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2019年8月19日

#224 8月16日放送分 モテる男子とは?

今回のテーマは、

「モテる男の条件とは?」でした!

 

モテたい!

いつの時代も男女ともに「モテたい!」という思いは、共通した思いではないでしょうか?

 

モテたい!誰かに認められたい!頼りにされたい!という気持ちは、

誰もが大なり小なり持っていることかと思います。

 

若い男性の何かをがんばる原動力は、

ほぼ「女の子にモテたい!」という思いではないでしょうか?

 

しかし、モテたい!と思って努力しているのに、

なぜか空回りをしてしまうという方も少なくないですよね。

 

特に男性は、女性の心の奥底を汲み取らずに、

一方的に、自分の価値観を何かと押し付けがちです。

 

彼女や奥さんは話を聞いて欲しいだけなのに、やたら自分の話を挟んだり、

見当違いのアドバイスを良かれと思ってしてしまう男性の方いませんか?

 

男がモテる条件とは、男らしさか、やさしさか、それとも経済力なんでしょうか?

 

ということで今回は「モテる男性の条件って何だと思いますか?

あなたの周りにいるモテ男子ってどんな人ですか?」という質問を投げかけ、

座談会を行いました。

 

3高から4低へ

かつては、女性が結婚相手に求める条件といえば、

“高身長”“高学歴”“高収入”“3高”でした。

 

現在、女性が結婚相手に求める条件は“4低”だそうです。

 

4低とは、“低姿勢”“低依存”“低リスク”“低燃費”のことです。

 

低姿勢とは、「家族に威張らない」といったやさしさが求められています。

 

低依存は、家事、育児を女性に依存しないことです。

イクメンという言葉があるように、家事、育児も分担の時代というあらわれですね。

 

低リスクとは、相手が失業やリストラなどのリスクが少ないことを指します。

 

そして、低燃費とは無駄なお金を使わない男性だそうです。

(以上、3月22日 日経MJ 参照)

 

≪ゲストコーナー≫

評論同人作家手条萌さんをお迎えして、「平成の男子」についてお話を伺いました。

 

評論同人作家とは?

手条さんは、同人誌を自費出版で販売しています。

 

主に評論を掲載しているそうです。

 

これまで、カレーのお店のレビューやレトルトカレーのレビューといった

内容のものを世に出してきています。

 

先日、来場者数が過去最高となったコミックマーケットにも参加したそうです。

 

平成の時代とは?

90年代の世紀末感、閉そく感、ゼロ年代の自己責任論など、

社会的にはシビアなムードが流れていた時代だったそうです。

 

その後、2010年代は、SNSなどのコミュニケーションが風穴を開け、

不完全さを愛することができるようになった時代になったそうです。

 

例えば、イケメンではなく、クセのある男子も愛されるようになったのです。

 

不完全さを愛する

これまでメディアの中心にしたのは、芸能人やスターでした。

 

顔がカッコいいというのが絶対的条件でした。

 

しかし、平成ではその人自身のキャラクターや特徴が愛されるようになったそうです。

 

“Youtuber”“インフルエンサー”などがそうです。

 

身近な存在に支持が集まるようになりました。

 

それは自分との関係を重視する傾向にあるからだと、手条さんは分析しています。

 

女性たちは、一緒にいて楽しい、関わっていて楽しいということを

重視にするようになったそうです。

 

平成男子の変化は?

90年代に“イケメン”という言葉が登場したそうです。

 

それによって、男性はイケメンか?イケメンじゃないか?と

女性からフランクに評価され、半ば振り回されていたそうです。

 

一方で、3高的な、見た目や収入などの社会的スペックだけの評価から引き剥がされ、

キャラクター性を含めて評価されるようになったそうです。

 

モテるために、がんばる余地ができたのです。

 

理想とする男性像は?

何か光るものを持っていたり、一緒にいて楽しいということが

女性が求める理想の男性像に変わっていったそうです。

 

例えば、バーベキューに関して詳しいなどの専門性や

面白い、気遣いができるなどが、モテる要素になっていったそうです。

 

距離感を見誤らない人がいいそうです。

 

女性が結婚を考える場合、いくらイケメンでお金をたくさん稼げる男性でも、

自分と合わないと意味がないと思うようになっているそうです。

 

女性も社会に出て働くことが当たり前になっているので、

価値観重視の傾向になっています。

 

溺愛系男子が求められている!?

3高的要素プラス、自分を甘やかしてくる男性がモテるそうです。

 

家事をしてくれたり、気をつかってくれる男性です。

 

J-POPで見る変化

95年に発売された“Mr.children””シーソーゲーム”の歌詞では、

『友人の評価はイマイチでも、She so cute』と見た目について言及しています。

 

一方、それから20年経った2015年発売の“NMB48””ドリアン少年”では、

一般的にカッコ良くない見た目の男の子をクセのあるフルーツ・ドリアンに例えて、

「それでもわたしは彼が好きだ」というような歌詞になっています。

 

これは、見た目について言及したうえで、「見た目は重視しない、

それよりもキャラクターと自分との関係性を重視する」ということを歌っています。

 

平成の恋愛とは?

