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2016年9月18日

#76 9月16日放送分 食の情報発信

今回のテーマは、

「食べる前に撮る?」でした!

 

料理の写真映えが気になる!?

外食した際、注文した料理をスマホやケータイで撮影するという風景が

すっかり日常的になっています。

 

皆さんも、見たことがある、あるいは実際に撮ったことがあるという方もいるでしょう。

 

自分で作った手料理や、外食先の料理を写真に撮って、

SNSにアップする人がここ数年増えています。

 

ホットペッパーグルメ・リサーチセンターのアンケートによりますと、

月1回以上定期的に使っている“SNS”がある人は、“60.2%”で、

そのうち1年以内に“料理”や、“外食風景”の写真を投稿したことがある人が、“27.7%”いるそうです。

 

また外食する“店”“メニュー”を決める際に、“写真映え”を意識する人が、“32.1%”いました。

(以上、5月27日 リクルートライフスタイル 参照)

 

写真を撮るのはマナー違反!?

自分の食べたモノを記録しておきたい、家族や友だちに見せたい、

SNSにアップしたいなど、撮影する理由は様々ですが、

より美味しく、キレイに見せるために、撮る“角度”“明るさ”“構図”を意識して

こだわって撮影している人もいるようです。

 

しかし、その一方で、“シャッター音”“フラッシュ”を不快に思うお客さんもいれば、

お店によっては、“撮影禁止”というところもあります。

 

料理は雰囲気もひとつの隠し味ですから、それを壊すのは“マナー違反”

考える人がいるのも当然ですね。

 

ということで、「あなたは注文した料理の写真を撮りますか?

食べる前に撮る行為をどう思いますか?料理の見栄えを気にしますか?」という質問を

リスナーに投げかけ、座談会をしていきました。

 

元祖はアノ発明家だった!

今でこそ、自分の食べた料理を撮影するのが当たり前になっていますが、

これを35年間毎日続けた人がいます。

 

発明家で知られる、“ドクター中松”氏は、“35年間”に渡り、自分の食べたモノを撮影し、

それが脳の働きや、体調に与える影響を分析しました。

 

この功績が認められ、中松氏は、2005年に“イグノーベル賞・栄養賞”を受賞しています。

 

ちなみに、イグノーベル賞とは、“人を笑わせ考えさせてくれる研究”に贈られる賞で、

選考や授賞式には、本家のノーベル賞受賞者が出席するというユニークなイベントです。

 

中松氏が撮影した写真の枚数は、“1万枚”以上で、

撮影する際に、レストランのシェフにレシピを盗まれるのではないかと疑われたり、

その場の雰囲気を壊さないように、小型カメラを作って撮影したそうです。

(以上、2005年10月7日 朝日新聞 参照)

 

撮影の際は、周囲のお客さんやお店の人への配慮も忘れないように

しなければなりませんね。

 

≪ゲストコーナー≫

偏愛系フードライター小石原はるかさんをお迎えして、

「料理の情報発信」についてお話を伺いました。

 

“偏愛系”って何?

普通のフードライターは、万遍なくあらゆる料理について取材をして記事を書きますが、

小石原さんの場合、ハマるとそれひと筋になってしまうそうです。

 

つまり“偏愛系”とは、特定の対象(料理)に入れ込むということで、

これまで、“さぬきうどん”(なんと香川まで通っていた!?)、“発酵食品”(塩麹)、

“スターバックスコーヒー”などに、ハマってきたそうです。

 

スタバには、“カスタマイズ”“味”“グッズ”など様々な楽しみ方があるそうで、

詳しくは、小石原さんの『スターバックスマニアックス』(小学館文庫)に書いてありますので

興味のある方はご一読ください。

 

そんな偏愛系の小石原さんが今ハマっているのが“焼きそば”です。

 

ハマるきっかけとなったのが、“あぺたいと”(東京都板橋区高島平)というお店で、

“両面焼きそば”がおススメだそうです。

 

食べる前に撮るという行為!

小石原さん自身は、記憶や思い出を残すために、

プライベートで料理の写真を撮ることがあるそうです。

 

携帯電話が世に出てきて、電話のマナーが変わったように、

スマホの登場で、写真を撮るというルールや概念も変わってきています。

 

お店としては、お客さんに写真をSNSにアップしてもらって

拡散して欲しいという考えのところもあれば、

携帯電話のイラストにバツが入った

“撮影禁止マーク”を付けているところもあります。

 

HPで撮影可能かどうか分かることもあるので、事前に確認しておきましょう。

また、少し価格帯が高いお店の場合は、ひと言必ず断りをいれましょう。

 

隣のテーブルに迷惑をかけないように、

お互い気持ち良く食事を楽しめるように配慮しましょう。

 

ルールやマナーを破って、慌てて撮っても写真がブレるだけです。

 

料理映えするテクニック!

