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2016年3月28日

#51 3月25日放送分・鉄旅

今回のテーマは、

「鉄旅の魅力を語ろう!」でした!

 

祝!北海道新幹線開業!

3月26日、“北海道新幹線”が開業しました。

区間は“新函館北斗”から“新青森”間のおよそ149キロ。

 

新青森から東北新幹線と接続し、東京まで直通運転します。

 

これにより、“新函館北斗”から“東京”まで最速で“4時間2分”

本州と北海道のアクセスがより便利になります。

 

2人の鉄旅の思い出は?

衛藤さんは、お母さんと一緒に、京都まで列車の旅をしたことが思い出だそうです。

 

小島さんは、高校時代に九州まで寝台列車で旅行したことがあり、

好きな女の子の話で夜通し盛り上がったそうです。

 

またスイスに行ったときに乗った氷河特急は、大変素晴らしく、

8時間という長い乗車にもかかわらず全く飽きずに鉄旅を満喫したそうです。

 

鉄道の旅というと、移りゆく景色を楽しんだり、駅弁を食べたり、乗り合わせた人と

交流があったりと、いろいろと魅力があると思います。

 

また、海外では国境を越えていくなんていうのも鉄旅の醍醐味ではないでしょうか?

 

ということで、「鉄道の旅の魅力は何ですか?鉄旅の思い出はありますか?

旅に行くとき良く利用する乗り物は何ですか?」という質問をリスナーに投げかけ、

“鉄旅”について、座談会していきました。

 

北陸新幹線は1周年!

新幹線と言えば、東京から富山、金沢を結ぶ、“北陸新幹線”が、

3月14日で、開業1周年を迎えました。

 

東京から富山、金沢までの所要時間は最速で“2時間”台になったこともあり、

北陸新幹線の利用は“在来線特急”“3倍”に増えました。

 

そして、アクセスが便利になり、“観光客”も増えています。

 

例えば、日本三大庭園のひとつ、石川県“金沢市”“兼六園”は、

観光客数が前年比の“1.6倍”になっています。

 

また、“輪島市”でも、“朝市”の客数が“1.3倍”に増えています。

 

人も集まり、それなりの経済効果もあるようですが、

一方で、こんな現象も起きています。

 

関西大学は、今年“北陸3県”からの“志願者”が前年比で“14%”減っています。

同志社大学でも、“石川県”からの“志願者”“2割”減りました。

 

これは新幹線の開業で、東京との“時間的な距離”が短くなり、

“北陸の受験生”の間で、“東京の私立大”を志望する傾向が

強まったのではないかと見られています。

(以上、3月15日 朝日新聞 参照)

 

新幹線の開業は観光や旅に限らず、人の流れを大きく変える力があるようです。

北海道新幹線は、今後どんな影響があるのでしょうか?

 

青春18きっぷを知っていますか?        

“青春18きっぷ”とは、全国のJR線の“普通列車”“快速列車”が、

1日あたり“2370円”“乗り放題”というお得なキップで、

5日間分が、“1万1850円”で販売されています。

 

“学生”の休みの多い、“春”“夏”“秋”に期間販売され、

1人で5日分使うことも、5人で1日分を使うこともできます。

昨年度は、およそ“70万枚”が発売されました。

 

青春18きっぷというネーミングではありますが、

青春ど真ん中の18歳の若者しか使えないということはありません。

 

“年齢制限”はなく、誰でも利用することができます。

(以上、1月5日 毎日新聞 参照)

 

その“青春18きっぷ”ですが、“北海道新幹線”の開業で、

新たに“オプション券”を販売することを、“JR東日本”が発表しています。

 

これまで、本州と北海道を結ぶ、“青函トンネル”には普通列車が1本も

走っていなかったため、青春18きっぷでの“特急列車”への乗車が

“特例”として認められていましたが、北海道新幹線の開通により、

特急が廃止されてしまいました。

 

それによって、青春18きっぷで、“北海道に渡れなくなるのでは?”という

不安の声が上がっていました。

 

これに対し、JR東日本は、“オプション券”を発売することを発表。

 

“青春18きっぷ”の利用者を対象に、“2300円”のオプション券を購入すれば

“北海道新幹線”“一部区間”と、“道南いさりび鉄道”に乗車できるそうです。

(以上、1月5日 NEWSポストセブン 参照)

 

超豪華!クルーズトレインとは?

