2017年9月24日

#129 9月22日放送分 はちみつ

今回のテーマは、

「スゴイぞ!はちみつパワー!!」でした!

 

はちみつは欠かせない!

衛藤さんは普段からはちみつを愛用しています。

楽屋などにも常に置いてあるそうです。

 

小島さんもノドのケアに、はちみつを利用しています。

でも、かつて後楽園球場でハチに指を刺されたことがあり、ハチは嫌いのようです。

 

あなたは、はちみつと言うとどんなイメージがありますか?

 

「甘くておいしい」「舐める以外どう使ったらいいか分からない」

「カロリーが高そう」「健康にいい」など、様々なイメージがあるかと思います。

 

実際に、はちみつを使っている方もその効能や効果、有効な使い方を

知らずにいるかもしれません。

 

これから秋、そして寒い冬が来ると風邪も流行ってきます。

はちみつは風邪の予防にもなるのでしょうか?

 

ということで今回は、「はちみつ好きですか?食べていますか?

どんなときに使っていますか?はちみつを使った裏技を教えてください!」

という質問をリスナーに投げかけ、座談会を行いました。

 

働き者のミツバチ!

ミツバチは花を見つけると、長い舌を出して蜜を吸います。

 

この吸った蜜は、胃の一部である“蜜胃”と呼ばれる場所に蓄えられます。

 

1つの花には蜜がごくわずかしかないので、ミツバチは一度に“250”もの花を訪れ、

“0.04~0.07”グラムの蜜を集めます。

 

これはミツバチの体の“50~90”%ほどの重さにあたるそうです。

ですから、これだけの分量の蜜をお腹に入れて飛ぶのは大変なことです。

 

蜜を集めたミツバチは仲間の待つ巣箱へと帰っていきます。

そして、蜜を口から出して、巣にいる仲間に渡します。

 

蜜を受け取ったミツバチは、それを小さな部屋にしまいます。

部屋は六角形の形をしています。見たことがある方もいますね。

 

蜜が熟成すると、ミツバチはお腹から分泌される“蜜ろう”と呼ばれる

白っぽい“ろう”で蓋をして貯蔵します。

 

それが同じ巣箱で暮らすハチたちの食料となりますが、

私たち人間はその一部を分けてもらっています。

(以上、『なんでもサイエンス はちみつができるまで』 参照)

 

私たちは、ミツバチが苦労して手に入れた蜜を、おすそ分けして頂いている身ですから、

はちみつを食べたり、使ったりするときは、彼らの働きに感謝し、

大切に利用しなければなりませんね。

 

ハチが減少している!?

現在、世界的にハチの数が減少しています。

 

すでに北半球のミツバチの4分の1は消えたとも言われています。

このペースで減り続けると、2030年代には全滅することになるそうです。

 

ハチは蜂蜜を生産しますが、それよりも重要な役目も担っています。

それは、“農作物の受粉”です。

 

農作物の”7割”がハチの受粉によって、実ができます。

 

ミツバチが花から花へと運んでくれるおかげで、私たちは農作物を食べることができます。

 

ですから、ハチの減少は世界的に大きな問題となっています。

 

減少の要因としては、寄生虫、病原菌、ウィルス、農薬などが考えられています。

 

中でも“ニコチノイド系の農薬”は、ハチの減少に大きく関わっているのではないかと言われています。

 

EUでは、ニコチノイド系の農薬の規制に踏み切っています。

 

またオランダでは、ニコチノイド系の農薬を使った土地において野鳥の減少も報告されています

(以上、2月3日 ガジェット通信 参照)

 

ミツバチの恩恵を受けている人間が、自分たちのわがままで

彼らの生態系を壊し、それによって食料危機にさらされる可能性があります。

 

地球上においてハチは、人類よりも長い歴史があります。

 

便利な生活をただ追求するだけでなく、それによってどんな影響が出ているのか、

今一度立ち止まって考えるときではないでしょうか?

 

≪ゲストコーナー≫

エッセイスト前田京子さんをお迎えして、「はちみつ」についてお話を伺いました。

 

はちみつにハマったきっかけは?