料理は“高さのある盛り付け”で、アングルは“真上からフラット”に撮影すると

写真映えが良くなるそうです。

 

現在、人気の“ローストビーフ丼”は、たくさんの肉が重っているので迫力があり、

写真映えメニューの代表格と言っていいでしょう。

 

肉の断面が正面にダーンとあるものもインパクトがあるそうです。

 

料理を美味しく見せるテクニックは、

・断面のツヤツヤ

・ソース

・野菜の瑞々しさ

・背景が黒でスープの湯気

・チーズのとろけ方

などを意識すると、より美味しく見えるそうです。

 

また、照明に自分の影が被ってしまう位置はダメです。

最近は、写真を撮るお客さんを意識して、お店も照明に工夫をこらしている

ところが増えています。

 

プロのカメラマンはストロボを使いますが、

素人は窓際の位置で、自然光をうまく取り入れると、より良い写真が撮れるそうです。

 

個人の写真を参考にする

炎上を狙って、わざと否定的なことを書く人も中にはいますが

基本的に個人でSNSにアップした料理の写真やテキストは、楽しさに溢れています。

 

例えば、そうした写真だけでも見て、お店のメニュー情報の

補完をすることができます。

 

最多ごはんは何?

小石原さんの新刊「自分史上最多ごはん」(マガジンハウス)について

お話して頂きました。

 

この本は、食通と言われる人たちの“人生で最も多く食べている特定の店の特定のメニュー”

紹介しています。

 

例えば、金つぶにも以前出演して頂いた

やきそばかおるさんは、“梅林”(五反田)の“肉ソース焼きそば”

パラダイス山元さんは、“餃子の王将”(荻窪駅西口店)の“餃子”

という具合に、総勢75人の最多ごはんが紹介されています。

 

やきそばさんも、パラダイスさんもブレてないですねぇ(笑)

 

ちなみに、やきそばかおるさんの最多ごはん先である梅林は、

焼きそばの種類だけで、10種類もあるそうで、盛り付けの高さもあるので、見栄えがいいそうです。

 

小石原さんは、仕事でたくさんのお店に行くので、

1つ1つの回数としては、著書に出てくる人たちのようにインパクトのある数字には

ならないそうです。

 

良いお店を選ぶ方法は?

お店の前で“ニオイ”を嗅いでみましょう。

良いニオイだと、厨房も良いニオイに包まれています。

 

”グルメサイト”は、膨大なデータベースなので、色々と疑惑もありますが、

全否定するものでもないそうです。

 

ただ、レビューの多い、少ないで点数の計算方法が違うので、

点数に踊らされてしまうのも要注意です。

 

レビューを読まずに、写真だけ見ても参考になります。

 

また”レビュアー”=書き手に注目して、”自分と同じような感想”を持っている人の

コメントを参考にするという方法もあります。

 

食の好みや感覚が自分と合うということは、自分が理想とするお店やメニューに

辿り着く可能性が高いです。

 

自分の好きなお店について、自分に近い感想を書いている人は

ある程度信頼できるので、指標になります。

 

長く愛される店とは?

繁華街では、お店ができては消えるという状況です。

もうなくなっちゃったの?なんてことはザラです。

 

オープンするのは簡単ですが、10年続けていくことは非常に難しいそうです。

常にたゆまぬ努力を続けている店は、やはり長く続いていきます。

 

一時のブームだけでは、長く続けていくことはできません。

 

ホルモンの質にこだわり、下ごしらえにかける姿勢が素晴らしい

焼き肉屋さんの言葉で印象に残っているものがあるそうです。

 

『長く続けていくと、お客さんと共に年をとっていく。年をとると誰しも食欲は減り

脂っこいモノを取るのが辛くなってくる。でも焼き肉屋なので、美味しく食べ続けてもらう

工夫を考える時期に入ってきた』

 

この言葉を聞いて、長く通ってくれた人たちの足が遠のくのは、

お店の人にとって悲しいことで、さらに長く来てもらうにはどうしたらいいのか

考えているということに感銘を受けたそうです。

 

食を楽しむために意識することは?

食は、コミュニケーションツール。

 

一緒にごはんを食べて仲良くなることもあれば、食事の場で再会して

旧交を温めるということもあります。

また、お店の人との間にも、コミュニケーションがあります。

 

食事を通じて、会話を楽しみましょう!

 

≪今週の金のつぶやき≫

夕方になるとお仲間から、お店を教えて欲しいというメールやLINEがくるという、小石原さん。

最多ごはん、偏愛系など、その発想に料理を心底楽しんでおられるなぁと感じました。

 

食は毎日のことですから、同じ空間にご一緒している方々と

楽しみながら、味わいたいですね。

 

今回は、Twittertを使って、リスナーの皆さんの料理のベストショットを送って頂きました。

ありがとうございました!

 

ちょうどお腹が空く時間でもありましたので、小島さんも衛藤さんも

「これ食べたーい!」「美味しそう!」など、写真を見て言っていました。

スタジオでも、飯テロが起こっておりました。

 

さて、昔から写真というものが苦手で、あまり写らないようにしていたのですが、

学校の集合写真ともなると、そうはいきません。

 

そこで、中学のときに学校写真を撮るときに、すべて”舌”を出して写るということに

チャレンジしてみました!(バカでしょ)

 

さすがに、ひとりずつ写す個人写真(クラス名簿)はできなかったのですが、

その他の体育祭、学芸祭、校外学習、修学旅行、部活などなど、卒業アルバムに写る

わたくしは全て舌を出しております。

 

今更ですが、同級生のみんな“分かるかなぁ、分かんねぇだろうなぁ”(♪千とせ風)

 

次回9月23日は、ニック土屋さんをお迎えして「子どものためのプログラミング教育」

テーマにお送りします!聞いてちょーだい!!

投稿者 : kintubu|2016年9月18日