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2018年1月9日

#144 1月5日放送分 アンガーマネジメント

今回のテーマは、

「怒りのコントロール」でした!

 

2018年は怒らない!

日頃、人間関係や仕事、家族、ちょっとした他人の振舞いで、

怒りを覚えることはないでしょうか?

 

渋滞や車の割り込み、子どもの泣き声、通勤電車の混雑、騒音など

日常生活でもついイライラしてしまうことがあります。

 

衛藤さんは、朝が寒くて「何でこんなに寒いのっ!」と

ちょっとイラっとしたそうです。

 

怒りっぽいという方も、2018年は怒りの感情と上手に付き合い、

コントロールできるようにして、よりストレスのない生活を目指してみませんか?

 

ということで今回は「あなたは最近どんなことで怒りましたか?

キレたり、イライラしたとき、どうやって怒りを鎮めていますか?」という質問を

リスナーに投げかけ、座談会をしていきました。

 

≪ゲストコーナー≫

日本アンガーマネジメント協会代表理事安藤俊介さんをお迎えして、

「アンガーマネジメント」についてお話を伺いました。

 

アンガーマネジメントとは?

1970年代にアメリカで生まれたとされている、心理トレーニングのことです。

 

怒らなくなる、イライラしなくなるということではなく、

怒る必要のあることは上手に怒り、怒る必要のないことは

怒らなくて済むように、その線引きができるようになることを目的としています。

 

怒りの感情にはプラスの面もあります。

 

悔しさをバネにしてがんばるなど上手に活用すれば、

建設的に使うことができます。

 

安藤さんたちは、怒る感情で後悔しないようにしようと提唱しています。

 

一方で怒らないことで後悔するときもあります。

 

怒りには、怒っても、怒らなくても後悔するという両面があります。

 

怒る必要があるときは?

キーワードは“後悔”です。

 

あとで後悔するようであれば、怒ればいいし、

逆に今怒って後悔するなと思うなら、怒らなくていいそうです。

 

自分の中で、後悔がどの基準にあるかをトレーニングによって

身につけるといいそうです。

 

アンガーマネジメントは、“心の筋トレ”です。

 

トレーニングを積んでいくことで、徐々に怒りをコントロールすることが

できるようになるそうです。

 

怒る=相手へのリクエスト!

怒るという感情は、どんなに穏やかな人でもあります。

ですから取り除くことができません。

 

怒る必要があるときは怒ればいいのですが、

その場合“伝え方”が重要です。

 

怒ることができないという人がけっこういるそうです。

 

そういう悩みを持つ人に、まず怒るということを考えてもらうそうです。

 

怒るというのは、自分が相手にどうして欲しいかという“リクエスト”です。

 

怒ることは相手を凹ますことでもありませんし、反省させることでなく、

ましてや自分がストレスを発散したり、スッキリすることでもありません。

 

相手にこうして欲しいということを伝えることです。

 

このように考え直すことで、どう怒ればいいのか分かってくるそうです。

 

リクエストがなく怒る人は、怒り損です。

何も手に入りません。

 

怒り上手な人はリクエスト上手で、自分がどうして欲しいかを

相手に正しく伝えられる人です。

 

伝わらない怒り方とは?

①機嫌で怒る

機嫌が悪いから怒っているということで相手に流されてしまいます。

相手が今はほっておこうとなっていまい、聞いてもらえません。

 

②人格、能力を攻める

怒っていいのは、“行動”“事実”“結果”です。

 

例えば、誰かが遅刻をしたとき、遅刻に対して怒るのはいいのですが、

「社会人失格だ!」と言ってしまうのはよくないそうです。

 

社会人としてダメかどうかは別問題だからです。

怒り方としては、「時間を守って欲しい」とリクエストするのがいいのです。

 

どうすれば聞いてくれるのかを意識しましょう。

 

③感情をぶつける

怒るときは感情をぶつけることがほとんどです。

 

「自分の気持ちを分かれ!」というリクエストになってしまいがちです。

 

「どれだけ迷惑かけているのか分かっているのか?」と怒ってしまうと

そこにリクエストは存在しません。

 

「オレにどれだけ迷惑をかけているのか、それを分かれ!」という

リクエストになってしまいます。

 

リクエストは、誰もが納得いくものでないと伝わりません。

 

④人前で怒る

見せしめで怒るというのはNGです。

怒るときは1対1で行いましょう!

 

怒りをコントロールする方法!

①衝動のコントロール ~カッとしたときどうすればいいのか?~

イラっとしたときに、絶対やっていけないのは“反射”です。

 

反射的に言う、反射的にする、反射的に言い返す、し返す、

これらをやってはいけません。

 

売り言葉に買い言葉は、完全にアウトです。

 

人は怒ってから最初の“6秒”が最も怒りが強いそうです。

 

ですから、とにかく6秒を待つことが大事です。(6秒ルール)

 

②思考のコントロール ~どう考えるべきか?~

そもそも私たちが怒る理由は、自分が信じている“○○すべき”

裏切られたときです。

 

例えば、電車ではマナーを守るべきと思っているのに、

マナーを守っていない人がいると頭にきます。

 

仕事はこうするべき、子育てはこうするべきなど、いろいろな“べき”があります。

 

