2018年4月30日

#160 4月27日放送分 働き方改革のポイント

今回のテーマは、

「働き方改革のポイント」でした!

 

働き方改革は重要課題

安倍政権は、今国会で“働き方改革法案”を最重要課題として位置づけていますが、

森友、加計問題、自衛隊の日報問題、財務次官のセクハラ疑惑など、

相次ぐ不祥事に野党が反発し、審議を拒否する状態が続いています。

 

この働き方改革は、“長時間労働の是正”“同一労働同一賃金”などを柱とし、

企業が従業員を柔軟に働かせることで、経営効率や生産性が高まり、

それによって国全体の経済の活性化にもつながるという安倍政権悲願の政策です。

 

日本は少子高齢化社会に突入し、現在も労働力不足が深刻な問題となっています。

 

また慣習化された長時間労働や残業で、家事や育児に積極的に参加できない方も

多いのではないでしょうか?

 

大手広告代理店では、残業が100時間を越える長時間労働によって、

若い女性の命が奪われています。

 

さらに、同じ仕事をしているのに、正規社員と非正規社員の間で賃金や待遇面で

格差があるのも問題となっています。

 

ということで今回は「あなたは職場で変えて欲しいと思うところはありますか??

どんなところを変えて欲しいですか?

職場の環境で自慢できるところはありますか?」という質問をリスナーに投げかけ、

座談会を行いました。

 

≪ゲストコーナー≫

ジャーナリスト白河桃子さんをお迎えして、

「働き方のポイント」についてお話を伺いました。

 

白河さんは、政府の“働き方改革実現会議”の有識者議員も務められていました。

1ヵ月に1回、計10ヶ月間、官邸に通ってプレゼンを行っていたそうです。

 

なぜ改革が必要なのか?

日本人は務めている会社に滅私奉公することが尊いことだと

思っている傾向があります。

 

そのため“過剰労働”をしてしまったり、果ては“過労死”してしまう方もいます。

 

その辺りのことをちゃんとしていこうという機運が高まってきています。

 

昭和の時代は、筋肉質の男性が外で長時間労働して

”大量生産”でモノをどんどん売っていくビジネススタイルでした。

 

しかし現在は、人口が減り、また大量生産のモノが売れなくなっています。

 

人手不足も深刻です。

 

そのため、様々な人たちが知恵を集約させて、魅力的なモノを

作っていかなければならない時代になっています。

 

例えば、テレビを所有している学生が減っています。

 

若者は、番組をスマートフォンで見ています。

 

作らなきゃいけないモノが変わってきています。

 

それなのに、長時間労働でやってきた職場はなかなか体質を変えられず、

魅力的な新しいモノを作ることができないでいます。

 

特に、女性が長く働くことのできない職場は、女性のアイディアが活かされません。

 

長時間労働という働き方をまずアンインストールし、

女性が働きやすい環境にしようというのが改革の狙いでもあります。

 

乃木坂のコンサートに行きたい!

タバコを吸う人の“タバコ休憩”は、1日合計すると“1時間以上”にもなるそうです。

 

一方で、育児のため、17時ではなく16時に帰宅しなければならない女性は、

働きにくい雰囲気を感じています。

 

しかもタバコを吸いながら、長い時間会社で働いている方が、

評価が高いという傾向があります。

 

タバコ休憩は、年間で合計すると、何日分にもなりますが、

その日数分の有給を申請するのは難しいのが現状です。

 

また、若者だって、早く仕事を終えて、乃木坂のコンサートなどに

行きたいと思っている人がいます。

 

若いから、子どもがいないからといって“ワークライフバランス”

なくてもよいということはありません。

 

白河さんは、政府の会議でそのようなことを発言したところ、

ある官僚の方がピクっと反応したそうです。

 

もしかしたら、乃木坂ファンの方だったかもしれませんね。

 

働き方改革のポイントは?

