマ最終回

伝説のミュージシャンから最新のアーティストまで、
過去から今、そして未来へとつながる音楽のルーツを紹介するコーナー
「Roots Of Masters」

第3章は、トミー・リピューマに迫ります。

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「オーディオファンが好きな音であると、非常に整然としたそしてジャストな音を作る
アーティストで、一緒に組んでいるクラウス・オガーマンっていう
ストリングのアレンジをする人そしてユーミンでもお馴染みの世界を代表するエンジニア
アル・シュミットなんかと組んでいてあんまり極端なロックはしない、
80を過ぎてなおも現役で、ここ最近ではキス・オン・ザ・ボトムという
ポール・マッカートニーが全部スタンダードを歌ったアルバムなんかのプロデュースは
トミー・リピューマでバックはトミー・リピューマが手がけているダイアナ・クラールに頼んで
ダイアナ・クラールのバンドがポール・マッカートニーのバックを務めたっていう
そういう風に音楽って繋がっていてポール・マッカートニーとダイアナ・クラールと
ジョージ・ベンソンなんて全然つながんないように見えて実はちゃんとプロデューサーとか
エンジニアで繋がっていくっていうのが音楽の面白いところ。」

投稿者 : mins|2016年11月27日

2016年11月20日

プロデューサー列伝〜第3章:トミー・リピューマ②

伝説のミュージシャンから最新のアーティストまで、
過去から今、そして未来へとつながる音楽のルーツを紹介するコーナー
「Roots Of Masters」

第3章は、トミー・リピューマに迫ります。

lipuma

「自分がやるミュージシャンに関しては確固たる音作りをする人なんだけども

音を聞くというか優れたプロデューサーだなと思うのは、

音楽を聴いてこれは売れるあるいは世界に通じる価値がある、

そういうものに関してもトミー・リピューマっていうのはものすごいいろんな人を見つけてる

1979年か1980年かな、日本に来た時に日本の音源をいろいろ聞いて

まだ日本で話題になっていなかったYMOこれは絶対世界で売れるってピックアップして、

アメリカで出るような手配とかいろんなサポートをしたっていう

そういう意味でYMOをプロデュースするってことはないけど聞いてこれは日本の中でも

世界に持って行った方が売れるんじゃないかって聞く耳はすごい人なんだですね

1970年にワーナーブラザーズに移った頃ちょうどレコーディングもですね

70年代中期になると16chから24chになっていろんなスタジオのワーキングができるようになって

それで彼が目指していたアル・シュミットなんかと組んで

整然とした美しい音を作ることができて、それが出来たのが

ジョージ・ベンソンのブリージングというアルバムと

マイケル・フランクスのアート・オブ・ティーっていうアルバムなんだけど

この2枚によってトミー・リピューマは整理した音、綺麗な音、

オーディオ的な音を作るプロデューサとして世界に知らしめたんじゃないかなと思います。」

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<オンエア曲>

George Benson / Breezing’

投稿者 : mins|2016年11月20日