最近の“鉄旅ブーム”を牽引している存在とも言えるのが、“クルーズトレイン”

 

クルーズトレインとは、“陸上”“豪華客船”とも言われ、

2013年に運行した、”JR九州”“ななつ星in九州”がブームの火付け役となりました。

 

新幹線並みのおよそ“30億円”の費用をかけて開発された

“車両”“床”“壁”には、ふんだんに“木材”が使用されています。

 

客室は、すべて“スイートルーム”で、特別な訓練を受けた

“客室乗務員”“乗客3人に1人”の割合で、接客にあたります。

 

気になる料金ですが、乗車するのに最低でもおよそ“25万円”かかるそうで、

例えば、“3泊4日コース”2名1室の利用で、1人あたりおよそ“85万円”(4月~5月)します。

 

また、2016年の春、夏出発分(8期)は、およそ“26倍”という“平均倍率”で、

その中でも、”最も人気”の高かった部屋は、4月12日に出発する、

“3泊4日コース”“DX(デラックス)スイートA”で、“193倍”だったそうです。

(以上、全国鉄道トラベルGUIDE  2015年12月29日 乗りものニュース

2014年7月7日 Nikkei 4646 .com 参照)

 

“裕福”“退職者層”“外国人観光客”をターゲットとして、

“JR東日本”“JR西日本”も、クルーズトレインの導入を決めています。

 

≪ゲストコーナー≫

“50歳から全国の鉄道を乗りつぶす会”会長の赤川良二さんに、

「鉄旅」についてお話を伺いました。

 

鉄道に興味を持ったきっかけは?

赤川さんは、祖父、父親ともに、“鉄道マン”という“国鉄一家”で育ちました。

 

幼少期から、母親の実家がある“函館”まで、

“上野発の夜行列車”に乗って、“青函連絡船”“はるばる来たぜ函館”という

夏休みを毎年過ごしてきたそうです。

 

中学生のとき、友人の影響で鉄道にハマり、“SL”を撮影する、“撮り鉄”になりました。

 

SLは“石炭”“水”“蒸気”を作り、それによって動いています。

 

“煙”を吐いて“蒸気”を放つ“鉄道”の姿が、“日本の風景”にとても溶け込んでいる感じが

素晴らしいと思い、SLにハマっていったそうです。

 

しかし、赤川さんが高校2年生のときに、SLは“全廃”になってしまいます。

 

乗り鉄のバイブル!

1978年に、“乗り鉄”のバイブルとも言われている

『時刻表2万キロ』“宮脇俊三”著)という本が出版されました。

 

それまで、用もないのに電車に乗るというのは、世間では理解されがたく、

乗るのが目的のいわゆる乗り鉄は、あまりいませんでした。

 

しかし、この本が出版されたことで、“全ての鉄道”“乗りつぶす”と言う

究極の目的が世の中に提示されます。

 

その後、“時刻表2万キロ”はヒットし、これにより“国鉄”は、“いい旅チャレンジ2万キロ”という

“国鉄全鉄道路線”“完乗”を目的とするキャンペーンが始まりました。(1980年)

 

“乗り鉄”が、“市民権”を得たのです。

 

乗り鉄はお金のかかる道楽!?

赤川さんは、“時刻表2万キロ”を大学1年生のときに読み、SLの全廃で失った

”鉄道への想い”を再燃させますが、実際に行動には移していません。

 

というのも、大学時代は趣味のスキーやドライブといったことにも時間を取られ、

また国鉄を”全線”に乗ろうとすると、とてつもない”時間””費用”がかかります。

 

乗り鉄の全国制覇は、大学生だった赤川さんにとっては、お金のかかる道楽でした。

 

卒業後は、就職して、大阪に転勤になり、周辺の電車には乗っていましたが

やはり全国乗りつぶしには至っていません。

 

50歳から乗りつぶしをスタート!

その後月日は流れ、“50歳”のときに転機が訪れます。

 

九州旅行で、“乗り放題”“切符”を購入し、“ローカル線”を乗り継ぎ、

“門司港駅”に着き、“フェイスブック”にその日の“行程”“写真”をアップしたところ、

友人から「近くに自分が手掛けた郵便局があるから行ってみて!」という

“書き込み”があったそうです。

 

それによって、本来訪れることのなかった場所に行くことができ、

“旅の途中”“情報”が入ってくる面白さに気付きます。

 

これまで、“鉄道研究会”=鉄研のような集まりはありましたが、

インターネットの普及で、同じ趣味を持った“乗り鉄の仲間”が、

簡単に集えるようになりました。

 

会社で一緒に働く“同僚”が、“フェイスブック”を通じて、“乗り鉄”だったことが

分かったこともあったそうです。

それまで、お互いに乗り鉄であることは知らなかったそうです。

 

フェイスブックで、旅に出ている人に“プラン”を提案したり、

また自分が旅の途中で“情報”をもらったり、

“旅人”は、自分専任の“ガイド”がいるような感覚になり、

“アドバイスする側”は、あたかも“旅”をしているかのように楽しむことができます。

 

フェイスブックで“新しい旅のカタチ”を発見した赤川さんは、

「全国のJR全線に乗ってみたい!」という思いに駆られ、

“50歳”“乗りつぶし”の旅を始めました。

 

乗りつぶしの方法は?