“1階建て”“2階建て”という具合に考えます。

 

1階建てには、“残業の上限”を設けました。

制限速度のない高速道路を走ると、事故が起こりやすくなります。

 

そこで制限速度を設けました。

 

また、“同一労働同一賃金”も1階建てに含まれます。

 

同じ仕事をしているならば、正社員、非正規社員に関係なく、

同じ単価にしようというルールです。

 

さらに、“実労働時間把握義務”も1階建てです。

 

“社外”で働いている人や“見なし残業”で働いている人の

労働時間をしっかり把握するというのが狙いです。

 

1階建ては“人権”の部分に重点が置かれています。

 

過労死をしないように、みんなが健康的に働ける

環境づくりを実現できるようにする改革です。

 

成果に見合う報酬

対して2階建ては、“成果”によって賃金をもらうということに主眼が置かれています。

 

例えば、アプリを作る人などは、どうしても長時間労働になりがちです。

 

しかし、アプリが大ヒットしても、その成果に値する賃金をもらえるわけではありません。

 

成果に見合った報酬を得る働き方に関する改革が2階建てです。

 

こちらは1階建てに比べると、対象となる人が少ないです。

 

それは、年収1075万円以上が対象だからです。

 

ちなみに、この1075万円という数字は、サラリーマンの年収の3倍です。

 

長時間労働是正のメリットは?

残業代を稼ぎたいという人にとってはデメリットになりますが、

削減した分、企業は儲かります。

 

それをボーナスとして、社員に還元している企業があるそうです。

 

効率良く働いた人に、ボーナスを出すという、

働き方を変えるための一種のショック療法です。

 

昭和のおじさんたちには、長時間労働のDNAが残っているので、こうした荒療治も必要です。

 

長時間労働できる人だけが、働くことができ、エラくなれるというのでは、

育児や介護を抱えている人たちは、どんどん辞めていってしまいます。

 

長時間労働を是正して、色々な人が色々な働き方をできるようにすることが大切です。

 

企業の取り組みは?

ドライバーは、荷物の積み下ろしがあるので、待ち時間が多い職業です。

 

一刻も早く荷物の積み下ろしをするために、夜中に現場に行って、

車で寝て待機していることが多いそうです。

 

これでは、健康にも安全にも良いとは言えません。

 

そこで、ある倉庫会社の社長が、スマホで荷積みや荷降ろしの

予約ができるアプリを開発しました。

 

それによって、ドライバーは、その時間に現場に向かえばよくなり、

その分家で睡眠を取ることができるようになったそうです。

 

このように機械ができることは機械に任せて、

長時間労働を是正しようという動きもあります。

 

全員16時半退社の理由とは?

大手食品メーカーの“味の素”は、給料を変えずに1日“7時間20分”勤務で、

“16時半”退社という働き方を実践しています。

 

2020年には、1日7時間労働を目指しているそうです。

 

会社以外のどこでも働くことができるようにパソコンを支給。

しかも“フルフレックスタイム制”なので、時間を選んで自由に出社できます。

 

8時15分までに出社すると、焼き立てのパンが無料で食べることができるそうです。

 

また、なぜ全員16時半退社かというと、保育園に子どもを迎えにいく社員が

後ろめたくなく働けるからだそうです。

 

他にもこんな制度があります。

 

例えば、子どもが夜中に熱を出しても、

すぐに“テレワーク”(オフィス以外でいつでもどこでもパソコンで働く)を申請し、

翌朝“時間有給”を取って、午前中子どもを病院に連れていき、

帰宅後自宅で仕事をすることができます。

 

会議があっても、自宅にいながら“リモート”(テレビ会議)で

参加することができます。

 

ですから子どもの熱のために、同僚に申し訳ない思いで、

会議のスケジュールを変えてもらう必要も、仕事を休む必要もないのです。

 

女性が大変働きやすい職場です。

 

海外の働き方

“ドイツ”は1日“10時間”以上働くと、上司がポケットマネーで“罰金”

支払わなければ仕組みがあり、最高金額は180万円だそうです。

 

“フランス”は週に“35時間”以上働いてはいけないという決まりがあります。

 

“EU”全体でも「“11時間”空けないと次の仕事をしてはいけない」という

ルールになっているそうです。

 

全てが健康のための働き方になっています。

 

中小企業の働き方改革は?

昨年辺りから、活発になってきているそうです。

 

それは、長時間労働だと働き手が来てくれないからです。

 

特に地方では、人が辞めてしまうと、次の採用が困難だそうです。

 

ですから、育児や介護を抱える従業員がいる会社では、

そうした人たちの働き方に合わせなければ、会社自体が倒産の憂き目にあってしまいます。

 

地方のケーキ屋さん

地方のあるケーキ屋さんは、とても美味しいと評判のケーキを

ネットで全国販売していたそうです。

 

しかし、無理な大量生産だったため、従業員が疲弊してしまいました。

 

そこで、ネット販売を止めたそうです。

 

従業員も休みを取れるようになりました。

 

すると逆に全国からお客さんがお店に買いにやって来るようになったそうです。

 

地方の中小企業の場合、無理矢理事業を拡大して、従業員が疲弊してしまうよりも、

身の丈に合った商売をしていくほうが良いと考える企業もあるそうです。

 

改革を浸透させるには?