前田さんは以前、手作り石けんの本を出版するにあたって、

オリーブオイルやココナッツミルクをベースにして、

タマゴ、ミルク、はちみつなどを加えて石けんを作っていました。

 

そのときに、はちみつは美味しいし、肌や健康にもおいしいとその効能に魅せられたそうです。

 

はちみつは、肌や髪、頭皮にいいそうです。

自然の”漂白作用”があるので、ヨーロッパでは髪のケアにはちみつが使われていたそうです。

 

のどのイガイガがなかなか取れないときに、前田さんは石けん作りで知った

はちみつが荒れた肌にいいということを思い出し、それならのどにも効くだろうと試したところ、

イガイガが取れたそうです。

 

はちみつの優れた点

子どものときに唇が荒れたら、そこにはちみつを塗りなさいと

おばあさまに言われていたそうです。

 

そのことを思い出し、色々調べていくと、なんと薬局で売っているはちみつにたどり着きました。

 

ラベルを見てみると、栄養剤、唇の亀裂に効くことが明記されています。

効能は薬局のお墨付きなのです。

 

はちみつ美容法!

はちみつには”抗菌作用”もあります。

 

バイ菌をやっつけますが、善玉菌はやっつけません。

ですからお肌の表面を非常に良い状態に保ってくれます。

 

はちみつを水で緩めて顔に塗るといいそうです。

 

朝、化粧の乗りが悪いときは、綿棒の先くらいの分量のはちみつに

オリーブオイルを1、2滴垂らして、顔全体に広げます。

 

ベタベタしてしまうのは量が多すぎなので注意しましょう。

1~2分経てば、化粧の乗りが良くなるそうです。

 

男性の場合は、ヒゲ剃り後にローションとして使用するとこともできるそうです。

 

いつ摂取すればいいの?

おススメは、”寝る前”です。

 

夜の10時から午前2時までの4時間は、細胞が修復するのに一番良い時間帯です。

 

ですから寝る前、歯を磨いた後に、ひとさじのはちみつを口に入れて、

塗り広げると良いそうです。

 

口臭予防にもなります。

 

歯磨きにも使う!?

また、はちみつで歯を磨くのもおススメです。

前田さんも実践していて、歯がツルツルになって、虫歯もないそうです。

 

普通に歯磨き粉を付けて磨くのと同じ要領で、

はちみつで磨いた後、汚れを落とすために水で流します。

 

その後に殺菌のために、はちみつを口の中に広げる良いそうです。

 

どんなはちみつを選べばいいの?

美容や健康に使う場合は、どんな種類であっても、

精製や加糖、過熱していない天然の純粋なはちみつを選びましょう。

 

ハチの巣から取ってきて、そのまま瓶詰めされたモノがベストです。

 

体温より少し高めの温度までは大丈夫ですが、

それより高くなってしまうと、酵素が死んでしまうそうです。

 

効き目がなくなってしまうので注意しましょう。

 

料理用に作られているはちみつは、最初から過熱しても良いようになっています。

 

お店の方に、過熱されたモノか、加糖されたモノか、聞いてから購入しましょう。

 

小さじ一杯のはちみつ

毎日栄養剤として利用する場合、小さじ一杯のはちみつが良いそうです。

 

ひとさじは、およそ7グラムです。

20キロカロリーくらいで、”砂糖””3分の2のカロリー”です。

 

1日に30~60グラムが目安です。

 

食欲がないときに、栄養剤としても利用できます。

 

肌が弱い人は?

ちゃんとした真っ当なはちみつならば、肌が弱くても大丈夫だそうです。

 

しかし、どのはちみつを選ぶかによっても、合う合わないがあります。

 

ですから1度少しだけ使ってみて様子をみましょう。

 

4種類のはちみつ!

前田さんに4種類のはちみつを持って来て頂きました。

 

ニュージーランド 甘露蜜 (赤色)

濃厚な香りがします。ハチが集めた昆虫の体液をはちみつにしました。

 

北海道 そば(黒色に近い茶色)

そばの花から取ったはちみつです。胃の調子が悪いときにおススメです。

貧血にもいいそうです。

 

ハンガリー アカシア(金色)

スタンダードなタイプです。

 

北海道 菩提樹(黄色)

すごくいい香りがします。ドイツやフランスでは昔から風邪のときに使われています。

飲む点滴です。

 

はちみつの色が濃ければ濃いほど、“ミネラル分”が多いそうです。

 

そばアレルギーの方は、そばのはちみつを使用する際には

反応してしまうこともあるので、気をつけましょう!

