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2019年6月2日

#214 5月31日放送分 冷凍食品②

今回のテーマは、

「冷凍食品パート2」でした!

 

好きな冷食は?

山崎さんはお弁当を作って、通学しているので、冷凍食品を利用することが多いそうです。

 

カットフルーツが重宝しているようです。

 

小島さんは、ハンバーグやお好み焼きといった冷食がお気に入りだそうです。

 

金つぶでは、2015年10月に一度「冷凍食品」を取り上げていますが、

あれからどんな進化を遂げているのでしょうか?

 

ということで今回は、「あなたが好きな冷凍食品は何ですか?

冷凍食品を使ったおススメのアレンジレシピありますか?」という質問を

リスナーに投げかけ、座談会を行いました。

 

利用する機会が増えている!

日本冷凍食品協会によりますと、2018年の冷凍食品の“国内消費量”は、

“289万3299トン”で、前年比で“1.3%”の増加で、“国民1人”あたり、“22.9㎏”となっています。

 

これは、いずれも過去最高を記録しています。

 

食品別の国内生産量を見てみると、昨年のベスト3は、

1位:“コロッケ” 2位:“うどん” 3位:“チャーハン”となっています。

 

この順位は3年連続で変わっていません。

 

ちなみに前回番組で紹介した2014年のデータでは、

1位:“うどん” 2位:“コロッケ” 3位:“ハンバーグ”となってしました。

 

また25歳以上の男女に、同協会がインターネットでアンケートをとったところ、

「冷凍食品をほとんど、あるいは全く使わない」という人の割合は、

男性は20.2%、女性は17.3%で、2016年の調査よりもそれぞれ減っており、

冷凍食品が家庭の食卓に浸透してきているようです。

(以上、4月30日 産経新聞 参照)

 

≪ゲストコーナー≫

日本冷凍食品協会広報部長三浦佳子さんをお迎えして、

「冷凍食品」について、お話を伺いました。

 

三浦さんは、金つぶ3度目の登場です!

 

あれからどう変わった?

3年半前と比べて、種類が増えて、消費量も伸びています。

 

冷凍食品は市場のニーズに合わせて、わたしたちが食べたいと思ったメニューを

すぐに商品化しているそうです。

 

世の中のヒットやブームに敏感に対応しています。

 

主食としてのおかず、夜食として少しだけ食べたいときなど

どんなシーンでも対応できる商品があります。

 

また、コンビニやドラッグストアでも、手に入れることができます。

 

なぜ安心、安全か?

食中毒防止は、菌を付けない”“増やさない”“やっつける”というのが基本です。

 

冷凍食品は、厳しい規格基準で作られているため、菌がつかないそうです。

 

冷凍食品は、食品の細胞を壊さないように、“-30~-40℃”という超低温で、

“急速凍結”しているので、採れたて、作りたてを再現することができます。

 

栄養価もほぼそのままです。

 

旬の短い野菜や、採れる地域が限られているものを冷食はカバーすることができます。

 

現在、-12℃以下で、動くあるいは増える菌というのは、発見されていないそうです。

 

-18℃という数字

製造された冷食は、-25℃の倉庫で管理され、-20℃のトラックで輸送されます。

そして-22℃のスーパーの冷凍庫で売りに出され、-18℃の家庭の冷凍庫に入ります。

 

“-18℃”という温度は、世界共通の規格です。

 

-18℃以下で保存していれば、腐敗や食中毒の原因となる細菌が活動できません。

 

保存料は?

凍結=保存ということで、保存料の必要がありません。

 

ですから保存料は入っていないのです。

 

冷食の管理

冷蔵庫は冷気が回るように、スカスカの状態でも大丈夫ですが、

冷凍庫は、逆にギューギューに詰めておく方が良いそうです。

 

冷凍食品は、“温度変化”によってダメージを受けます。

 

冷凍庫の扉を開けると、温かい空気が入り込んでしまうので、温度変化が起こってしまいます。

 

隙間があると、その空気がどんどん入り込んでいきます。

 

それによって、-18℃という”命の温度”が保てなくなってしまうのです。

 

ですから、なるべく隙間のないように、ギューギューに詰めて、

お互いが冷やし合うような状態にしておくのがベストです。

 

だいたい8~9割商品が入っているのが良いそうです。

 

ただ、そこまで冷食を入れていないという方は、

ペットボトルに水を入れて凍らせておくのも良いそうです。

 

冷食の代わりにもなりますし、熱中症対策にも利用することができます。

 

また、冷凍庫の引き出しに、”新聞紙”を一枚かぶせておくのも良いそうです。

 

冷気が逃げません。

 

トレンドは?

チャーハン戦争”と呼ばれる程、各社がチャーハンに力を入れています。

 

パラパラなチャーハンは当たり前の時代になっています。

 

有名なシェフが行っている工程をコンピューター化しているそうです。

 

煽り炒めは、空気を入れるため、それを再現できるような釜を

億単位の費用をかけて開発しているそうです。

 

いつでもどこでも

例えば、名店のメニューを味わいたくても、誰もが口にすることはできません。

 

冷凍食品は、そうしたお店やシェフとコラボレーションすることで、

いつでも、どこでも、手軽にその味を再現できるのです。

 

冷凍食品の消費量は、イギリスやフランスに劣りますが、

日本は味に関してはナンバー1と言えるそうです。

 

試食タイム!        