ファッション通販のZOZOTOWNは、働き方改革が叫ばれる以前から、16時退社でした。

 

それは、社員が街に出て遊ばないと、トレンドが分からないからという理由だからです。

 

このように新しい会社には、すでに改革は浸透しています。

 

一方、昭和のレガシー企業は、長時間労働が尊いというDNAがいまだに残っているので、

それをアンインストールすることから始めなければなりません。

 

そして、社員がサービス残業していないか、きちんと労働時間を守っているかなど

ベーシックなことを把握する必要があります。

 

かつては終身雇用が当たり前で、長時間労働であろうがサービス残業しようが、

会社のために一生懸命働けば、一生面倒を見てくれる環境でしたが、

今は働き方も若い人たちの考え方も変わってきています。

 

そうしたことを意識していない会社は、働き手が集まらなくなってしまいます。

 

企業を見極めるポイントは?

まずは“法令順守”かどうかに注目しましょう。

 

給料の説明がいい加減な会社があるそうです。

 

一見高給のように見えても、入社してから、

その金額が見なし残業を含まれていることに初めて気が付くことがあるそうです。

 

社員の雰囲気もみましょう。

ギスギスしているかどうかチェックするのも大事です。

 

また、やたら元気過ぎるのも要注意です。

社員が洗脳されているかのような雰囲気は、“やりがい搾取”です。

 

そして、社長が働き方改革について、外に出て語っているかどうかもポイントです。

 

どの企業も社長は忙しい身です。

 

しかし、そんな中時間を割いて、働き方改革に関して思いを語っているのは、

真剣に取り組んでいる証拠です。

 

≪今週の金のつぶやき≫

昭和に創業したレガシー企業と、ここ数年で起業した企業とでは、

働き方の制度や考え方が大きく違うようです。

 

長時間労働を良しとする昔ながらの働き方を持つ人たちのDNAを

アンストールできる日は来るのでしょうか?

 

これからの深い議論と改革に期待したいですね。

 

今夜の放送で興味を持った方は、

白河さんの著書『御社の働き方改革 ここが間違っています!』(PHP新書)を

是非チェックしてみてください。

 

さて、弊社(代表から雑用までわたくしが務めています)も

働き方改革を実行すべく、休みを取って、地方で開催される音楽フェスに参加してきました。

 

そもそも、フェスに興味もなく、なかなか休みが取れない働き方なんですが、

若いおねぇちゃんに誘われたので、これは行くしかないと、張り切って参加してきた次第です。

 

広大な自然の中でのライブと、地元の酒と食を堪能したんですが、

若いねぇちゃんのわがままには、振り回さられっぱなしで…。

 

まず、彼女のバッグが異様に重い。

 

こちらも一応男子ですから、移動中持ってあげたのですが、尋常でない重さ。

 

何が入っているのか、バッグの中身を見せてもらうと、

本が7冊も入っているではないですか!?

 

絶対2日間で読めない量ですよ。

 

さらに人形まで…。

 

という具合に、喉が渇けば、急いで広い会場を走り回り飲み物を調達し、

トイレの行列にも退屈しないように一緒に並んであげるなど、執事の如く猛烈に働きました。

 

働き改革のはずが、いつもより気を遣い、働いているという(苦笑)。

 

さて、その若いおねぇちゃんこと、姪っ子7歳は、叔父と一緒に行く旅に味をしめたのか、

「にぃに、誕生日のプレゼントは旅行がいい」とリクエストしてくる始末。

 

姪っ子相手の長時間お世話係の改革は、まだまだ進みそうもないです。

 

取り敢えず、仕える労働者として、「やらない宿題は持ってこないように」と

注意勧告しておきました(笑)。

 

次回、5月4日は、音楽評論家吉岡正晴さんをお迎えして、

「アメリカ音楽と人種差別」をテーマにお送りします!

 

聞いてちょーだい!

投稿者 : kintubu|2018年4月30日

2018年4月27日

今夜のれなち発見伝!テーマは「スニーカー」

もうすぐゴールデンウィークですね!