 

色、味を確かめて、自分と相性の良いはちみつを選びましょう。

 

固まってしまった場合

アカシアは加糖が多くて、ブドウ糖が少ないので、固まりません。

固まるのがイヤという人にはおススメです。

 

固まったら、”60度”くらいのお湯に瓶ごとつけて、

はちみつが”40~45度”を越えない程度で、ゆっくりと溶かしていきましょう。

 

おススメの料理レシピ

スタジオでチーズをはちみつにつけて試食しました。

 

小島さんも衛藤さんも“美味しい”と高評価!

はちみつとチーズが持つ生の酵素は、消化にも良く、二日酔いにも効くそうです。

 

お肉を軟らかくするときに、はちみつを使うことがありますが、

過熱してしまうと酵素はなくなってしまいます。

 

ごはんを炊く前に、小さじ一杯のはちみつを入れておくと、

デンプンが分解されて甘みが出ます。

 

大さじ一杯の味噌に、小さじ一杯のはちみつを混ぜ合わせるだけで、

野菜スティックのソースになります。

 

好みでゴマ油やゆずコショウを加えてみましょう。

 

お酒を飲む前に食べておくと、酔い防止にもなるそうです。

 

寝る前だけじゃない!

朝起きて、歯を磨いた後の一杯のはちみつもおススメです。

 

目覚めに良いそうです。

 

脳にダイレクトにブドウ糖が働きます。

 

≪今週の金のつぶやき≫

のどが痛いときに使うくらいで、普段は特に意識をしていなかったはちみつでしたが、

前田さんのお話で驚くことばかりでした。

 

早速、歯を磨いてみましたが、思ったよりも違和感がなかったです。

 

様々な効能や上手な摂取方法など伺いましたが、

さらに詳しく知りたいという方は、前田さんの著書、

「ひとさじのはちみつ 自然がくれた家庭医薬品の知恵」

「はちみつ日和 花とミツバチと太陽がくれた薬」 (共にマガジンハウスより発売)を

チェックしてみてください!

 

はちみつライフを楽しみましょう!!

 

さて、“はちみつ”より“壇蜜”の魅力にクラクラしている中年オヤジではございますが、

はちみつで育毛に成功した人がいると前田さんからちらりとお聞きしました。

 

これまで“隠密”に、毛を生やそうと育毛剤やら頭皮マッサージを試してきましたが、全く効果がなく、

“丑三つ”どきに涙で枕を濡らした夜もありました。

 

しかーし、これはもうはちみつに賭けるしかないと思っております。

 

はちみつを塗って、頭頂部のハゲ山が毛で“過密”状態になるかどうか?

結果はいずれご報告致します。

 

「“毛”(もう)、欲しがりなんですから♡」 あっ、やはり”壇蜜”(笑)

 

次回9月29日は、第一生命経済研究所主任エコノミスト西濱徹さんをお迎えして

「SDG’s(持続可能な開発目標)」をテーマにお送りします!

 

聞いてちょーだい!!

投稿者 : kintubu|2017年9月24日

2017年9月23日

今夜のみさみさーくる!テーマは「秋のスイーツ」

前回のみさみさーくるは来る秋に備えて秋のファッションをご紹介しましたが、

今回は、食欲の秋!ということで、「秋のスイーツ」を取り上げました!

 

1つ目に紹介したのは、

渋谷ヒカリエにある“パティスリー&カフェデリーモ”の “パフェールモンブラン”です!

ドーム型が特徴的なスイーツパフェ“パフェール”ですが、

この秋、国産和栗をぜいたくに使用した、

“パフェール モンブラン”が期間限定で発売されているようです。

 

新商品の“パフェールモンブラン”は、チョコレートソースに、サクサク生地と

洋ナシのゼリー、そしてモンブランクリームでデコレーションしたドーム型のパフェです。

インスタ映えするということで、SNSでも話題になっているそうですね!

