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2019年4月8日

#206 4月5日放送分 トーク配信アプリ

今回のテーマは、

「トーク配信アプリとは?」でした!

 

誰もがパーソナリティになれる!?

“トーク配信アプリ”とは、誰でも簡単に自分のおしゃべりを配信できるサービスです。

 

つまり、自分がラジオ番組を構成し、ラジオパーソナリティになって

世の中に発信することができます。

 

自分の冠番組がいつでもどこでも出来てしまうということで、今注目を集めています。

 

ということで今回は、「もしあなたがラジオ番組をすることになったら、

どんなタイトル、内容にしますか?フリートークで何をしゃべりますか?

自分の声、トークに自信ありますか?」という質問をリスナーに投げかけ、座談会を行いました。

 

サービスも色々

“Podcast”は、Appleが提供を開始したサービスで、

世界でおよそ“2000万人”ものユーザーがいるとも言われています。

 

主にインフルエンサーや様々な分野の専門家の番組が多い“Voicy”は、

配信者、パーソナリティの“審査”を取り入れています。

 

審査を通った人のみが配信できるシステムです。

 

また、韓国発のラジオ配信アプリ“SPOON”は、スプーンというコインを購入して、

好きな配信者にいわゆる“投げ銭”をすることができます。

 

≪ゲストコーナー≫

Radiotalk代表取締役井上佳央里さんをお迎えして、

「トーク配信アプリ」についてお話を伺いました。

 

Radiotalkとは?

誰でも簡単に今すぐラジオ番組を作って、インターネット上に流せるサービスです。

 

徹底的に話すハードルを下げています。

 

話した後で「話さなければ良かった」という部分をカットしたり、声を変えることもできます。

 

話すことを恐がらずにできるアプリです。

 

音声のインスタグラムとも呼ばれています。

 

昔はテープを切り張りしてラジオ番組を制作していましたが、

Radiotalkは、ひと指し指だけで、簡単に番組を制作することができます。

 

きっかけは?

アイロンをかけているときに、「自分は何も成長していない」と思ったそうです。

 

そのときにラジオを流したところ、笑える時間になりました。

 

そこで、“ながら聞き”したら面白いということを伝えられるのではないかと思ったそうです。

 

“話す”ということから始めて、ラジオに興味を持ってくれる人がいるのではと考えました。

 

例えば、インスタグラムを始めたのをきかっけに写真の構図や撮り方を

意識するようになるのと同じです。

 

また、カラオケで歌うようになって、音楽に興味を持つようになったというのとも同じです。

 

自分が話すようになるからこそ、人の話にも興味を持つようになるのではと考えたそうです。

 

著作権はどうなっているの?

そのまま他人が作った音源を流すのは禁止です。

 

ただ、トークの中で歌詞を使ったり、一部のフレーズを歌うことは、申請さえすればできます。

 

“話す”ということに特化した理由

スマホは、長文を打ち込むには適していません。

 

井上さんがRadiotalkを企画している頃は、音声入力は

どちらかというと恥かしい行為と思われていたそうです。

 

しかし、アメリカでは音声入力がどんどん普及していました。

 

またスマートスピーカーの普及とともに、話して入力することが

インターフェイスとして最適であるという風潮になっていきます。

 

日頃から話すことを楽しいと思ってもらうことで、あがり症だったり、何かと緊張してしまう方も

そういった恐さを克服できるのではとも思ったそうです。

 

楽しい話の総量を増やしたいとも考えました。

 

ポッドキャスト

ここ数年、アメリカで爆発的な人気が出ています。

 

Radiotalkからポッドキャストにも配信することができます。

 

開発の苦労は?

2013年頃から、動画やVRが注目されています。

 

そういった中で「なんで敢えてヴィジュアルを取った方向なの?」

「劣化版なの?」と言われたそうです。

 

なかなか周囲に理解してもらえなかったそうです。

 

でも、人によっては他人のトークが面白く感じることがあるのではないかと考えたそうです。

 

「聞く」こと「話す」ことって楽しいと思ってもらえる機会をどんどん作っていきたいそうです。

 

素人の話って面白いの?