早い方は明日から、お休みという方もいるのではないでしょうか?

そこで、今回のれなち発見伝は、外出するのにピッタリの「スニーカー」を取り上げました!

 

①ダッドシューズ

今年のスニーカーのトレンドは、ダッドシューズ!

今のお父さんや小島さん世代が履いていたような、

少しボリューミーでダサかわいいスニーカーです!

ファッション業界はリバイバルブームということで、

スニーカーもかつて人気だった、ナイキ エア マックスを彷彿させるようなフォルムが再び注目されているようですね!

 

②スニーカーパンプス

見た目はパンプスなんですが、履き心地はスニーカーという商品で、外反母趾にお悩みの女性に人気!

山崎さんのお母さんも職場に履いて行っているようですね!

 

ちなみにスニーカー大好きな山崎さんは、

大人気モデルのスニーカーの抽選に申し込んだようですね!

小島さんもスニーカーに拘りがあり、話がとても盛り上がっていました!

 

今年のゴールデンウィークは天気が良い日が多い予報なので、

皆さんも、お気に入りのスニーカーを見つけて、外出してみてはいかがでしょうか?

 

山崎さんの履いてきたスニーカーはこちら!

投稿者 : kintubu|2018年4月27日

2018年4月27日

今夜のゲストは白河桃子さんでした!

今夜のメールテーマは、

「あなたは職場で変えて欲しいと思うところはありますか?

              どんなところを変えて欲しいですか?

                       職場の環境で自慢できるところはありますか?」

でした!

 

安倍政権が取り組んでいる働き方改革法案。

以前にも金つぶで、働き方改革を取り上げていますが、

あれから改革はどのくらい進んだのでしょうか?

 

7時20分頃からは、

政府の働き方改革実現会議の有識者議員も務められていた、

ジャーナリストの白河桃子さんをお迎えして、

「働き方改革のポイント」についてお話を伺いました!

 

これまでの日本の働き方は、長時間労働が当たり前という考え方でしたが、

労働時間より労働の質を重要視する方向に向かっているようですね!

法の改正によって、時間外労働に罰則付き上限規制が入ったことにより、

様々な企業が、規則で残業を減らす、

アプリなどで時間や仕事の管理をするなど取り組み、働き方改革を行っているようです!

 

そして、これから会社に就職する方に向けて、

安心して働くために、良い企業の見極め方をお話していただきました!

 

①法令を重視しているかどうか

給料の説明をきちんとされているかをみるのが重要。

 

②社員の雰囲気を見る

ギスギスしていないか、

サービス業などは、「いらっしゃいませ」などの声が、

妙なテンション、元気すぎるところは避けたほうがいいようです。

 

③社長自身がインタビューなどで、働き方改革などを語っているか

忙しいであろう、社長自らがインタビューなどに出て、

働き方について話しているところは信頼できるところが多いようですね!

 

今夜のテーマの1つで、「職場の環境で自慢できるところはありますか?」をリスナーの皆様からお聞きしました!

休みが多くGWは9連休、会社が社員をグループに振り分けてコミュニケーションを取らせてくれるなど、

様々な方の周りで企業の働き方改革が行われているようですね!

 

今回のゲスト、白河桃子さんの著書

「御社の働き方改革、ここが間違ってます!  残業削減で伸びるすごい会社」( PHP新書)が、発売中です!

これから就職活動をする方など、ぜひチェックしてみてください!

(https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-83152-7)

 

投稿者 : kintubu|2018年4月27日

2018年4月27日

今夜の金つぶ!テーマは「働き方改革のポイント」

金曜つぶやきショー、略して“金つぶ”!

テレビや新聞のニュースとはちょっと違う、

ラジオならではの「今、知りたいこと」を、

毎週一つのテーマに絞って、じっくりと時間をかけて、

リスナーの皆さんと一緒に考えていきます!

 

今夜のテーマは、

「あなたは職場で変えて欲しいと思うところはありますか?

              どんなところを変えて欲しいですか?

                       職場の環境で自慢できるところはありますか?」

 

7時8分からは、ニック土屋さんの「金つぶITニュースWEB」

インターネットで飛び交う、今週1週間のIT、科学、経済のニュースから

独自の目線でピックアップします!

 

7時21分からは、

ジャーナリスト白河桃子さんをお迎えして、

「働き方改革のポイント」についてお話を伺います。

 

そして8時5分からは、山崎怜奈のコーナー!