 

そして2つ目に、ご紹介したのが、先週15日にリニューアルオープンした

“Whip千葉そごうジュンヌ店”では、限定メニューで、“レインボーチーズケーキ”が登場しています。

かわいいレインボーカラーのレアチーズケーキは上に飾るトッピングを自分でカスタマイズすることができます。

 

ホイップ店内は思わず撮影したくなる、かわいらしいフォトスポットが多数あって、

スイーツだけでなく、自撮りしてSNSへアップする女子がいるそうです。

最近の、スイーツ店は味だけでなく、オシャレでSNSを意識したお店が多いですね!

 

ちなみに、衛藤さんは甘いものと日本酒をセットで食べるようですね!

夏にはかき氷、そして、この秋はモンブランと、

みさみさーくるでは紹介しましたが、スイーツはどんどん進化していますね!

皆さんも今回ご紹介したスイーツ、チェックしてみてくださいね!

 

投稿者 : kintubu|2017年9月23日

2017年9月23日

今夜のゲストは前田京子さんでした!

今夜のテーマは、

「はちみつ好きですか?食べていますか?

   どんなときに使っていますか?

                      はちみつを使った裏技を教えてください!」

でした!

 

はつみつのイメージというと、

「甘くておいしい」「舐める以外どう使ったらいいか分からない」

「カロリーが高そう」「健康にいい」など、色々ありますが、

 

7時37分から、

エッセイストの前田京子さんをお迎えして、

「はちみつ」についてお話を伺いました!

 

前田さんが、はちみつにハマったきかっけは、

はちみつ石けんを作るうえで、はちみつの身体への効能や、美味しさに、

気づいてからのようですね!

 

はちみつは健康にいいと言われていますが、

薬局でも売られているほど、素晴らしい効能があるようですね!

のどによかったっり、抗菌効果があったりするようですね!

 

前川さんが歯磨きするときに、はちみつを使っているというのは、驚きですね!

甘い物なので、逆に歯が汚れるとイメージがありますが、

抗菌効果があって、虫歯菌を退治してくれるようですね!

 

はちみつを使った美味しいレシピを教えていただきましたが、

チーズにはちみつをつけて食べるというシンプルで意外な組み合わせでしたね!

小島さんと衛藤さんが試食していましたが、とても美味しそうでしたね!

 

こちらが、前田さんに持ってきていただいたはちみつとチーズです。

色とりどりで、とても綺麗ですね!

 

そして今回は皆さんから、色々なはちみつのレシピや裏技をメールを送って頂きました!

カレーや紅茶などに入れるのはもちろん、豚肉をはちみつに漬けた生姜焼きや、

パックに使ったり、風邪の時にはちみつ大根を作ったりしていましたね!

 

今回のゲスト、前川京子さんの著書が、どちらもマガジンハウスから発売中です。

ひとさじのはちみつ 自然がくれた家庭医薬品の知恵

(https://magazineworld.jp/books/paper/2776/)

はちみつ日和 花とミツバチと太陽がくれた薬

(https://magazineworld.jp/books/paper/2941/ )

放送を聴いて、はちみつについてもっと知りたいと思った方は、ぜひ手に取ってみてください!

 

投稿者 : kintubu|2017年9月23日

2017年9月22日

今夜の金つぶ!テーマは「はちみつ」

金曜つぶやきショー、略して“金つぶ”!

テレビや新聞のニュースとはちょっと違う、

ラジオならではの「今、知りたいこと」を、

毎週一つのテーマに絞って、じっくりと時間をかけて、

リスナーの皆さんと一緒に考えていきます!

 

今夜のテーマは、

「はちみつ好きですか?食べていますか?

   どんなときに使っていますか?

                      はちみつを使った裏技を教えてください!」

 

7時20分過ぎからは、ニック土屋さんの「金つぶITニュースWEB」

インターネットで飛び交う、今週1週間のIT、科学、経済のニュースから

独自の目線でピックアップします!

 

7時37分からは、

エッセイスト前田京子さんをお迎えして、

「はちみつ」についてお話を伺います。

 

そして8時32分からは、はちみつよりも甘い声!

「みさみさーくる!」です!

 

メッセージもお待ちしてます!

メールは kintubu@bayfm.co.jp まで!

前田さんへの質問もどしどし送ってください!

今夜も7時から座談会です!

投稿者 : kintubu|2017年9月22日

2017年9月18日

#128 9月15日放送分 パレスチナとイスラエル

今回のテーマは、

「パレスチナとイスラエル」でした!

 

どこにあるの?

