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2018年4月10日

#157 4月6日放送分 ドローンの飛ばし方

今回のテーマは、

「ドローンの飛ばし方」でした!

 

あれからどうなった?

金つぶで、2年前に“ドローン”を1度取り上げましたが、

あれから随分と状況が変わってきました。

 

技術がどんどん進化して、私たちの身近でも様々な場面で

利用されるようになっています。

 

例えば、ライブやスポーツ中継、テレビや映画の撮影でも

頻繁にドローンによる“空撮”が行われています。

 

その他、実証実験段階のものもありますが、“農薬の散布”“配送サービス”

“防犯”“測量”などにも活用されています。

 

ゴーグルを装着することで飛行している映像が体感できる

“ドローンレース”も行われています。

 

その一方で、飛行させるには、守らなければならないルールがあるのを

ご存じでしょうか?

 

軽くて小型で値段も手頃なドローンが販売され、私たちも動かすことができますが、

ひとたび、法律に違反すると、逮捕されてしまうこともあります。

 

ますます進むドローンの普及。

 

安全、安心にドローンを楽しむには、私たちはどんなことに

注意しなければならないのでしょうか?

 

ということで今回は、「ドローンを操縦したことありますか?

もしドローンを操縦できたらどんなことをしてみたいですか?」という質問を

リスナーに投げかけ、座談会を行いました。

 

≪ゲストコーナー≫

日本ドローンアカデミー代表市橋浩治さんをお迎えして、

「ドローンの飛ばし方」についてお話を伺いました。

 

スクール開校のきっかけは?

元々、市橋さんたちの会社は、俳優や映画監督を養成する

スクールをやっていました。

 

映像制作も行っていたそうです。

 

そんな中、近年ドローンによる撮影が増え、

“ドローンパイロット”のニーズがこれから高まると予想し、

2年前から日本ドローンアカデミーを始めました。

 

免許はいるの?

運転免許証のような国家資格は必要ありません。

 

でも、ダイビングのような講習や試験に合格した人に発行される

“ライセンス”はあります。

 

ドローンは、飛行できるエリアが制限されています。

 

“空港”などの周辺の上空、“150メートル以上”の空域、

“人口集中地域”の空域などで飛ばす場合には、許可が必要になります。

 

しかし、ライセンスを持っていると“航空局”に申請する際に、

一部の手続きを省略化することができるそうです。

 

どこでライセンスは発行されるの?

ドローンには様々な協会があって、そこに加盟しているスクールであれば

ライセンスを取得することができるそうです。

 

2年前は、市橋さんたちが加盟している団体には20校ほどの

スクールしかなかったそうですが、今は130~140校まで増えています。

 

市橋さんたちの協会では、すでに全国で3000人以上の方が

ライセンスを取得しています。

 

一方で、ドローンメーカーが独自に開いている

お手軽な講習で学ぶこともできます。

 

ドローンの操縦

まずは楽しむために、おもちゃのような“トイドローン”を家の中で、

操縦して慣れるといいそうです。

 

そして安心、安全に飛ばすためにスクールで学びましょう。

 

まずは、上昇下降、前進後退、四角回すといった基本操作から学び、

最終的にはカメラの操作まで学んでいきます。

 

今は初心者でも簡単に飛ばすことができるドローンが開発されていて、

手振りだけで、上昇、下降するモノもあるそうです。

 

ドローンに付いているカメラが人間の動きを判断するといった

機能もあるそうです。

 

また“GPS機能”(指示の通りに飛行する)、“姿勢制御機能”(常に機体を水平に保つ)、

“障害物検知機能”(障害物に近づくと止まる)なども備わっているので、

安全な場所を飛ぶようになっています。

 

法律はどうなっている?

首相官邸にドローンが落下したことをきっかけに、

法改正が行われました。

禁止事項があります。

 

例えば、“夜間飛行”は禁止です。

“目視できない範囲”での飛行は禁止です。

 

その他、人やモノとの“距離を30m”空けなければならなかったり、

“お祭り”“縁日”など催し場所では飛ばせません。

 

また、“危険物”(爆発物、凶器、火薬)の“輸送”

ドローンから“モノを落とす”ことも禁止されています。

 

授業内容は?

日本ドローンアカデミーでは、初日にドローンの歴史や構造、法律、気象、

安全運航管理などを学び、2日目から5日目まで実際に実技を学ぶそうです。

 

2日目は、屋内でGPS機能を切って、ラジコン操作による

操縦スキルを身につけます。

 

3日目からは、屋外で、GPS機能をオンにして、通常&高度飛行、

リターンtoホーム(危険を感じて戻ってくる)、自動航行、

カメラ操作などを学ぶそうです。

 

という具合に、5日間の講習で、ライセンスを取得することができます。

 

また東京では、2パイロット制といって、

機体の操縦と、カメラ操作をそれぞれ分担して担当する練習も行っているそうです。

 

スクール卒業生は?