「れなち発見伝!」をお送りします!

 

メッセージもお待ちしてます!

メールは kintubu@bayfm.co.jp まで!

白河さんへの質問もどしどし送ってください!

今夜も7時から座談会です!

投稿者 : kintubu|2018年4月27日

2018年4月23日

#159 4月20日放送分 食堂

今回のテーマは、

「食堂の魅力」でした!

 

2人のお気に入りは?

学生は学食、社会人は社員食堂を利用するでしょうし、

気軽に入れるチェーン店の食堂もあります。

 

でも、何と言ってもこれぞ日本の宝と言えるのが

大衆食堂”ではないでしょうか?

 

年季の入った店の暖簾を一歩くぐると、そこは昭和にタイムスリップした

世界が広がっています。

 

大衆食堂は、懐かしいおふくろの味が豊富にそろっていますし、

ときにはサービスしてくれたり、お客のわがままも聞いてくれるという柔軟性もあります。

 

現役大学生の山崎さんは、学食のメニュー全制覇を目指しています。

 

また、お父さまと長野の穴場的な食堂にも行ったことがあるそうです。

 

ちなみに好きなメニューは、サバの塩焼きです。

 

下町生まれの小島さんは、近所に食堂があって、よく通っていたそうです。

 

初めてサバの塩焼きを食べたときは、衝撃を受けたそうです。

 

そんなサバの塩焼き好きコンビが

「あなたの好きな定食は何ですか?

よく通っている食堂はありますか?おススメの食堂を教えてください!」

という質問をリスナーに投げかけ、座談会を行いました。

 

≪ゲストコーナー≫

大衆食堂愛好家ライター刈部山本さんをお迎えして、

「大衆食堂の魅力」についてお話を伺いました。

 

刈部なのか?山本なのか?

元々、友だちと2人で面白いスポットを散策していたそうです。

 

そのとき訪れた場所で、美味しいモノを食べたり、銭湯に入ったりしているうちに、

街歩きを中心としたライター業を仕事にするようになりました。

 

当時の初心を忘れないように、2人の名字を合体させて、

“刈部山本”という名前で、仕事をしています。

 

ちなみに、呼び方は刈部さんでも、山本さんでもいいそうです。

 

大衆食堂にハマったきっかけは?

学生時代に、ラーメンの食べ歩きをしていたそうです。

 

当時は、環七ラーメン戦争と言われている時代で、環状七号線沿いに、

背脂、豚骨のこってり系ラーメンのお店がたくさんありました。

 

深夜に行列ができるほどの人気でした。

 

刈部さんは、そのラーメンに衝撃を受けたそうです。

 

ラーメン屋さんは個人店が多く、そこから食堂や酒場、町中華といった

個人店を回るようになって、その地域性の高さに興味を持ったそうです。

 

大衆食堂の魅力は?

長年、地元で愛されている点だそうです。

 

また、店に出向き、サービスを受け、場合によっては地元の人と会話することは、

自分がその歴史の一部になることができます。

 

昨日今日できたお店とは、入った瞬間の雰囲気も違いますし、

お店の人の所作にも惹かれるそうです。

 

大衆食堂は、その街ならではの空気を味わうのに、最適な場所です。

 

おススメの食堂!

①まつや食堂(東京都北区・浮間舟渡)

工場街にあって、そこで働いている人や配送ドライバー向けの食堂で、

朝から営業していて、夜勤明けの人たちも通っています。

 

おススメメニューは、“ハムステーキ定食”です。

 

1センチ以上ある分厚いハムを焼いた、男メシメニューでボリュームがあります。

 

また、味付けのりが付いているのも、うれしいサービスです。

 

②味安(東京都足立区・綾瀬)

パンダグループの系列店がいくつかあるパンダ街道と呼ばれている通りにあって、

座敷がメインの大箱食堂です。

 

近所の作業場の方や家族連れで、賑わっているそうです。

 

ここのおススメメニューは、子どものコブシほどの大きさの“唐揚げ”です。

 

超サックサクの揚げ加減と肉のジューシーさがたまらないそうです。

 

また、焼き魚がビッグサイズで、直径30㎝はありそうなサバの塩焼きがあります。

 

ごはんもブランド米を使用し、炊きたてでツヤツヤしているそうです。

 

③川岸屋(埼玉県上尾市・指扇)