まずは、“自分”“住んでいる県”を乗りつぶし、そこから“放射線状”

“都道府県”別に乗りつぶしていくのがいいそうです。

 

最初から“意気込まない”ようにするのも大切です。

 

そして、ある“起点”に来たら、その“枝葉の路線”を乗りつぶし、また起点に戻り、

さらにそこから“別の枝葉の路線”を乗りつぶしていくのが理想です。

 

この方法は、「時刻表2万キロ」の著者・“宮脇俊三”さんが、

“実践せずに失敗した”と本の中で記述していたことから、ヒントを得たそうです。

 

全国には、“9000”駅あり、そのうち赤川さんは“6000”駅に訪れています。

 

企画のきっぷを利用しよう!

最近は、“青春18きっぷ”が、“中高年”に利用されることが多く

“青春58きっぷ”とも言われているそうです。

 

青春18きっぷは5日で、“1万1850円”ですが、

元を取るどころか、5日で“5万円”分も乗る人がいるそうです。

 

乗り鉄は、お金がかかるので、こうした企画のきっぷを購入し

“費用”を抑えるのもポイントです。

 

一番印象に残っている路線は?

つい最近訪れた“宗谷本線”の、“抜海”“南稚内”間で見た

“利尻富士”が素晴らしかったそうです。

 

“海岸”から見える、“2000メートル”級の山の姿は、まさに“絶景”

 

天候によって左右され、簡単には見ることができないので、

貴重な風景を目に焼き付けたことになります。

 

このように、“鉄旅”では、“最高の景色”を見ることができるかどうかも

重要なことです!

 

駅弁、駅そばのうまいところは?

駅弁では、“峠の釜めし”(信越本線・横川駅)。

 

“荻野屋”が製造するこの“峠の釜めし”は、他の駅をはじめ、

“サービスエリア”“ドライブイン”でも売られていますが、

“横川駅”のほうが美味いそうです。

 

駅そばは、似たような味が多い中で、宗谷本線・“音威子府”(おといねっぷ)駅にある

“常盤軒”のそばが”日本一”美味しいそうです!

 

音威子府駅では、“20分”“停車時間”があるので、降車してそばを食べに行き

また車両に戻るそうです。

 

乗りつぶしの旅では、列車を持つ1~2時間ほどの“空き時間”がザラにあり、

赤川さんは、駅の“温泉施設”に入って、“お酒”を飲んで、有効に過ごしているそうです。

お酒を飲めるのも、鉄旅ならではですね。

 

必需品は?

旅に欠かせないアイテムは、“時刻表”“カメラ”、そして“乗りつぶしノート”だそうです。

 

“全国の路線”“白地図”になっている、乗りつぶしノートは、

“自分”が乗った“路線”“駅間”を塗りつぶしていきます。

 

赤川さんのノートには、蛍光ペンで記されている駅もあったのですが

これはメディアなどでチェックして、特に訪れたほうが良いという記で、

まさに情報が集約された1冊なのです。

 

北海道新幹線の影響は?

最速で、東京~函館間が“4時間2分”ということで、

“北海道”“鉄道”で行くということが現実になりました。

 

昔は、“20時間”もかかったそうです。

 

観光による“道内”“活性化”も期待できます。

 

しかし一方で、北海道新幹線の開業により、“寝台特急”“カシオペア”や、

“夜行急行列車”“はまなす”が廃止という、鉄道ファンとしては寂しい現実もあります。

 

どんなことを意識すればいいか?

地方の“ローカル線”“経営”が厳しく、“廃線”となる路線も増えています。

 

好きなだけでは、守ることはできません。

 

旅行者として、ローカル線に乗り、現地で“食事”をしたり、“お土産”を買ったり、

“記念切符”を購入したりと、愛するモノのために、“お金を落とす”ということも

重要なのです。

 

≪今週の金のつぶやき≫

長年抱いていた“乗りつぶしの旅”への想いを、50歳で開花させた赤川さん。

 

鉄道に乗る喜びはもちろん、“絶景”を眺めたり、“おいしいモノ”を食べたり、

“温泉”でのんびりしたりと、楽しみ方が何倍にも広がっていくのも

“乗りつぶし”の魅力であると教えて頂きました。

 

これから“乗りつぶし”を始めてみようかなという方は

赤川さんの著書『週末を10倍楽しむ JR線乗りつぶしの旅 関東編』(フォレスト出版)を

是非、読んでみてください!

 

さて、わたくしも“乗りつぶし”ならぬ“ハゲつぶし”の鉄旅を始めようかなと思っています。

取り敢えず、行き先の候補は…

 

半家(はげ)駅(高知県・予土線)

増毛(ましけ)駅(北海道・留萌本線)

髪毛黒生(かみのけくろはえ)駅(千葉県・銚子電鉄)

 

といったところでしょうか?

目指せ、“いい髪チャレンジ2万本”

 

次回、4月1日から金つぶの放送時間が変わります。

 

毎週金曜日 “19:00~20:47”ということで、

内容を凝縮して、さらにパワーアップしますので、聞いてちょーだい!

投稿者 : kintubu|2016年3月28日