三浦さんに持ってきて頂いた、冷凍食品を試食しました。

 

お好み焼き、シューマイ、サラダチキン、ブルーベリーを頂きました。

 

お好み焼きのカリカリした部分は、ちゃんと計算されて作られています。

 

今回試食したシューマイは、大きくて夕飯のおかずとしても人気があるそうです。

 

こうした肉厚ガブっと系がトレンドのようです。

 

チャーハンも量が600gもあるものがあって、ボリューム満点の商品が出ています。

 

サラダチキンは、食べやすい大きさに切れているので便利です。

 

自然解凍でも大丈夫なので、朝凍ったままお弁当箱に入れておくと、

昼時にちょうど食べ頃になっています。

 

冷凍食品は、バーベキューのときなども利用することができます。

 

例えば、凍ったサラダチキンや枝豆を持っていけば、他のモノを冷やすこともできます。

 

ブルーベリーは、ほどよく冷えていて、食感も良く、

山崎さんはヨーグルトに入れて食べているそうです。

 

喫茶店や食べ放題のケーキなどは、冷凍のフルーツが使われることが多いそうです。

 

冷食をストックしておこう!

台風などの天候が荒れた場合、買い物に出かけられません。

 

そうしたときに、冷凍食品は便利です。

 

普段からストックしておけば、そうしたときに助かります。

 

主食、副食、デザートまで揃っています。

 

手抜きではない!

冷凍食品をお弁当に使うことで、「手抜き」と感じる方もいるかと思います。

 

しかし、冷凍食品は完成するまでに、手間がかけられています。

 

ですから、手抜きではなく、“手間抜き”だそうです。

 

注意点は?

食べる寸前まで、-18℃を保ちましょう!

 

凍ったまま表示通りに、調理するのが基本です。

 

そうすることで、作りたてのメニューが味わえます。

 

ただ、電子レンジが古くなっていると、表示の時間で温まらない場合があります。

 

そういうときは、10秒ごとに、少しずつ温めていくのが良いそうです。

 

また、中途半端に冷凍庫から出しておき、少し解凍させ、

それを電子レンジで温めることは絶対にNGです。

 

自然解凍品も凍ったまま、お弁当箱に入れましょう!

 

2時間ほどで解凍するそうです。

 

解凍してまた冷凍は?

冷凍食品は1度溶けてしまうと、ただの食品です。

 

家庭の冷凍庫で凍らせたモノは、凍っていても冷凍食品とは呼べません。

 

家庭の冷凍庫は、急速ではなく、ゆっくりと凍らせることしかできないので、

おいしさを保つことができないからです。

 

ですから、1度解凍された食品は、冷凍せずに、その日のうちに食べてしまいましょう。

 

賞味期限は?

冷凍食品の賞味期限は1年あるそうです。

 

しかし、家庭の冷凍庫は開け閉めが頻繁にあるので、温度変化が起きやすい状態です。

 

そのため、だいたい”3ヵ月”くらいで食べるのが良いそうです。

 

また、自分で炊いたご飯を冷凍した場合は、なるべく1~2週間のうちに

食べるのが良いそうです。

 

山崎さんは、いつ凍らせたか分かるように、ラップにラベルを貼っています。

 

何でもある冷凍食品

カリフラーをごはんのようにした“カリフラ”が流行っているそうです。

 

ごはんをカサ増しすることができ、繊維質も採れるので、健康志向の方に良いそうです。

 

山芋のとろろや、大根おろし、おくら、豆腐、アボガドのダイスカットなどもあります。

 

アレンジレシピ!

三浦さんは、食欲のないときなどは、ピラフにミルクを混ぜて、

電子レンジで温めて、卵を落として食べているそうです。

 

洋風おじやのような感じで、食欲がないときでも、

手軽にタンパク質を採ることができるそうです。

 

冷凍のミックス野菜と家にある食材を合わせて調理するだけで、アレンジレシピが作れます。

 

アレンジレシピが気になる方は、“冷食ONLINE”を是非参考にしてみてください!

 

≪今週の金のつぶやき≫

冷凍技術がなかった江戸時代、氷は江戸幕府への“献上品”として、

日本海地方から運ばれていました。

 

毎年7月になると、加賀藩では4人1組の大名飛脚が、

笹の葉で何重にもくるんだ氷を桐箱に入れて担ぎ、

金沢城から江戸までのおよそ480㎞を昼夜問わず運んでいました。

 

江戸幕府へ届けられるこの氷を、江戸庶民は“お氷さまのお通り”と言っていました。

 

ただし、この氷は将軍が食べたり、何かを冷やすといったことに使われるのではなく、

幕府に対する藩の忠誠を確かめるための形式的な行事だったようです。

 

将軍に差しだされる氷は少量で、そのことからも江戸の庶民にとって、

夏の氷は夢のまた夢の存在でした。

 

そんな加賀藩の氷献上には、こんな川柳が歌われています。

『こころざし 水にせぬうち おすそ分け』

(以上、2012年7月27日 JP PRESS 参照)

 

技術の進歩ともに、わたしたちの食事もおいしく、便利で、

個々の好みに合った料理が味わえるようになっています。

 

その一方で、本来食べられるはずの食品が廃棄される“食品ロス”

世界で大きな問題となっています。

 

毎日、食品を口にできることを感謝しながら、

無駄のない食生活を心掛けたいですね。

 

あなたはどう感じましたか?

 

次回6月7日は、一般社団法人日本クイズ協会代表理事

齊藤嘉徳さんをお迎えして、「クイズ」をテーマにお送りします!

 

聞いてちょーだい!!

投稿者 : kintubu|2019年6月2日