荒川沿いにあって、釣り客の休憩所のような食堂で

常連さんが冷蔵庫からビールを取り出すなんて光景も見ることができるお店です。

 

モツ煮や野菜炒め、餃子も美味しいそうですが、

特におススメなのは、“武蔵野うどん”です。

 

お店のあるエリアは、元々稲作に向いていない土地だったため、

昔からうどん作りが盛んでした。

 

うどんを打てないと、お嫁さんにもいけなかったそうです。

 

何かあるとうどんを振舞う土地柄です。

 

武蔵野うどんというと、ゴワっとした粉っぽい太麺のイメージがありますが、

ここのうどんは瑞々しく艶やかな麺で、本当の田舎うどんが味わえるそうです。

 

女性ひとりでも入りやすい店

三忠食堂(東京都北区・赤羽)

典型的な昭和の大衆食堂でありながら、全体的に雰囲気が明るく、

店内の様子が外からチラッとうかがえて、女性がひとりでも入りやすいそうです。

 

メニューも豊富で、何を食べても美味しいそうです。

 

定食の良さは?

定番メニューを大きく分けると、フライ系、焼き魚系、野菜炒め系、3つに分かれます。

 

その時々で、こうした中から栄養を考えたりしながら選べるのが、

定食の良さでもあります。

 

周りのお客さんが食べているのを見て影響されて、

メニューが決まるなんてこともありますね。

 

こだわりのルール

・最初に、ごはんをよく見る

ガス釜でお米を炊いている食堂のごはんは、瑞々しくて、

お米が立っているのが、見ただけで分かるそうです。

 

ごはんが美味い食堂にハズレはないので、

まずごはんをよく見て、ごはんから最初に食べるそうです。

 

食堂、定食は、ごはんが命です!

 

・左にごはん、右におかず、奥にみそ汁の配置

刈部さんは右利きで、おかずをごはんに当てて食べるスタイルなので、

この配置がベストだそうです。

 

手前にみそ汁、奥におかずだと、おかずを取ったときみそ汁にぶつかり

こぼしやすいので、あらかじめみそ汁を奥にしておくそうです。

 

ですから、違う並びで定食が運ばれてくると、まず配置換えを行っています。

 

衝撃の食堂

なにわ(東京都荒川区・町屋)

かなり年季の入った食堂で、店内の床にペットボトルが置いてあります。

 

ネコ除けのために置かれていると思ったそうですが、

そこからお冷を注ぐシステムになっていて驚いたそうです。

 

ただ、店主はホテルオークラに20年務めていた腕利きのコックさんで、

どれも料理が絶品です。

 

ラーメンはナント500円という安さ。

 

予約すればコースメニューも出てくるそうです。

 

お店の奥が座敷になっていて、普段は家族がテレビを見ていますが、

店主が忙しくなると、手伝いに出てくるそうです。

 

また席が足りなくなると、お客さんがその座敷に通され、

家族と一緒に食事をするということもあったそうです。

 

残念ながら閉店してしまったそうですが、味が食堂のレベルを越えた

親しみやすくハマると抜けられないお店だったそうです。

 

現在抱えている問題は?

2020年問題です。

 

昭和30年代から営業しているお店は、店主の高齢化や建物の老朽化、

後継ぎ問題によって、どんどん閉店しています。

 

商売として食べていくのが難しいこともあって、

子どもに継がせないお店もあります。

 

こうしたお店は、1964年の東京オリンピックの盛り上がりとともに、オープンし、

発展してきたので、何とか「2020年の東京オリンピックまではがんばろう!」と

言っているそうです。

 

つまり裏を返すと、2020年を境に、かつてどの街にもあった

食堂、町中華、そば屋といった個人商店が姿を消す可能性があります。

 

今自宅や職場の近くで気になっている大衆食堂があったら

入っておかないと、後悔するかもしれません。

 

食堂を含めた個人店には、その街が歩んだ歴史があります。

 

それを体験することができるのは、あと数年しかないかもしれないのです。

 

≪今週の金のつぶやき≫

訪れて食べて満足するだけでなく、日本の食堂文化の行く末を気にかけている

刈部さんの食堂愛が存分に伝わったのではないでしょうか?

 

今回の放送で大衆食堂に興味を持った方、また美味しくて魅力溢れる

お店を訪れてみたいという方は、

5月9日に発売の刈部山本さんの新刊、

『東京「裏町メシ屋」探訪記』(光文社知恵の森文庫)をチェックしてみてください!