日本ドローンアカデミーの生徒さんの8割は仕事目的だそうです。

 

その半分は、会社から請われてライセンスを取得しに来ているそうです。

 

ある電力会社の方は、火力発電の煙突を検査するために、

スクールに通ってきたそうです。

 

人間では行かれない場所の検査を行うために、

ドローンの操縦を必要とされる場面が増えているようです。

 

残り2割の生徒さんは、自分で空撮などをしてみたいという方々だそうです。

 

操縦に向いている人は?

手先の器用さも大事ですが、最近は機能が進化しているので、

むしろいかにして安全に飛ばすことができるか、

瞬時に判断できる人が向いているそうです。

 

仕事にするには?

まずは、ライセンスを取得し、様々な飛行を練習しましょう。

 

分野によって身につかなければならない技術が違ってくるので、

仕事に合わせたトレーニングや講習を受講しましょう。

 

例えば、空撮だとカメラを使っていかにキレイな映像を撮れるかがポイントです。

 

農薬散布をするには、農薬の知識や農散布用ドローンの操縦講習、

整備技術が必要になってきます。

 

また最近は東京都内や千葉でドローンを練習することができる

施設が増えているそうです。

 

かつて体育館や屋内プールだったところやフットサル場などが

ドローン練習場になっているそうです。

 

包括申請

請け負った仕事の度に申請をするのもいいですが、

全国のどの飛行制限空域でも飛ばせるように航空局に

あらかじめ申請しておける包括申請という制度もあるそうです。

 

申請書には、どんな機体を飛ばすのか、機体の種類を書く欄もあります。

 

航空局ですでに認定されているメーカーのドローンを申請します。

 

ドローンの違い

仕事によって操縦の仕方や使用する機体も違うそうです。

 

例えばモノを運ぶ場合は、その重さに対応できる大きさや重さが必要ですし、

羽の数も変わってきます。

 

保険は?

ドローンは落下する危険性もあるので、自動車のように

保険があるそうです。

 

ケガやモノの損壊に備えましょう。

 

天候は?

ドローンは電気のモーターを使用しているので雨に弱いです。

 

風はある程度の強さまで飛ばせるそうです。

 

ただ安全に飛行させるには、風速5メートルくらいだそうです。

 

中国がスゴイ!

現在、世界の市場では“中国”が先行しているそうです。

 

その中でも、2006年に創業したドローンメーカー“DJI”

世界シェア“7割”を占めています。

 

売上高はおよそ“1200億円”、従業員は全世界で“6000人”以上、

そのうちの半数を“技術者”が占めています。

 

日本で普及していくための課題は?

例えば、物流を行う際には、目で見えない空域でも飛行させることになります。

 

そういった際の法整備や、電源、バッテリーなどの技術面が今後の課題です。

 

≪今週の金のつぶやき≫

実際に、スタジオでトイドローンを市橋さんに操縦して頂きました。

 

おもちゃのようでありながら4Kカメラ搭載という本格派。

 

思いのままコントロールできるようになったら、楽しいでしょうね。

 

法整備や技術面など、クリアーしていかなければならない課題はありますが、

近い将来一家に一台、いやひとり一台、ドローンを操縦する日も来るのではないでしょうか?

 

再び、金つぶでもその進化の過程を取り上げていきたいと思います。

 

さて、先週夜中に迷子になりました。

 

酔っ払っていてどこにいるんだか分からない。

 

しかも次の日に、その迷子になったことすら忘れていました。

 

友人、知人のメール、LINEで「大丈夫か!?」のメッセージが残されおり、

かなり酔っていたこと、迷子になったことが発覚しました。

 

ドローンのリターンtoホームじゃないですけど、

酔って何か危険な目にあったときに、自動で家に帰って来ることは

できないものでしょうか?

 

いや、そんなベロンベロン状況の中でも、最終的にわたくし無事に自宅に辿り着き、

倒れていたので、案外ドローンならぬ、“ベローン”としては優秀なのかもしれません。

 

早く真っ当な人間のライセンスが欲しいです…。

 

次回4月13日は、第一生命経済研究所主席エコノミスト西濱徹さんをお迎えして

「国際社会の中の中国」をテーマにお送りします!

 

聞いてちょーだい!!

投稿者 : kintubu|2018年4月10日