“パレスチナ”“イスラエル“

聞いたことがあるけど、実際にどんな国や地域なのか

よく分かっていないという方もいるかと思います。

 

まず、どこにあるのか?というと“中東”にあります。

世界地図を広げてチェックしてみてください。

 

エジプトとシリアの間といった感じでしょうか。

西に“地中海”、東に“ヨルダン川”と、“死海”に挟まれた細長い形をしています。

 

まず、そこに“イスラエル国”という国家があります。

広さはだいたい日本の“四国”と同じくらいで、そこにおよそ“850万人”が暮らしています。

 

さて、そのイスラエル国に隣接しているのが、“パレスチナ自治区”です。

 

この自治区は2か所あり、地中海に面しているのが“ガザ地区”

東側にある少し大きな地域が“ヨルダン川西岸地区”です。

 

このガザ地区とヨルダン川西岸地区を合わせた、パレスチナ自治区全体の面積は

だいたい“茨城県”と同じで、およそ“475万人”が暮らしています。

(以上、高橋直樹著『ぼくの村は壁で囲まれた』 参照)

 

ということで今回は、「あなたはパレスチナとイスラエルについて知っていることはありますか?

どんなイメージですか?知りたいことはありますか?」という質問を投げかけ、

座談会をしていきました。

 

どういう歴史を辿ってきたのか?

そもそもイスラエルとパレスチナ自治区を合わせた地域は、“パレスチナ”と呼ばれていました。

 

パレスチナというと、“ユダヤ教”“キリスト教”“イスラム教”という

三大宗教の聖地である“エルサレム旧市街地”をはじめ、聖書の舞台になった場所が多数あります。

 

パレスチナには、およそ2000年前に“ユダヤ人”の王国がありました。

しかし、ローマ帝国に滅ぼされ、ユダヤ人は世界に散らばっていきます。

 

ユダヤ人はヨーロッパで、“キリスト教徒”から迫害され、

また第二次世界大戦中には、“ナチスドイツ”によって大勢の人々が殺されました。

 

そこで、ユダヤ人はかつて自分たちの先祖が住んでいたパレスチナに、自分たちの国を作ろうとします。

 

しかしパレスチナにはすでに住人がいました。それが“アラブ人”です。

 

いきなりユダヤ人が来て、「今日からここを自分の国にするから」と言われても

アラブ人は納得がいきません。

 

皆さんもいきなり自分の家に知らない人が来て、今日からここに住むから

出て行けと言われても納得しませんよね。

 

そこで、“国連”が間に入って、“アラブ人の国”“ユダヤ人の国”に分ける案を作ります。

 

ユダヤ人たちはこの案を受け入れますが、アラブ人たちは認めず、

イスラエル国が誕生した1948年の5月、周辺のアラブ諸国が攻め込みます。

 

これが“第一次中東戦争”へと発展していきます。

 

この中東戦争は第4次まで続き、イスラエルは領土を拡大し、

パレスチナに住んでいた多くの“アラブ人”“難民”となりました。

 

現在、パレスチナ自治区は国家として独立していません。イスラエルに占領された状態です。

(以上、池上彰・増田ユリヤ著『今だからこそ世界を知ろう!』&2015年1月20日 日本経済新聞 参照)

 

パレスチナとイスラエルの抱える問題には、根本にこうした土地を巡る争いがあったのです。

 

パレスチナ人とイスラエル人

2012年に上映されたフランス映画『もうひとりの息子』という作品を紹介しました。

 

あらすじを簡単に紹介します。

 

イスラエルのテルアビブに暮らすイスラエル人家族。

18歳の息子・ヨセフは兵役検査を受けるが、両親の実の子ではないことが発覚する。

 

それは、18年前の湾岸戦争の混乱の中、病院で別の赤ん坊と取り違えられていたからだった。

その取り違えられた相手は、壁で分断されているパレスチナの子ども…。

 

衝撃の真実が明らかになったときに、2つの家族、そして2人の青年たちに

苦悩と葛藤が訪れ、これまで培ってきたアイデンティティーを問われる。

 

それぞれの家族の想いや、揺れる心という人間ドラマだけでなく、

高い分離壁や銃を持った兵士のいる検問所など

パレスチナとイスラエルの現状を表す風景も描かれています。

 

興味のある方は是非チェックしてみてください。

 

≪ゲストコーナー≫

日本聖公会東京教区・司祭神崎雄二さんをお迎えして、

「パレスチナとイスラエル」についてお話を伺いました。

 

神崎さんは普段、3つの教会で牧師をなさっています。

 

きっかけは?