 

さて、大衆食堂の醍醐味のひとつに、相席というのがあります。

 

混んでいる店内では、あそこに座りたい、ここは嫌だなんて言っておられず、

お店の人に言われるがまま、席を指定され、見知らぬ人と、

テーブルを共にすることもしばしばです。

 

他人と食事をするのが苦手という方もいるかと思いますが、

これはこれで案外楽しいものです。

 

運が良ければ、「兄ちゃん、ビールどうだい?」なんて、

初対面のおじさまから一杯ごちそうになることだってありますし、

常連さんに、その店のおススメの定食やおかずを教えてもらうことだってできます。

 

以前、平日朝までガッツリ飲んで、締めに食堂でビールをチビチビやっていたら、

夜勤明けのおじさんに“定職”に就いていない若者だと思われ、

仕事に誘われたことがありました。

 

普段はウザイと感じるこうした他人へのお節介も、

悪くないなぁと思えるのが大衆食堂の魅力だと思います。

 

次回4月27日は、ジャーナリスト白河桃子さんをお迎えして、

「働き方改革」についてお話を伺います。

 

聞いてちょーだい!

投稿者 : kintubu|2018年4月23日

2018年4月22日

今夜のれなち発見伝!テーマは「グルメ漫画」

今夜のパワーウィークの金つぶ本編テーマが「食堂」。

リアルタイムで聴いていた方は、お腹がすいてきた所だったのではないでしょうか?

今回のれなち発見伝のテーマは「グルメ漫画」ということで、お腹をもっと空かせちゃいました(笑)

 

料理、料理人、食材といった食を題材にしたグルメ漫画は1970年代からあったようです。

一気にブームが到来したのが、1980年代。

「美味しんぼ」や「クッキングパパ」などが人気作品となり、

以後、グルメという題材はマンガに欠かせないジャンルとなったようですね!

 

山崎さんのオススメ、グルメ漫画を2作品ご紹介しました!

①「おとりよせ王子 飯田好美」 作・高瀬志帆

主人公・飯田好美が全国のおいしいモノをお取り寄せし、

自身のツィッターで、その感想を投稿していくというストーリーの作品。

ただ食べるだけでなく、ひと工夫加える王子のアレンジレシピもあるようですね!

 

②「きのう何たべた?」 作・よしながふみ

同棲中のゲイカップル、弁護士のシロさんと、美容師のケンちゃんの日常を描いた料理マンガ。

シロさんが専業主婦顔負けの節約、倹約ぶりを発揮し、家庭料理を作っていく作品で、

漫画に出てくるレシピを参考に、ファンの方が料理を再現していたりするようですね!

 

今回のれなち発見伝で、ご紹介した山崎さんオススメの2作品、

読んだことがない方は是非チェックして山崎さんに握手会などで、ご報告ください(笑)

 

(ちなみに、山崎さんの普段する料理は、炒め物が多いようです!)

投稿者 : kintubu|2018年4月22日

2018年4月22日

bayfm POWER WEEKの金つぶ!今夜のゲストは刈部山本さんでした!

今夜のテーマは、

「あなたの好きな定食は何ですか?

                    よく通っている食堂はありますか?おススメの食堂を教えてください!」

でした!

 

7時20分頃からは

大衆食堂愛好家のライター・刈部山本さんをお迎えして、

「食堂の魅力」についてお話を伺いました!

 

刈部さんが食堂にハマったきかっけは、

ラーメンの食べ歩きから個人店の魅力に気づき、

町中華、大衆酒場を巡るようになり、食堂にも行くようになったようですね!

 

大衆食堂の魅力についてもお聴きしました!

地元の人に愛され、長く営業している店は、

地域の歴史を肌で感じることができる。

また、定食の魅力はバリエーションが多いことで、

自分が悩みつつ、お店で選んでいるときが、魅力なようですね!

 

今夜のゲスト、刈部山本さんの新刊が5月9日に発売されます!

『東京「裏町メシ屋」探訪記』(光文社知恵の森文庫)

東京の知られざる食堂などをご紹介しています。

ぜひ、チェックしてみてくださいね!

 

今回のbayfm POWER WEEK!の金つぶからのプレゼント

「海のルビー・北海道産のイクラ」の当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。

また、プレゼントの発送は、お店から直接お送りいたします。

たくさんのご応募ありがとうございました!

 

投稿者 : kintubu|2018年4月22日

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