平成は“脱恋愛の時代”だったそうです。

90年代は、まだバブル的恋愛の時代でした。

 

ゼロ年代以降は、主にネットカルチャーでは、

脱恋愛と呼べるような、“アンチリア充カルチャー”が台頭してきたそうです。

 

例えば、“バレンタイン粉砕デモ”“クリスマス終了のお知らせ”などがそうでした。

 

みんなで共感の時代

恋人同士で過ごすクリスマスよりも、みんなで「ウェイ、ウェイ」と騒ぐ

ハロウィンのようなイベントが重視されるようになっているそうです。

 

手条さんは、こうした現象を“ラブからウェイへ”と呼んでいます。

 

ちなみに、ハロウィンは仮装やコスプレをするので、

自分の顔を晒す必要もなく、イケメンかどうかは関係ありません。

 

みんなで一緒に楽しむという共感性の時代になったそうです。

 

非現実と現実

女性にとって、“高スペックな男子”は現実の恋愛ではなく、

“漫画”“アニメ”などのフィクションの世界で求めるようになったそうです。

 

女性たちは、現実の男性にそれを求めるのは失礼だと気付いたのです。

 

現実ではなく、フィクションに夢をみる傾向があるようです。

 

非現実のキャラクターと、現実の彼氏、それぞれ求めるものが別だそうです。

 

一般人の中にも推しメン!?

恋愛感情ではなく、“応援したい”気持ちが“推す”というカタチになっているそうです。

 

「営業部の○○さん推し」のように、アイドルとファン以外の場でも、

推す、推されるという関係があるそうです。

 

自分とは恋愛関係にならないという覚悟がある新しい関係です。

 

コミュニケーション能力は大事?

コミュ力とは“ペラペラしゃべれること”と思われていますが、

全くそんなことはないそうです。

 

つつがなくしゃべれなくても、誠実に自分の考えを伝えることができれば、

SNSなどツールはそろっているので、相手に想いを届けることはできます。

 

“ハッシュタグ的交流”が盛んな時代なので、自分と似た価値観の人や

違う価値観でも面白く伝える人と繋がりやすくなっています。

 

どんどん多くの人と交流し、多くの価値観をインストールしていけば、

生きづらさを克服するヒントに出会うことができます。

 

令和時代のモテ条件とは?

自分の身近で、信条や想いを伝えてくれる人が男女問わず、人気が出るそうです。

 

誠実さが必要です。

 

8月19日に、手条さんの「平成男子論 僕のエッジと君の自意識。」

彩流社から発売されます。

 

今夜のお話で、興味を持った方は是非チェックしてみてください!

 

≪今週の金のつぶやき≫

今年は、国民的人気の映画“男はつらいよ”第一作が公開されて、

50年という記念の年に当たります。

 

お人よしで、おせっかい、そして惚れっぽいけど、恋に不器用な渥美清さん演じる

主人公・車寅次郎こと寅さんは、作品の中で数々の名言を残しています。

 

中でも、恋に関する名言というと…

 

『今度あの娘に会ったら、こんな話をしよう、あんな話をしよう、そう思って

ウチを出るんだよ。いざその娘の前に座ると、ぜーんぶ忘れちゃうんだね。

バカみてーに黙りこくってんだよ。そんなてめえの姿が情けなくて、

こー涙がこぼれそうになるんだよ。な、女に惚れている男の気持ちって、そういうもんなんだぞ』

 

さも分かったように語っておりますが、寅さんは毎度ヒロインに惚れて、

いい仲になるもフラれるというのが定番です。

 

それでも、めげずに再び旅に出て、恋をします。

 

不格好、不器用、若干のロマンチスト…時代遅れの振舞いや考え方ではありますが

もうしかするとこうした純粋な心意気こそ、モテる男に必要な   要素かもしれません。

 

寅さんを演じた渥美清さんは、1996年に亡くなっていますが、今年の年末には、

およそ22年ぶりとなる新作『男はつらいよ お帰り 寅さん』が上映される予定です。

 

山田洋二監督は、どんな演出で、寅さんを復活させるのか?

 

楽しみですね!

 

ということで、今回はこの辺でお開きってことにしましょう!

 

次回8月23日は、みずほ総合研究所主任エコノミスト宮嶋貴之さんをお迎えして

「プレミアム・フライデー」をテーマにお送りします!

 

聞いてちょーだい!!

投稿者 : kintubu|2019年8月19日