神崎さんは、8月22日から9月1日まで、パレスチナとイスラエルを訪れていました。

 

最初の訪問は、1974年でした。

日本オリエント学会が主催している遺跡の発掘に参加したそうです。

 

紀元前からダビデの時代まで掘り進めることに興味がありました。

 

どうやって行くのか?

まず韓国・ソウルの仁川まで行き、そこからイスラエルのテルアビブに行くそうです。

12時間かかります。

 

イスラエルはテクノロジーの発達した国なので、

荷物検査はカバンを開けずに、中に何が入っているか分かるそうです。

 

1974年に訪れてときは、ちょうどテルアビブのロッド空港で

日本赤軍が事件を起こした後ということもあり、徹底的に調べられたそうです。

 

パンツ一枚にさせられるほど厳しいチェックでした。

 

今はカード

昔はパスポーチに判子を押されていましたが、

今は小さなカードをパスポートに挟まれるだけだそうです。

 

イスラエルの判子を押されてしまうと、入国することができない国があるため、

判子を嫌がる人、さらに別の紙に押してもらう人まで出たそうです。

 

そのため、カードになりました。

 

訪れた人の名前を打ち込むだけで、どんな人物なのか

情報が瞬時に出てくるそうです。

 

ガイドはイスラエル国籍のパレスチナ人

イスラエル国籍のパレスチナ人は、イスラエル、パレスチナともに、自由に行き来することができます。

 

神崎さんは、彼らにガイドを頼んでいます。

 

もしイスラエル人にガイドを頼むと、パレスチナ的なモノを全て排除されてしまうそうです。

 

信徒がパレスチナ人の教会などは案内してくれないそうです。

 

パレスチナ自治区へ

イスラエルからパレスチナ自治区に入るとき、観光客はチェックがないそうです。

 

乗り合いタクシーやバスの中に、兵隊が入って来て、

さっと見て観光客だと分かるとそれだけでおしまいです。

 

観光客とパレスチナ人の入口は違います。

 

パレスチナ人は毎日働きに行く度に、チェックを受けるので、行列ができて、大変です。

 

分離壁とは?

パレスチナ自治区とイスラエルを分断している、“分離壁”は色々なタイプがあります。

 

その中でも一番多いのが、8mもの高さがあるコンクリートの壁です。

 

要所には“監視塔”があって、何かあれば銃で打つ体制が整っているそうです。

 

パレスチナ自治区の中にも壁はあります。

 

監視所もあり、どこに誰が住んでいるのか?危険な人物がいるかどうか?

全部把握しているそうです。

 

以前、イスラエルの兵士に子どもが石を投げて、犯人は特定されていないのに、

それらしき子どもを10人捕まえて、10年間収監するという事があったそうです。

 

今回の訪問で、神崎さんはその壁の前でお祈りをしていたのですが、

すぐに銃を持った兵隊が「何をやっているんだ!」と駆けつけて来たそうです。

 

観光は国として大切な資源なので、観光客に銃を向けるということは絶対にありませんが、

実際に銃を構えられるとやはり恐かったそうです。

 

実際はイメージ通り危ないの?

私たちが危ないというイメージを持つのは、

まるでパレスチナとイスラエルが対等に戦っているかのように発信されている情報を

そのまま受け止めてしまっているからです。

 

イスラエルの軍隊、兵器は超近代的です。

核兵器も持っています。

 

それに対してパレスチナは、基本的に武器は石です。

 

例えるならば、筋肉ムキムキのガタイのいい若者と幼稚園児が戦うようなものです。

戦いにならないほどの差があります。

 

ですから自治区内は、逆に安全だそうです。

 

危険な目に遭った!?