素人でも何かに詳しい人がいます。

 

その分野の話に興味があれば、その人のトークをずっと聞いていられます。

 

テキストとの違い

テキストは怒りに向いているインターフェイスだそうです。

よくツイッターの炎上などを見かけます。

 

一方、音声はストレス発散効果があり、今のところヘイトスピーチのような

他人を攻撃するような内容の番組はないそうです。

 

配信者はどんな人?

現在は、”18~24歳”の層が最も多いそうです。

 

中には、小学生や中学生もいます。

 

毎回、何百ものメッセージをもらう人気の配信者もいるそうです。

 

例えば、「上司と恋愛関係になってしまった新卒女子」などの番組があります。

 

最初とは違う

自分の配信した番組を聞き返す人が多いそうです。

 

漫画でも初期の頃と、時間を経た作品でキャラクターの絵柄が

若干違っているように、声のトーンも変わってくるそうです。

 

理想にどんどん近付いていくそうです。

 

聞いてもらうコツは?

リスナーを意識することが大事です。

 

ただ、井上さんは「誰も聞いてくれていなくてもOK」「失敗してもOK」という感じで、

まずはとにかく参加して欲しいそうです。

 

とにかく話してみるのが重要だそうです。

 

最初から人気番組を目指していた方はあまりいないそうです。

 

段々、認められるようになり、実際にラジオ番組に呼ばれた方もいます。

 

井上さんの番組

井上さんもお姉さんを婚活サバイバル番組「バチェラー」に応募させるという

番組を配信しています。

 

最初はお姉さんに無断で録音して、流していたそうです。

 

素がそのまま出ていたそうです。

 

こうした家族や友だちとの何気ない会話を後から聞くと、ニヤニヤしてしまいます。

 

かりんちゃんのトーク

出演している番組によって話す内容を変えているそうです。

 

乃木坂のファンが多く聞いている番組は、メンバーのことを意識して話しているそうです。

 

自分のことばかりでなく、幅広く興味を持ってもらえる話をなるべくしています。

 

ちなみに、かりんちゃんは甘えた声で生まれたかったそうです。

 

新しい試み!

好きな声をレコメンドする仕組みにも取り組んでいます。

 

機械学習などで、声の波形データを分析し、

リスナーがどんな声の番組をよく聞いているかを分類して

その人の好みの声、内容の番組をレコメンドしているそうです。

 

何を心掛ければいいの?

Radiotalkは、最大で12分間トークをすることができます。

 

冒頭でリスナーの心をつかむことが大事です。

 

また番組タイトルも重要です。

 

ただ、本質的には、話すことを楽しむことが一番です。

 

楽しめないと、継続することができません。

 

話すことは楽しい!

井上さんは元々トークが得意ではなかったそうです。

 

しかし、仕事で話さなければならない機械が増え、だんだんと話せるようになったそうです。

 

話せるようになると、楽しいという気持ちになってきます。

 

Radiotalkで配信している方も、元々話すのが得意という人はあまりいないそうです。

 

今後は?

人が誰にも打ち明けていない脳の中で考えていることを、

外に向けて発信できるように、背中を押していきたいそうです。

 

≪今週の金のつぶやき≫

アメリカの“Waving”は、気になる相手を顔ではなく、

“声”で判断するマッチングサービスです。

 

従来は、相手の顔写真が画面に表示されますが、Wavingでは録音された

相手のボイスメッセージが流れます。

 

ユーザーは相手の声を聞いて、自分の好みかどうか判断します。

 

お互いに惹かれあったユーザー同士は、その後メッセージのやり取りを進めていきます。

(以上、2018年5月10日 UNLEASH 参照)

 

スマートスピーカーの普及や、トーク配信アプリの存在からも分かるように、

今“声”を主体としたビジネスが注目されています。

 

自分の好みの声でニュース原稿や天気予報を読み上げてくれるサービスもあるそうです。

 

わたしたちがお届けてしているラジオ番組も含めて、

今後ボイスコンテンツは、どのように進化していくのでしょうか?

 

あなたはどう感じましたか?

 

次回4月12日は、ライターやきそばかおるさんをお迎えして、

「初対面の人とのコミュニケーション」をテーマにお送りします!

 

聞いてちょーだい!!

投稿者 : kintubu|2019年4月8日