その“べき”が崩されたとき、人は怒りを覚えます。

 

そういう場合は、“許せるゾーン”“まあ許せるゾーン”“許せない”という

3段階を考えましょう。

 

多くの人は“許せる”、“許せない”という2択になってしまっているそうです。

 

そうではなく、グレーゾーンが大きければ大きいほど、

色々と許せるようになってくるそうです。

 

本来、私たちはグレーゾーンが大きいハズです。

 

例えば、100点の食事というのはそうそうありません。

「おいしいからまあいいんじゃない」という食事が圧倒的に多いです。

 

世の中で起きている出来事は、100点ではないけれど、

「まあいいんじゃない」と思えることが多いです。

 

グレーゾーンを大きく自分の中で持っておくことが重要です。

 

③行動のコントロール ~どう行動するか?~

私たちは“できること”“できないこと”があります。

 

できないことを潔く受け止めることが大切です。

 

変えられないことを変えようとするとイライラします。

 

例えば、渋滞にハマったとき、私たちはずーっと「早く動け」と考えています。

 

しかし渋滞はどうやっても変えることはできません。

 

ですから変えられないことは現実を受け止めて、今できることを探しましょう。

 

自分は何ができて、何ができないのか?

優先順位が高いこと、低いことを線引きできるようになっていくと、

自分が実際にどういう行動をすればよいかが分かってきます。

 

アンガーマネジメントはダイエットに似ているそうです。

理屈は簡単ですが、それを実行することができるどうかがポイントです。

 

自分の中にある“べき”に注目する

○○べきという自分の中にある考え方が怒りに繋がっています。

 

日頃、どんな“べき”を持っているか、使っているかを確認してみましょう。

 

リスナーからの質問!

部活で顧問をしているリスナーから、生徒に自分何が必要かを考える

指導をしているが、それは正しいのか?という質問がありました。

 

それは生徒に考えて欲しいという具体的なリクエストを出しているので、

大丈夫ということでした。

 

考える方法がヒントとして与えられていれば尚良いそうです。

 

事実と思い込み

自分が今話していること、聞いていることの“事実”“思い込み”

分けることが大切です。

 

会話の中には、事実と思い込みが巧妙に隠れているそうです。

 

「ダンナが隠し事をしています。絶対に他もあるに違いない」という

言葉の中で、事実と思い込みに当たるのはどれでしょうか?

 

事実は、「私が知らないことがあった」で、

思い込みは「隠し事をしていた」と「他にもあるに違い」です。

 

隠していたかどうかは分かりません。

 

本当の事実は何か?

本当の思い込みは何か?

分けられるようになると、無駄にイライラしないそうです。

 

怒られ上手になるには?

事実だけを聞き、思い込みは聞く必要がありません。

 

会社で上司に「遅刻をするなんて社会人失格だ!」と怒られたとき、

遅刻をしたという事実について反省すればよく、

社会人失格という上司の思い込みは聞く必要がありません。

 

怒るときも怒られるときもできるだけ、事実だけを見るようにしましょう。

 

家族に強い怒りを覚えてしまうのはなぜ?

怒りの感情は身近になるほど強くなります。

 

対象が遠いモノには怒りは起こらないそうです。

 

「家族なら理解してくれるハズ」「家族なら変えられるハズ」という

強い思い込みや期待があるために、必要以上に怒ってしまうそうです。

 

≪今週の金のつぶやき≫

何気ない会話の中に、事実と思い込みがあって、

私たちはその思い込みによって、イラついたり、怒りを覚えているんですね。

 

事実のみを受け入れて、余計な怒りが起こらないように努めたいですね。

 

今夜のお話を聞いて、興味が湧いた方は、安藤さんのご本

「○×まんがでスッキリ分かる もう怒らない本」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)を

是非チェックしてみてください!

 

さて、髪の毛のコントロールというのも中々うまくいかないものです。

 

“ハゲる”という現象は、どんなフサフサな人でもあります。

ですから毛が抜けないということはありません。

 

ハゲる時期が来たら、正々堂々とハゲればいいのですが、

その場合“見せ方”が重要です。

 

見せることができないという人がけっこういるそうです。

 

そういう悩みを持つ人に、まず”隠す”ということを考えてもらいます。

 

隠すというのは、自分が周りにどう見られたいかという“ヅラニスト”の願望です。

 

しかし、隠すことで自分が凹んだり、反省する必要はありません。

 

黙っていて欲しいということを伝えることが大事です。

 

このように考え直すことで、どう隠せばいいのか分かってくるそうです。

バレバレの”ヅラニスト”は、ハゲ損です。

 

わたくしも薄い頭頂部を、生えているゾーン、まあ生えているゾーン、

生えてないゾーンと分けてみましたが、生えてないゾーンの割合が

増えている事実に驚愕しました。

 

潔く生えていないという事実を受け止めて、

被るか、植えるか、かけるか考えたいと思います。

 

次回1月12日は、三菱UFJリサーチ&コンサルティング 芸術・文化政策センター

センター長/主席研究員太下義之さんをお迎えして、

「チケット転売問題」をテーマにお送りします!

 

聞いてちょーだい!!

投稿者 : kintubu|2018年1月9日