神崎さんは、10回訪問して、1回だけ危険な目にあっています。

 

それは、ホロコーストの記念館に行ったときのことでした。

 

まだ開館していなく、暑かったので木陰で寝ていると、覆面パトカーがやってきました。

そして尋問されたのですが、そのとき身分を証明するパスポートを持っていなかったそうです。

 

このときは非常に恐いと思ったそうです。

 

明確な差別が存在する

イスラエルには、“イスラエル国籍”“パレスチナ人”が全体の“4分の1”程います。

 

彼らは、“2級国民”扱いされているそうです。

“いてはならない”存在として見られています。

 

差別があります。

 

例えば、“ヘブル語”をマスターしなければなりません。

これは、私たちが英語をマスターしなければならないのと同じくらい大変です。

 

大学に通学するときに、荷物チェックを毎日受けます。

 

その際、女性が見られては困るモノ(生理用品など)を取り出して笑うという

セクハラも横行しているそうです。

 

就職や結婚も困難です。

 

徴兵義務は除外されています。

なぜなら、パレスチナ人が何をするか分からないとイスラエル人が思っているからです。

 

徴兵に行かないということは人間として半人前と見下され、仕事を任せてもらえません。

 

今まで自由に行き来していた場所に壁ができて、検問所が置かれると、

学校に通えなくなる子どももいるそうです。

 

また、救急車が検問所を通してもらえず、車内で出産したり、

場合によっては命を落としてしまう人もいるそうです。

 

入植者が入って来て、農民たちの水道や下水を止めてしまうこともあります。

 

ですから、農民たちは雨季に雨水を貯めて、それを大切に使います。

 

生活排水を浄化して再利用することもあるそうです。

 

トイレでの排泄物は堆肥にして使います。

 

どんなモノを食べているか?

小麦粉で作ったピタパンに、羊肉やサラダ、ひよこ豆などを挟んで食べます。

 

とても美味しいそうです。

 

またザータルという香辛料とオリーブオイルを混ぜ、それをパンにつけて食べることもあるそうです。

 

トルコ時代からの長い伝統で、パレスチナでは似たような料理を食べていますが、

イスラエルはヨソからの影響もあり、その土地で採れたモノを調理して食べています。

 

学校は?

パレスチナ人は非常に教育熱心だそうです。

 

就学率も高いそうです。

 

1948年の混乱時で、孤児になった子どもを引き取って施設が作られました。

 

その子たちが進学していく度に、小学校、中学校、高校、そして卒業する頃には、

職業訓練校を作っていったそうです。

 

キリスト教徒が5%程で、多くはイスラム教です。

 

ですからミッションスクールの先生はほとんどが、イスラム教徒です。

 

パレスチナ人の中にも、アラブ諸国と結び付いた大金持ちと、

食べるのにも困っている貧しい人もいて、貧富の差が激しいそうです。

 

その格差の幅は、ユダヤ人より大きいそうです。

 

ですから教育が唯一、のし上がっていくための可能性を秘めた手段なのです。

 

日本製品は?

日本車を見かけることが多いそうです。

街にもよりますが、3台に1台、日本車が走っていることもあります。

 

また、日本の技術者が生活排水を浄化させるシステムを構築したそうです。

 

行く前と行った後

神崎さんは、パレスチナやイスラエルを訪れる前は、

キリスト教における聖書の世界ということで、そのことばかりに関心がいっていたそうです。

 

しかし訪問して、人が生きている姿を見て、動きが全然違うと感じたそうです。

 

どんな田舎に行っても、現地の人たちがすぐに助けてくれるので、困らないそうです。

 

ナザレからベツレヘルムまで行ったとき、途中でサンドウィッチを食べていると、

お茶を持って来てくれたり、トマトをくれたり、とても優しい人が多かったそうです。

 

貴重な水まで分けてくれるそうです。

 

二度と戻れない場所

自治区内にあるイスラエル人の住む入植地は、都会のような雰囲気があるそうです。

 

かつてパレスチナ人が住んでいた廃村などもあります。

 

しかしパレスチナ人は、そこへ戻ることはできません。

一旦出て行ったところに帰ることができないのです。

 

法律で、“難民”“帰還権”がないからです。

 

注目している点は?

追い出されたり、殺されたりする話を聞かされると、もうイヤだと思ってしまいます。

 

しかしその中で、水やガス、下水を止められても、

豊かな希望を持って、「敵を愛しなさい」と言う人たちがいます。

 

彼らに出会ったときに、ものすごく驚き、深い人間性を感じたそうです。

神崎さんは圧倒されました。

 

彼らが住む土地には、国際的なボランティアが大勢訪れ、兵士が銃を向けられなくなっているそうです。

 

≪今週の金のつぶやき≫

危険なイメージのあったパレスチナとイスラエル。

 

しかし、神崎さんのお話を聞いて、そのイメージが覆った方もいるかと思います。

 

実際に、現地を訪れ、目で見て、肌で感じているからこそ、非常に説得力のあるお話ばかりでしたね。

 

日本から遠く離れてはいますが、同じ地球に住む隣人として、

少しでも関心を持っていきたいと思いました。

 

あなたはどう感じましたか?

 

次回9月22日は、エッセイスト前田京子さんをお迎えして

「はちみつ」をテーマにお送りします!

 

聞いてちょーだい!!

投稿者 : kintubu|2017年9月18日

2017年9月16日

今夜のみさみさーくる!テーマは「秋のファッション」

残暑が続いていて、日中はまだ暑い日もありますが、

少しづつ秋の気配を感じるようになってきましたね。

季節が変わるとファッションも変わる、女性は特に流行のオシャレには敏感ですよね!

そこで、今回のみさみさーくるは「秋のファッション」をテーマにお届けしました!

 

秋の注目アイテム1つ目にご紹介したのは”ベロア”!

上品な落ち着き感と光沢感を合わせ持つ、ベロア素材のアイテムは

この秋のトレンドの本命とも呼ばれているようです!

去年、人気だったベロアパンツは今年も数多く登場しているようですね。

グレーや少しくすんだピンクなど落ち着いたカラーだと秋らしく、大人っぽく見えます!

衛藤さんはベロア素材の小物をゲットしたようです!

 

定番のチェック柄も人気があるようです!

中でも、落ち着いた雰囲気を出してくれる、細かなチェックや千鳥柄が集まった”グレンチェック”が人気なようで、

Tシャツやスニーカーなど、カジュアルなアイテムと合わせても、どこか大人っぽさを演出してくれます。

 

ちなみに、衛藤さんは買い物の仕方はビビッときたら即決する、

値段ではあまり気にしないと言っていましたね!

 

まだ、夏らしい空が多いですが、うかうかしているとすぐ秋は来てしまいます。

今回のみさみさーくるで取り上げた「秋のファッション」を参考にして、

秋のオシャレの準備をしてみてはいかがでしょうか?

 

投稿者 : kintubu|2017年9月16日

2017年9月16日

今夜のゲストは神崎雄二さんでした!

今夜のテーマは、

「あなたはパレスチナとイスラエルについて知っていることはありますか?

                            どんなイメージですか?知りたいことはありますか?」

でした!

 

7時37分からは、

日本聖公会東京教区・司祭の

神崎雄二さんをお迎えして「パレスチナとイスラエル」についてお話を伺いました!

神崎さんはとても穏やかな方でした!

 

イスラエルとパレスチナについて、メールを見るとイメージを持っているだけで、

詳しくは分からない、学校で習った知識しかない、という方が多かったように、

神崎さんのお話は知らないことがたくさんありましたね!

 

イスラエルのテクノロジーはすごいと、神崎さんはおっしゃっていました!

空港の持ち物検査は、1974年行ったときはパンツ1枚になるまで持ち物を調べられたようですが、

今ではテクノロジーが発達しているので、直ぐに通れるといっていました!

また、以前はパスポートにハンコを押していたようですが、

今は小さい写真付きのカードで、通れるようですね!

 

パレスチナの方は、とても優しい印象を受けましたね!

水道を止められている地域もあり、水なども貴重な人もいるようですが、

神崎さんはトマトを頂いたり、お茶をくれたりしたと、お話していました。

 

パレスチナの食文化についてもお話ししていただきました!

ピタパンという、丸いパンを半分に切ってサラダや羊肉、ひよこ豆のような豆を入れて食べるもので、

ナンのもう少し分厚いモノのようですね!

肉を煮たりするときに香辛料で味を調えるようで、日本では醤油で同じことをしていますね!

 

今回、神崎さんの話を聞いてイメージしていたものと違う、知らないことが多かったですね。

テクノロジーの話や、優しい方が多い話など、実際に行ってみないと分からないことがありますね。

 

投稿者 : kintubu|2017年9月16日

1 2 3